輝ける子に育つために | 「気づき」と「人間力」の教育 一尾塾

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こんばんは。

「こころの育て方伝えます!一尾塾」の一尾 茂疋(いちお しげひこ)です。

第一章から順に書いている

「ひといちばい敏感な子」

本についてはこちら→http://www.ichiojuku.com/?p=2402

今回は前半の「ひといちばい敏感な子を理解するための基礎編」が終わる

第5章 「輝ける子に育つために 幸せの扉を開く、4つのカギ」

今まではこちら
第一章 第二章 第三章 第四章

全体としては、この「ひといちばい敏感な子」に限った話ではなく、子育て全体に言えることです。ただし、そのなかでも、やはり「敏感さ」が人一倍なだけにものの見方や考え方を広めにとっておくことは必須です。

4つのカギ

1・自己肯定感を育む
具体的にどうすればいいかというと・・・

・子どもの敏感さに誇りを持つ
敏感さだけではなく、ついつい人と比べて違ったりしていると、欠点として捉えてしまうことはありませんか。
 親から見たら欠点に見えるかもしれませんが、それが本当はその子にとって、あるいはその子のともだち、あるいはこれから出会う誰かにとっては必要なものかもしれません。
 ここができているとかできていないということではなく、「生きている」ということすべてに誇りを持てばよいと思います。

・頑張ったことを喜び、具体的に褒めましょう
ここには「褒めましょう」と書いてありますが、本自体には、いわゆる「褒め」に当たる言葉はかいてありません。過剰な「褒め」にならないようにしましょうと書かれています。
 基本はありのままを共感する、というところが中心です。

疲れていそうだったら、
親「今日はたくさん歩いたって聞いたけど、そうなの?」
子「うん」
親「たくさん歩いたんだね。」

親「疲れた?」
子「うん」
親「そっか、疲れたんだ~」

これで十分かな、と。

・一緒に時を過ごすだけで、伝わるものがあります

どこかに一緒に出掛けたりすることもよいですが、ただ同じ空間で同じときを過ごすことでもいいんだと思います。
 私が運営責任者をしているフリースクールでも、あまり子どもたちと関わる時間はありませんが、「ただ一緒にいる」ということが大切なんじゃないかなぁと思っています。

・子どもの感じ方や気持ち、意見を尊重しましょう
これはそのままですね。あくまで自分の感じ方や意見は自分のものであって、子どものものではありません。
 自分がネガティブな気持ちのときは自分自身も敏感になっている可能性があるので、相手にも気を使ったりしますが、自分がポジティブなときは、ある意味鈍感になっていたりするので、知らず知らずに自分の気持ちを押し付けてしまうことになってしまうことがあるかもしれません。
 普段ならいいですが、たしかに「敏感な子」であった場合は気を付けたいところです。

・いろいろな人とつきあえるようなサポートを
社会にでるといろんな人がいます。なかなか自分の思いとは違った受け取り方をする人もいるわけで。
 そんなことを日常のなかで学んでいくものではありますが、なかにはうまくコミュニケーションを取れない時に、自分自身を責めてしまう人もいると思います。
 そういう「敏感さ」が強い場合は、意識して準備をさせておくことは生きる戦略としてありだと思います。

・弱気になった時は、反対に強みに気づかせましょう
ここでは以下のところがなるほど~と思いました

以下抜粋
「自己肯定感が低く、落ち込みがちな人は、失敗した記憶を全て同じファイルに入れているので、一つの失敗や弱点によって、自分の失敗の全てを思い出してしまう傾向があります。
 反対に、しっかりした自己肯定感を持っている人は、失敗か成功かによって記憶を分類せず、例えば、スポーツ、学業、社会生活というように、テーマごとに分けて記憶しているので、よいことも悪いことも一緒に思い出せるのです。」

たしかに、なかなか自信を持てない子は、自分の失敗ばかり思い出してしまって、失敗を関連付けていそうな気がします。

逆に場合は、それはそれ、これはこれ、という感じでしょうか。

失敗が悪いのではなく、失敗をほかの失敗と関連付けて記憶してしまって、それによって自分をダメだと思ってしまうという流れにしなようにするためにも、

「そうだね~計算のときって細かいミスをしてしまようね~。でも漢字のときは、細かいハネやヤライはうまくできているよね。」

といった感じでしょうか。

こんな感じで以下のキーワードに対しての提案が続きます。長いので次回に・・・
・自己否定感を取り除く
・いけない理由が分かるしつけを
・敏感な個性をポジティブに伝える

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詳しくはこちら→http://www.ichiojuku.com/?p=2349

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