風を観るもの | ぼくは占い師じゃない

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易経という中国の古典、ウラナイの書を使いやすく再解釈して私家版・易経をつくろう! というブログ……だったんですが、最近はネタ切れで迷走中。

「六十四卦雑想」。
お話の本体はすでに終わっています。

せっかく六十四卦に対応した自分なりのイメージを描いたので、PDFにまとめてみました。

このPDFと使用説明書(これもPDFファイルです)への直接リンクを、ブログトップのメッセージ・ボードに追加しましたので、よろしければご笑覧ください。

ファイルサイズが大きいので開くのに少々時間がかかるかもしれません。

他の易システム関連PDF同様、無料です。
閲覧、複製、配布、自由です。

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この「六十四卦雑想」で描いてきたイメージをまとめたものに「WINDWATCHER(風を観るもの)」というタイトルをつけました。

陰と陽は、この宇宙を成り立たせている基盤に生じた気圧差のようなもので、風はその間を流れる。

その風の動きを読むためのツールといった意味合いです。

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各「易タングル(ゼンタングル)」は、B5サイズ(小さいレポート用紙の大きさ)の上半分に収まるようにまとめてあります。

このサイズにした目的は、半分に切ってB6サイズの「カード」にして使うためです。

B6というサイズは「カード」と呼ぶには大きすぎると思われるかもしれませんが、大昔にはやった「情報カード」、いわゆる「京大カード」のサイズで、余白にいろいろ書き込んで使うことを意図したものです。

大きい文具店などでは、情報カードをあつかっているところもまだあるようです。
カードフォルダなどもB6サイズのものをそのまま流用することができます。

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厚手のB5の紙に「WINDWATCHER」を半分のページ数分だけ印刷します。

この段階では各ページの下半分は空いていますので、このスペースに、もう半分を、再度方向を変えて印刷します。

できあがったB5ドキュメントの各ページを真ん中から裁断してB6のカードを作れば、紙も無駄にならないですみます。

具体的なカードの使い方については「WINDWATCHER」のマニュアル(数ページのものです)を参照してください。

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もともと、このカードは個人的に使用するために作ったものです。

ですので「マニュアル」といっても必要最低限のことしか書いていません。
「易」についてある程度わかっていることが前提になります。

描かれているイメージは、ぼく自身の、各卦に対応した(個人的な)イメージですので、違和感を覚える方もいらっしゃるかもしれません。

いったん描いてしまうと、イメージは紙の上に固定されます。
占術のシンボルとしての大成卦のイメージは本来、諸条件によって動的に変化していくものだとも思います。

「WINDWATCHER」をご利用になる場合は、以上の点をふまえてご利用ください。

よろしくお願いいたします。