11月の話ですが、「ゼンタングル」のワークショップに行って来ました。
「ゼンタングル」を知ったのは、さらにそのひと月前くらいの10月のこと。
パソコンで、ぼけ~っとマンダラぬり絵のページをみていて、ただのぬり絵だけじゃつまんないなあ、自分でなんか描けないかなあなどと思いつつ、ネットをふらふらしていたら「ゼンタングル」っていうのを見つけました。
その時点ではなんかおもしろそうだな、って程度だったんですが、だんだん気になりだして、帰るころには、丸善に寄ってゼンタングルの本を二冊ほど買い込んでしまうくらいになってました。
見よう見まねで描いてはみたものの、なんかイマイチ。
おまけになんか肩に力が入っちゃって、肩甲骨のあたりが痛くなってくるし。
【我流ゼンタングル】
やっぱりこういうのは一度でも、ちゃんと人から教わらんとあかんのとちゃうやろか、と思っていたら、さとういずみさんという先生が主催されるワークショップが11月にあるということで早速申し込んじゃいました。
この先生はゼンタングル公認の先生(CZT(サーティファイド・ゼンタングル・ティーチャー))で、普段はアメリカにお住まいなので日本では決まった期間だけWSをやっている……ということで、タイミング的にも丁度よかったわけです。
こんな本↓も出されています。
「はじめてのゼンタングル」
さとういずみ 著
自由国民社 (2014/12/20)
ゼンタングルは、タイルと呼ばれる9cm四方程度の画用紙に鉛筆で境界線を引き、その間をパターンとよばれる模様で埋めていく手仕事です。
できたものを他人と比較したり、技を磨くというより、その手仕事そのものが目的で、描くという行為が一種の瞑想として位置づけられています。
どういう境界線を引くか、どういうパターンを使うか、特に決まりはありません。
上下もありません。
マチガイはありません。
正解もありません。
なので、
消しゴムは使いません。
消しゴムは使いません。
ないないづくしです。
すべて一発勝負。
【WSでのゼンタングルと宿題のゼンタングル】
上の写真で左上がWS当日描いたもので残りの4枚が宿題として後から描いたものです。
まじめに宿題をやると同じパターンを何度か描くことになります。
最初は、な~んだ決められたパターンを描くだけかあ、なんて思っていましたが、同じパターンを描いてもそのたびごとに表情は変わり、アレンジも加わって同じにはなりません。
つまり、決して同じものは描けないのです。
これが優劣や比較と無縁である大きな理由になっているのだと思います。
いくつあるかは知りませんが、オフィシャルなパターンはダテにオフィシャルではないようで、冒頭の「我流ゼンタングル」でやったみたいに、なにがなんでもオリジナルでなければ……
な—んて気負い込んでガリガリやるよりは、まずはオフィシャルなパターンを踏襲していけば、スムースに作業に入り込むことができるようです。
もちろんオリジナルのパターンを考えてもぜんぜんかまわないわけですが。
タイル(用紙)のサイズは、正式なものは最初はとても小さく感じられました。
ちょっとしたコースターのようなものです。
けど、この大きさもよく考えられています。
ゼンタングルに上下はないので描く時には紙をくるくる回して描き込んでいきます。
あまり大きいとそういうわけにはいきません。
もうひとつは集中力が必要な作業時間が、このサイズによって決まるということです。
細かい作業ですから大きいと根気がもちません。
そうかといってあまり小さいとすぐ完成してしまい、満足感を得にくくなるでしょう。
ちなみに我流ゼンタングルはCDに付いてるブックレットの大きさで描きましたが、その大きさと気負いとでちょっと疲れてしまったようです。
リラックスしようとしてはじめたことで疲れてしまっては身も蓋もないですね。
【口のような眼のような貝のような】
あと気に入っているのは、そのポータビリティでしょうか。
必要な道具は安価なドローイング用の極細ペンと、タイルと鉛筆、擦筆。
かさばるものは一切ありません。
ゼンタングルのゼンは「禅」からきているそうです。
必要最小限。
少欲知足。
ミニマムは美しい。
といういわけで、長居して怒られるところでなければ、どこでも描けます。
ゆくゆくは易に絡んだマンダラのようなものを描いてみたいな~なんて思っています。
ではまた。



