対峙臨む。 [相対|あいたい]する。 ☆ 原文卦名は「臨」一文字。 「対峙」とすると、「睨み合う」ようなニュアンスが含まれる。 しかし、そこはちょっとちがうかもしれない。 ぎりぎりの境「界」と向き合う、臨界。 病「床」の患者さんと向き合う、臨床。 ここぞという「時」に向き合う、臨時。 千載一遇の「機」会に向き合う、臨機。 自分の「中心」に近づく。 それはまるで、大きく暗い休火山の火口のような穴の淵に立つようでもある。 巨大な穴に「臨む」。