はるか昔の話ですが、
2005年の3月末のログから、2005年の4月のログにかけて、
この易システムを使った占い方の説明をしました。
4月までは、「八卦占い」で、
5月11日に「大成卦をつかった占い方」ということで、
八卦占いと同様の方法で、大成卦でもできるよ、
という説明をさらっとしました。
というか、本当は大成卦で占うのが本筋で、
八卦占いはそのための予行練習だったわけですが。
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(このブログは2005年02月から続いています。
最初から読めば、易占いができるように書いているつもりです。
ご興味がある方はアーカイブを参照してください)
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単に過去のログを見ろ、というのも不親切ですので、
振り返っておきますと、ご紹介した占いの方法には
以下の3つがあったのでした。
・ロジカル
問いに対して、複数の選択肢を設定して、
それぞれについて大成卦と之卦を一対ずつたてて比較判断する方法。
(易占一般の用語では「分占法」といいます)
・ベーシック
問いに対して、過去、現在、未来、
それぞれについて大成卦と之卦を一対ずつたてて比較判断する方法。
(分占法の一種ともいえます)
・インサイト
問いに対して、大成卦と之卦を一対のみたてて判断する方法。
大成卦をつかった占いでは、
八卦占いよりはるかに情報量が増えますので、
通常は「インサイト」の方法で、充分に事足ります。
それでも判断がつかなかったときに、
ロジカル、ベーシック、の方法を併用するわけです。
加えて、まったくの手ぶら、紙も鉛筆もない状態で占うときは、
大成卦・之卦のペアを複数判断しなければならない他の方法より、
ひとつの大成卦・之卦ペアを判断する「インサイト」の方法が、
もっとも扱いやすいということになります。
というより、すべてアタマの仲で、
「大成卦・之卦のペアを複数判断」……
というのは、ほとんどムリです。
こんがらがっちゃう。
よっぽどイメージ能力の高い人なら別ですが。