個人的な神話 | ぼくは占い師じゃない

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易のブログ……だったのですが、最近は白橋 升としての創作活動「遊星出版」の話題や日常雑記を綴っています。遊星出版のサイト(Googlesite)で作品を紹介しています。活動や作品の紹介はこちら(遊星出版公式サイト)→https://sites.google.com/view/yuusei-press

「刹那的」というコトバがある。
仏教用語と聞く。
いい意味で使われない場合もある。
「その場限り」とか、
「キエモノ」とか。

実際は、過去は思い出の中にあって、未来は不安や期待、もしくは想像の中にあって、過去も未来も実際には存在していない……らしい。

言い換えると、実在しているのは「刹那」のみで、来歴とか過程とか、おれ、これからどうなっちまうんだろう……的、そういう「刹那の連なり」というのは、フェイクだという。

記憶やこうありたいという思い、自分という概念は、この「連なり」を骨組みにして成り立つ。
キエモノなのは「刹那」ではなく、その「連なり」という構造の方……らしい。

   ☆

MAP13はぼくが勝手に組み上げた、
多面体の複合構造である。

これこそ、「キエモノ」の最たるもので、構造体の各頂点に大成卦を配し、大成卦どうしの関係を考えようとした地図だ。

こんなカッコウをしている。

MAP13全体像

【MAP13全図】

天秤のようにもみえる。

天秤の両皿にはベクトル平衡体(立方八面体)がある。全体の形も両皿と相似なベクトル平衡体だ。

両皿にあたるベクトル平衡体の真ん中の水平断面、それぞれの正六角形をつないだ∞形の平面を形作る線が、ぼくらが普段意識している日常世界だという想定である。

ここに十二消息卦を配した。
MAP13を占断に使う場合はその面が主役になる。

MAP13メイン

【∞形面に配された十二消息卦と、同じ頂点にオーバーチャージされたその他の卦】

ある時、MAP13を上から見下ろした図が、マンダラになることに気づいた。

ちょっとだけ、時間をかけて描き起してみた。

マンダラ


三重円は、一番大きなベクトル平衡体を骨格とする、トーラスの外郭である。

トーラスは径の異なる円の無限の積み重ね。
無限のレイヤ。
無限階層の意識。
代表選手をとりあえず三つだけ描き込んだ。

ベクトル平衡体はトーラスの骨格である。
中央の六芒星は上下に空いたトーラスのヘソの骨格だ。

全体の説明は、たとえば、こんなもの。

説明付きマンダラ


マンダラはブルーの海に浮いている。
主役はこのブルーである。
ていうか、そもそもこれしかない。

これが、「刹那」。

浮いている様に見えるマンダラはこの「刹那」の海からたちあがった仮想構造なのである。

この「刹那」は絵の説明では「基盤」と記されている。
この「基盤」以外、どこをさがしても、自分はない。

え、じゃあ、この「基盤」が自分ってことなんだ?

それもちがう。

自分はどこにもない……らしい。

   ☆

ほんとうにそうなのか?
じっくり内省してみる必要がある。

その自分てえのは、マンダラをこっち側で見ている誰かさんかね?

それも仮定である。

いったいこの「てめえ」はどこにいるんでえ。

やっぱりいないのかなあ。
どこにも。