山の精霊 | ぼくは占い師じゃない

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易のブログ……だったのですが、最近は白橋 升としての創作活動「遊星出版」の話題や日常雑記を綴っています。遊星出版のサイト(Googlesite)で作品を紹介しています。活動や作品の紹介はこちら(遊星出版公式サイト)→https://sites.google.com/view/yuusei-press

山というほどではないが近所に雑木林がある。

その雑木林の中にコンクリでできた古い階段がある。かつては浜辺に降りるための階段だったろう。

階段の先に広がるのは、クルマの多い国道と林立する集合住宅で、工場に取り囲まれた浜辺は遙か遠くへ押しやられてしまっている。

階段の途中に新しい男物の革靴が一足置かれていた。


だれがなぜ、そこにそんなものを残したのか。理由はよくわからない。


よくわからない理由は占ってみるに限る。
かみさんに頼んで「小槌乃神秘」にお伺いを立ててもらう。

この占術、ぼくがやるとサッパリだからである。

曰く、『山神様の祟りがあります』。


翌日、同じ所に行ってみたら依然、靴はそこに。


 

ありえないことではないが、ふだんはあまりないこと。
祟りという表現にはなっているが、精霊の悪戯だと思うことにした。