道具のアレコレ2 | ぼくは占い師じゃない

ぼくは占い師じゃない

易経という中国の古典、ウラナイの書を使いやすく再解釈して私家版・易経をつくろう! というブログ……だったんですが、最近はネタ切れで迷走中。

はちめんさい


「易占用八面サイ」というものもあります。
高価なのと、あまり一般的に入手できるものではないので、
とくに紹介していませんでした。
効果という意味では、ふつうの八面サイと変わりません。
まあ、雰囲気を出すにはいいかなってとこですか。

写真をご覧になってわかるとおり、

「乾兌離震巽坎艮坤」の文字が各面に1文字づつ黒字で刻まれた
八面サイがひとつと、同じ文字が赤字で刻まれた八面サイがひとつ。
それから、「初二三四五上」の文字が各面に刻まれた六面サイがひとつ。

この三つをいっぺんに、それッと投げて、大成卦と変爻を求めます。

黒字のサイが上卦、
赤字のサイが下卦、
(どっちがどっちでもいいのですが、
既成という大成卦にちなんで、
黒上、赤下と、一応、決まっています)
六面サイが変爻をあらわすことは、
ここまで、通しで読んでくださった方はすぐにわかると思います。

値段は八面サイ2個と六面サイ1個のセットで、数千円から数万円。
材質が樹脂の練り物だと数千円、象牙のやつだと数万円する、
というわけです。
ぼくが入手したのは神田神保町にある「原書房」というお店。
占い好きの人ならだいたい知っているような、そんな書店です。
このサイコロを買うと、
印鑑ケースをサイコロケースとしてつけてくれます。
ただぼくが買ったのはずいぶん前なので、
今もケースをつけてくれるのかどうかまではわかりません。

ネット通販でもこのサイコロを販売してくれるところもあるようです。
ご参考まで。