「新・数秘術入門 松田和也著 柏書房」
いい本です。
読みましょう。
え?このブログ、数秘術のブログだったっけ?
違います。易システム、易占のブログです。
上記の本は確かに数秘術の本で、占いの種類は違いますが、
占いに共通する考え方(モデル)のお話にかなりのページがさかれていて、
そういう意味では占い全般に関する本ともいえます。
このブログでぼくが書こうとしていること、
これとは別に個人的に本を作ろうとしていますが、
その中で言っていることと、
かなりオーバーラップしているところがありまして、ビックリしました。
若いころだったら、「ああ、チクショー、盗られた!」「やられた!」
などと思ったところですが、今はそうは思いません。
逆に、
「ああよかったな、おれの言おうとしていること、
はまんざらイイカゲンでもないんだ」
と、思います。
表現こそ違え、同じようなことを他の人が書いているということは、
そのネタが真理に近いということです(と勝手に思っています)。
ああ、やっぱり、ソースは一緒だったんだな、と。
いままでは易システム一本槍でしたが、
別のシステムによるアプローチも知っておいて損はないかな、
とも最近は思います。
易占をやるプロの方でも、易占一本ということはまずありません。
たいてい、気学や観相などと併用しているようです。
気学や観相は学ぶのがタイヘンそうですが、
実用レベルといういうことなら、上記の本の著者が言うように、
数秘術はカンタンかも。
なんたって数字は1から9までしかありませんからね。
1は始まりで、9は終わりを意味するそうですから、
これを表裏一体でひとつとみなせば、数秘術システムの
基本的な言葉は8つ。
そう、易ステムの八卦と、個々の意味は異なるものもありますが、
数は一緒になります。
こんなところも相性よさそうな感じです。
しかし、ぼくが作ろうとしている本にコンセプト似ているなあ。
この著者の松田さんという方の略歴には書かれていませんが、
世代が一緒なのかも。
あのマイケルムーアの本の翻訳をしている方です。
翻訳家で文章が苦手……
なかなかユニークな方のようです。