4つのパターンの適用例をもう一つ。
たとえば、YES・NOにあてはめてみると、以下のようになりますでしょうか。
[(1)陰中の陰]:NO!だめぇっ!……100%ダメってわけではないですが、YESの可能性は限りなく低いっす。
[(2)陰中の陽]:ふつうに「ダメっす」。ややYESの可能性があります。この芽を大事にそだてれば、あるいは……
[(3)陽中の陽]:YES!よろこんで!「ちょーOK」もコレに入りますか。
[(4)陽中の陰]:「いいよ」。ふつうの肯定・承諾ですね。
ただNOの萌芽をきっちりつみとっておかないと、ひょんなことで心変わりされてしまう可能性もなきしもあらずです。
なお、どっかの居酒屋で「よろこんで!」といわれても(3)にあたらない場合もありますので、ご注意ください。
上の例は、なんだか誰かになにかを頼むようなカッコウになってますが、このレベルになってくると多少は実用性があるのではないでしょうか。
「こ、こんどの土曜、あ、空いてますか?ぎゅ、牛鍋食いにいきませんか。い、イセサキチョーなんスけど」……って言ってみようかな……どうなるかな……?
YES・NOだけの答えが必要ならば、コインを一枚一回投げればいい。
中間の答えがほしい場合は、
・リラックスして、
・深呼吸して、
・問いを心の中に思い描いて……
・明確になったその刹那……
・エイヤ!とコインをなげる
という次第になります。
ていうか、普通にコインを一枚一回投げるときも、上記次第は同じですな。
何度もやると集中がとぎれますので、できれば一回でえいやっ、とやったほうがいい。
したがってコインは2枚用意した方がいいってことですね。
ただし、(2)と(4)はどちらも、裏(陰)と表(陽)の組み合わせですので、どっちがベースなのかわかるように(陽中の陰なのか、陰中の陽なのか)工夫する必要があります。
2枚のうち一方のコインの種類を変えるとか、シルシをつけるとか。
ちなみに、[(1)陰中の陰]、[(2)陰中の陽]、[(3)陽中の陽]、[(4)陽中の陰]は、易システムでは図のようなシンボルであらわします。