がん 癌 ガン 「食道がん」との遭遇 一念庵 陽春 -4ページ目

明日から3日間 検査DAY 7月4日(月)

630日(木)に入院して、点滴と採血だけだった退屈な日々からようやく開放?される。

と言っても、明日は内視鏡検査 病室を出てから戻るまで1時間ほど。

明後日は楽しみなCTスキャン これは、実質5分ぐらいだとか。

最後にバリウム飲んで造影検査。これもすぐ終わるとのこと。

まあ、ようやく入院患者らしい生活が訪れるかと期待もしたくなるこれまでだった。

ひたすら、退屈な日々、いかに時間を過ごすかが、快適な入院生活の秘訣だろう。

まぁ、これも痛みを薬で抑えてもらってるから言える事なのだが。

薬が無ければ、ひたすら痛みを我慢する、悲惨な日々だったであろうことは疑いない。


8月3日(水) 術後15日目 今後の治療方針

病理検査の結果を踏まえ、今後の治療方針について話があった。
まず最初に、数十個のうちの一個ではあるがリンパ腺に転移が確認されたとのことである。
摘出した食道のがんは、外部の組織まで達していたとのこと。これじゃぁLvⅢに近いな。。。。。 
ついては、この9日(火)に一度退院。自宅療養の後、22(月)より2週間再入院して抗がん剤による治療を行うことになった。
その後一ヵ月毎の外来検診、3ヶ月に一度はCTとカメラ検診を1年間続けるとのことである。
下の子供(小6)が成人するまであと8年か、以前から子供が成人するまでは親の責任だと妻にも話していたが、この約束を果たす子田ができますように。。。。。

8月2日(火) 術後14日目 5分粥

昼食 今日の食事から1ランクアップして5分粥である。おかずも材料の原形をとどめている。 少しずつではあるが着実に社会復帰に向けて回復しているんだなぁと感じる。一度に食べれる量はまだまだ増えていない。調子がよくて400ccともう少しってところだ。おかげで病院食で朝10時と昼3時の間食が出てくる。それに自分で夜食を追加して、現在一日6食である。これに栄養補給の点滴が1日560klあるのと、運動不足で体重は増加傾向にある。せめて点滴が外れると散歩もしやすいのだが、万が一喉と胃の接合部が細くなったときのことを考えて、もう2,3日置いておくとのこと。
喉の調子はまずまずだが、時たま食事中に閉塞感を覚えるときもある。固形物が詰まるのではなく、液体でも詰まる感じがする。先生に尋ねると、食道ではなく胃を直接つないでるので当分は仕方ないでしょうとのこと。普通の人の食道部が私は胃なのである。胃液の分泌もあれば、消化のための運動もするので詰まる感じがするのでしょうとのことである。苦しいのだが。。。
隣のT氏外泊のお土産(自分用の退屈しのぎ)にプラモデルを持ってきた。やり始めて1時間、老眼に勝てずギブアップ。^^;; 代わりにK氏が引き継いだ。入院中の暇つぶし、私は活字拾い(読書、小説、新聞、雑誌の乱読)と、アルバイト先で必要な高校入試過去問題を解いている。                                

子供が見舞いに来た。7月3日(日) 雨

入院後、初めて子供たちが病院に来た。

子供のほうが戸惑っているようだった。

初めは、ロビーで待たされていたが、私が

病室までつれてきてもいいと妻に言ったので

ここまでやってきた。

ベッドに座っている私の姿を見て、お父さんは

入院しているんだと納得できただろうか。

一応、ベットの上に病院の規定のパジャマ。

腕には栄養補給のための点滴のくだ。

しかし、まだ手術もしていないし、見た目は

健康そのものである。

しばらくは、子供たちにも心配を掛けるし、

夏休みも今年はあちこち遊びに連れて行けそうもない。

ごめんな。

眠れ、眠れ 7月2日

痛み止めが効いている間、昼夜問わずによく眠れる。

夜、しっかり寝ても、昼間本も読むのに疲れて目を閉じて

いると、あっという間に30分から1時間はウトウト心地よい

眠りにつける。食事の時間も忘れるほどである。

寝すぎだな。。。

ただし、痛み止めが効いている間だけである。

もう、痛み止めがないと、昼間起きているときも苦しいし、

夜は、痛みで目が覚めると、もう眠れない。

1度飲むと8時間空けてくださいとのこと。まだ、なんとか

12回で済ませている。少しやせ我慢もある。