対峙 | ぼくは占い師じゃない

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易経という中国の古典、ウラナイの書を使いやすく再解釈して私家版・易経をつくろう! というブログ……だったんですが、最近はネタ切れで迷走中。

臨む。
[相対|あいたい]する。

   ☆

原文卦名は「臨」一文字。


「対峙」とすると、「睨み合う」ようなニュアンスが含まれる。
しかし、そこはちょっとちがうかもしれない。

ぎりぎりの境「界」と向き合う、臨界。
病「床」の患者さんと向き合う、臨床。
ここぞという「時」に向き合う、臨時。
千載一遇の「機」会に向き合う、臨機。

自分の「中心」に近づく。

それはまるで、大きく暗い休火山の火口のような穴の淵に立つようでもある。

巨大な穴に「臨む」。