ナイトウイング~青い共振の夜 | ぼくは占い師じゃない

ぼくは占い師じゃない

易経という中国の古典、ウラナイの書を
使いやすく再解釈して私家版・易経をつくろう!
というただそれだけのブログ……
だったんですが、
最近はまた淡々と経文に向かっております。

この「書棚」のテーマでもご紹介した、
「いやな気分を消す方法」などの本のおかげで、
朝晩二回の瞑想タイムは習慣化している。
 
いまでこそなんとか続いているが、
新しいメソッドを直接先生からならった直後にもかかわらず、
しばらくこの習慣から遠ざかっていたことがことがある。
理由はとくにない。
多分、たんにめんどくさくなったからだろうと思う。
 
そんなある日、夢を見た。
ぼくは、大きなブルーの水槽の中にいて、
4,50センチくらいの魚とたわむれているのだ。
印象的な夢だったので、
さっそく例の本(ドリームブック)で調べてみた。
魚は……精神的霊的食べ物。瞑想の必要性、とある。
(ちなみに「水」は感情。
色…「ブルー」は精神性・霊性をあらわす)
いわゆる、ソウルフードというやつ。
なんで魚=瞑想の必要性なのか、
論理的な方のアタマはまったく納得していなかったが、
そのときは身体が相槌を打った。
なるほど、と。
そんなわけでまた瞑想の時間を設けるようになった。
忙しいときもヒマなときも。
 
で、かみさんのハナシだ。
 
けっこう職場でのストレスが多いらしくて、
しょっちゅう愚痴をこぼしているので、
「瞑想でもしたら」と、
何度も薦めていた。
そうしたら、スカイブルーの海に浸かった家で、
ぼくがかみさんに向かって色とりどりの
熱帯魚のような魚を何匹も投げつける夢を見たというのだ。
ドリームブックという本があるのはかみさんも知っていたので、
自分で調べたらしく、「瞑想が必要なんだって」
とびっくりしていた。
「へー、そう」
などと平静をよそおってはいたが、内心ぼくは
(というか、ぼくの「論理的なアタマ」は)、
もっとびっくりしていたのである。
 
そのときかみさんに買ってやったのが、
以下の本。
 
「瞑想トレーニングで人生が変わる」
ビクター・ダヴィッチ著
牧野・M・美枝訳
2005/7
ダイヤモンド社
原題:8 Minute Meditation
 
例によって学校の帰りにみつけたものだが、
実は、内容をきっちり読んだわけではない。
他人に薦められる程度にざっと確認したところ、
瞑想の独習テキストとしては、
かなりよくできていると思ったので買って帰ったのだ。
 
本当のことをいうと、「瞑想」というメソッドは、
なんでも相談できる先生について習ったほうがよい。
微妙な問題をはらむことがあるからだ。
ただ、必ずしも身近に、自分に適した「先生」が見つかるとは限らないし、
こうしたテクニックを他人から習うことそのものに、
抵抗感や不安感を覚える人も多いと思う。
 
アメリカでは国土が広い分、
先生がいない、教室がないという問題も大きいらしく、
都市部に住んでいる人はともかく、
どっかの田舎に住んでいたりすると、
そういった先生やスクールはまずないといっていいらしい。
 
そんなニーズが生んだ本である。
一回8分。一日2回。8週間のプログラムだ。
 
この手の本でありがちなのは、
肝心のところは結局書いてなくて、
「これより先は××教室にきてください」
または、
「この教材を買ってください」
という巧妙な勧誘になっているパターン。
 
上記の本はそんなことはない。
さらに上級への(いやなら別に進まなくてもいい)
手がかりを残しながら、ちゃんと完結している。
加えて、やる気にさせるような工夫が随所にされている。
 
ビジネス書をメインにあつかう大手がこんな本を出している。
瞑想=アヤシイ=宗教?=カルト?
といった構図がはばをきかせていた時代から比べると
ずいぶん変わったものだと思う。
 
かみさん?
上記の本を使って、
一応、毎日瞑想をしているようだが……
効果のほどは……
 
ま、今度きいてみます。
 
ご興味があればお試しアレ。