ヨドバシで、ウチにしては高い買い物をした。
ぼくじゃなくて、かみさんの用事である。
ヨドバシはd払いとか、PayPayとかは使えないけど、自社ポイントの割合がすごくよくて、かみさんの買い物でゲットしたポイントで、ちょっと気になってたプラモを買った。
マジでホコリを被っていた道具をひっぱりだして、ただ組むだけなら30分で済むキットを、心ゆくまで時間をかけて作ってみた。
と書けば聞こえはいいが、要はビンボー症なのである。
あ~、もったいない、もったいない、早く作ったらもったいない、高かったんだから(2970円)……

【メタリックカラーは粒子が粗いので存外手間がかかる】

【GOLDFISH(IMAGINARY DEVICE)】
仕上げに吹くトップコートにも、今は退色を防ぐUVカット(軽減)素材が入ってる。すごいな~、知らなかった。
ぼくがガキの頃とちがって、プラモ造りは贅沢趣味である。
松岡ミチヒロ氏によるこの作品も、プラモというより、もはやアートピースだ。

【箱も凝っている】
洋菓子の箱みたいなパッケージには詩が書かれていた。
わざわざ自分で手を汚さなくても、素晴らしい完成品がふつうに売っている時代だ。プラモ造りの代行業者さんもいる。
あらゆることがボタン1つで済むようになると、今度は、誰か代わりにボタン押してくれ~と、いいたくなるのが人というものだ。
でもさ。
自分の人生は、業者さんやAIには投げられない。
幸い、目も手もまだ使えそうだ。
追記:
パッケージの詩は機械金魚のカウルに印刷されている詩。
THE RED SCALES OF THE GOLDFISH BELIEVE THE LONELY COLOR OF ITS EYES.
(15502:GOLDFISHの赤い鱗は、その瞳の孤独な色を信じている。)
THE CHERRY BLOSSOMS BURST INTO FLOWER, BUT I PLUNGE WITH MY SORROW INTO GRIEF'S ABYSS.
(桜の花は一斉に咲き誇るが、私は自らの悲しみとともに、絶望の淵へと沈潜する。)
※一次訳:Gemini、修正:iching
この詩のキモは二連目の「私」がいったいだれなのか?
……だと思いますが、いかがでしょう。