オフクロが他界した後に読んだ本ですが、こんなのがあります。
「サイン - 宇宙のシークレットランゲージの法則」
ローラ・リン・ジャクソン著
田元明日菜訳
ヒカルランド2022
500ページ以上の大部の本ですが、内容は死者からのメッセージを受け取る方法と、その豊富な実例です。
といっても、耳元で言葉が聞こえてくるわけではなくて(そういうケースもあるようですが)、たいがいは日常生活の中で経験する些細なイベントです。
この本を読んでから、かなり具体的にオフクロからの「サイン」を受け取るようになりました。
その「サイン」はオフクロと自分との間の「取り決め」みたいなものだったのですが、おもしろいのは、特にこの本を読んでいないし、「取り決め」のことも知らなかった妹に「サイン」の話をしたら、妹も「サイン」を受け取るようになった、ということです。
なんとなくは感じてはいたんですが、他界するというのは、文字通り他界するわけで、その人が完全に消滅してしまうわけではないようです。
死んだときの記憶はないので想像になりますが、自分/個人としての在り方……感覚や存在様式が、生きて活動している時とはちがってきて、境界は曖昧に、範囲は大きく、そして拡散していくように全体の「流れ」に溶け込んでいくのではないか、そうかといってそれは、その人が「いなく」なるわけではなく、「その人」といわれる範囲が、バイブスが、有り様が、変化するのではないかと、今はそんなふうに思っています。
もうひとつおもしろいのは、オフクロより5年ほど先に他界したオヤジの方はナシのつぶてで、まったくそのような兆候すらありません。
オフクロの方も「サイン」をよこす頻度がかなり減って、最近はそういうことはほとんどありません。
個としての範囲が拡散していく……
おそらくは肉体を離れたあとの時間が関係しているのか、あるいは、お互いに「もういいでしょう」ということなのかもしれません。
