第7章 韓国ドラマ映画 
116.緑豆の花❶ 녹두꽃 2019
 
 
 
 
最近史劇ドラマに飢えて居るので、TSUTAYAのレンタルDVDを探しました。
とにかく数が多いです。
多いタイトルの中で「ファジョン華政」「秘密の門」「風と雲と雨」と迷った挙句このドラマにしました。
 
以前から1番観たいタイトルだったので。
 
 
水曜日は準新作110円のサービスデーなので、体力と相談して5枚DVDを借りました。
おかげでサービスのシークレットブロマイドが付いて来ました。
中身はクォンサンウでした。↓コレ↓
 
 
ヒュージョン史劇では有れどファンタジー史劇やロマンス史劇では無く、最近流行りの歴史的史実を基にした「ファクション(ファクト+フィクション)史劇」です。
 
チョンボンジュン全琫準始め歴史人物が多く登場します。
 
 
まずは概要を。
 
『緑豆の花』(みどりまめのはな、朝鮮語:녹두꽃  英: Nokdu Flower)は、2019年4月から7月まで放送されていた SBSのドラマ。
全24話。日本ではKNTVで放送されている。
甲午農民戦争をベースに兄弟の絆を描く。最高視聴率は、11.5%。
 
(引用 Wikipedia)
 
<兄弟の葛藤>
 
知る人が見ればタイトルだけでモチーフが分かります。
元のタイトルは「ウグムティ우금티(ウグムチ우금치の古語)」だったそうです。
ウグムチ牛禁峙とは忠清道 コンジョ公州付近の峠です。
ここで、農民軍と日本軍及び朝鮮官軍との最終決戦が有りましたが、武器、技術、作戦に於いて優劣が大きかった両軍の勝敗は明らかで、この「ウグムチ牛禁峙戦闘」で農民軍の敗退が決まったと言えます。
 

ウグムチとウグムティの違い

 

 

<チョジョンソク>
 
このタイトルも特徴的でしたが、敗退の決定的な戦闘名だけに悲壮感が漂います。
「緑豆の花」の方がチョンボンジュン全琫準が頭に浮かび、甲午農民戦争全般を思い浮かび良い印象です。
 
<チョンボンジュン>
 
ここであらすじを。
 
1894年、朝鮮は、西欧や日本などの列強から開国を迫られていた。
そんな中、金を没収して悠々と暮らす悪徳役人ペク・カの庶子ペク・イガン(チョ・ジョンソク)は、父から日々認められるために、借金取りとして生きていた。
 
 
一方、日本から留学帰りしたイガンの異母弟ペク・イヒョン(ユン・シユン)だけは、唯一イガンを家族として慕っていると共に、やがて朝鮮を日本のような文化国家にしたいと心に誓っている。
しかし運命は、彼らの仲を引き裂いていくのであった。
 
(引用 Wikipedia)
 
 
当時のイメージを重視してか、最近の史劇のカラフルでクリアな画面を排除して、重苦しくモノトーンのタッチでリアリティーを出しました。
最近のヒュージョン史劇で民衆がカラフルな衣服を着ているのとは違い、史実に近い白の古びた色彩の衣服を纏わせました。
 
反面、リャンバン両班たちには絹の色彩有る衣服を着せ、衣服によって両者の違いを際立たせて居ます。
 
<ユンシユン>
 
1話から農民たちのコブ古阜農民暴動を描きました。
悪役になり切ろうとしたチョジョンソクと、開明に向かおうとした異母兄弟ユンシユンの運命のねじれを描いて行きます。
 
このドラマ、前作「熱血司祭」の成功を受けて、初回は11.5%とスタートダッシュを切りましたが、その後伸び悩み、6%〜8%台を行き来し、低迷のまま終了しました。
しかし、その作りの完成度で評論家からは絶大な評価を受けました。
 
 
実際、史実は農民軍の敗退とチョンボンジュン全琫準の処刑、朝鮮の半植民地化の深化と、結末が暗いだけに仕方ないとも言えます。
しかし、同じ暗い時代を描いた「ミスターサンシャイン」の成功に見る様に、描き方によっては幾らでも人気を得る事が出来るとの見方も存在します。
 
専門家の評価と大衆の人気、双方を両立させるのは確かに難しいと言えます。
 
 
4話まで視聴を終えましたが、確かに闘いだけが延々と続き暗いです(笑)。
今後、チョジョンソクがどの様に農民軍に合流する様になり、ユンシユンが討伐軍に与する様になるのか、見守りたいと思います。
 
第2回目レビュー記事はコチラ
 
トンハク東学についてはコチラ

 

 

<参考文献>
위키백과
나무위키
 

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