六十四卦夜話 | ぼくは占い師じゃない

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易経という中国の古典、ウラナイの書を使いやすく再解釈して私家版・易経をつくろう! というブログ……だったんですが、最近はネタ切れで迷走中。

このブログの記事と絵をまとめた本を作りました。

易の本です。

原文を書写しながら本文を書くのに4年(Essence of Iching)。

各卦に絵をつけましたが、この六十四枚の絵を描くのにその前の4年(六十四卦雑想)かかっています。

もちろん、ずっとそればかりやっていたわけではなく、期間としてということですが、その期間のちょっと前に義父が逝き、絵を描き始めてから父が逝き、経文の書写を始めてから母が逝き、義母が逝き、頼りにしていた先輩も逝ってしまいましたが、まあこれは……私事。

文と絵はこのブログに載っていますので、内容をご確認されたい向きは上記テーマのリンクからアーカイブをたどっていただければ幸いです。

テストショットができあがってきました。


【う~ん隷書体を使うと右から読みたくなるな】

290ページ余のボリューム。

厚さ約2センチ弱。

厚めの文庫本ですが余白が多いので読むのに苦労はしないと思います。中には短い詩で終わっちゃってるセクションもあります。


【汝、余白をおそれることなかれ】

本文は、ほぼ、「Essence of Iching」のテーマで書いていたエッセイのまま。
冒頭に数ページの「おことわり」「占いのやり方」と称するイントロと、最後に資料的な「補遺」と「あとがき」がついています。

とまあ、なんでもない構成の本ですが、実はいまだにちょっと悩んでいます。

この本いったいなんの本?

ぼくは占い師ではありません。
だもんで、少なくともこれは易の指南書じゃあない。
「術」を指南できるスキルも経験もないからです。

じゃ、なんなの?
これで占えるの?

占えるとは思います。

各セクションは、キーワードと絵、エッセイと 書写した原文から成っています。「占いのやり方」の説明に従ってサイコロをふれば、なんらか言葉とイメージは出てきます。


【キーワードと絵。剥卦】


そこから回答を導いても別にいいわけでして。

くわしくは「あとがき」に書きましたが、ぼくの易の先生は「最終的にはこの原文だけ見て占えるように」とおっしゃいました。


だから、読み下し文も、現代語訳もありません。
そいつらがあると、いつまでたってもそっちの方をみてしまうからです。

ついでにいうなら、彖伝も象伝もありません。卦の順番を除く、原文が周易以前のものだからです。


じゃあ純粋に、書写した原文だけでもいい……のですが、それじゃマジ、自分専用の覚え書きになってしまいます。

そこで、読み物としても楽しんでいただけるように、各易卦について自分が抱いている「イメージ」を絵や文にしてつけたと。

タイトルは「六十四卦夜話」としました。

鏡リュウジさんの著作、「占星術夜話」(関連記事→)のタイトルをパク……あ、いや、参考にしてつけたタイトルですが、「夜話」を広辞苑で引いてみると、こんなことが書いてあります。

「夜間にする談話。またはそれを筆記した書物。よばなし。転じて肩のこらない、軽い話」

あ、これいいな、と思いました。

そうなんだ、そういうことなんです。

易に絡んだ六十四本の軽いエッセイだと思っていただければ……

内容に特にモンダイがなければ、次回文フリにでも持って行ければと思います。お口に合うかどうかは、現物にてお確かめいただければ幸甚です。

サイコロつけます(予定)。

PS.
文学フリマ大阪13、抽選はナシになり、出店申込者全員出店OKとなりましたので、遊星出版も出店できることになりました。1500ブースだそうです(出版不況は文フリにはカンケーないみたい)。また後日お知らせします。