劇場版名探偵コナンの27作目、北海道の函館を舞台に怪盗キッドと五稜郭にまつわるお宝騒動を描いたミステリー『劇場版名探偵コナン100万ドルの五稜星(みちしるべ)』が毎年恒例のこの時期に公開

今回「刀」がテーマで、剣道の得意な服部平次が登場しますが、真剣とか普通に振り回したらだめな代物なのに服部くんも結構平気で刀を抜いて打ち合うとかちょっと子供も見るアニメ映画で大丈夫なの?と心配になります(笑)

キッドと服部平次って結構定番キャラな気もしますが、キッドはこの年明けのを除けば劇場版4作ぶり、平次に至っては6作ぶりなんですね

今回はキッド以外にも青山剛昌先生のマンガ『YAIBA』の鬼丸猛も登場しています。私は『YAIBA』はよく知らないのですが、突然強そうなキャラが出てきて、服部平次も誰?とか言ってたのでコナンのキャラではないなとは思いましたがなんと『YAIBA』ともコラボとは。

ストーリー的には、あちこちに伏線が張られていき、オールスターキャストたちがタイミングよく手がかりを見つけてくれて、敵対組織に先を越されたり邪魔されたりしつつ真相にたどり着いていく、ファミリー映画には似つかわしくない本格的なミステリーなところはコナンらしい内容でした。お約束のようなラストになりましたが、その前の平次の見せ場はちょっとベタですが思わずグッと来てしまいました(笑)

流石コナンにハズレ無し★★★★85点

 

ストーリーよりも驚かされたのが、おまけシーンの工藤新一の父のカミングアウト。

キッドこと黒羽快斗と、工藤新一が似ているのと、声優が同じなのは同じ青山剛昌原作だし、ネタだろと思ってたのですが、え?まさかそんな設定だったのと、一気に繋がって辻褄が合うところはかなり衝撃でした

これは黒の組織のボスの正体以上に今後の展開も気になるところです