ツイストペアの意味 その4 | ぼくは占い師じゃない

ぼくは占い師じゃない

易経という中国の古典、ウラナイの書を使いやすく再解釈して私家版・易経をつくろう! というブログ……だったんですが、最近はネタ切れで迷走中。

非常に遅々としたペースで、
ツイストペア――お互いに表裏の関係にある大成卦――
に独自に付与した意味の紹介をしていますが……

これって、よく考えたら、紹介している卦が出たときの
リーディング例とも考えられますね。

普通は之卦も変爻も観るので、本卦と裏卦オンリーで判断する、
ということはまずありませんが。

まあもっとも、立卦法などの事情によっては、
必ずしも之卦があるとは限りませんので、
得卦が本卦だけ、というときには役に立つかもしれません。

64÷2で、全部で32パターンある「ツイストペア」から、
今日はその4番目。

--------------

「11:乾為天」または「88:坤為地」を得たときは、
裏卦をとってできた、ペアそのものの意味も考えてみよう。

tp04

もしよければ、以下の意味も、
参考にしてくれればうれしい。


☆ ツイストペアの意味 【元素】

元因
原因
第一要因
おおもと


☆ なぜその意味になったか

この宇宙はあるかすかなゆらぎから生まれた。(ツイストペア01 )
ゆらいで最初にうまれたのはきわめてシンプルな要素だった。

やがてゆらぎ自身が、その要素を利用するようになった。
ゆらぎはその要素を利用することで、
より複雑な構造を自由自在に創ることができるようになった。

しかし、おおもとの原則がシンプルなので、
いくら複雑になったとはいえ、
創られたものは決して手のとどかかないものではなかった。
そしてそれはどこまでもいっても
最初に創られた要素と、
いつもどこかが似ていた。

------

互いに裏卦の関係にある易卦のペア自体に意味を付与するのは
筆者独自のアイディアです。
ツイストペアについては、過去の記事「ツイストペア 」をどうぞ。