『いつかの少年…』 -5ページ目

君の苦しみを僕にも分けておくれよ。





遠征からただいま帰宅。待っているのは寒い汚い僕の部屋。布団に入れば速攻で脳内フェスティバルが開催される。疲れて眠くて働かないはずの脳が、布団に入った瞬間にグルグル回り出す。思考回路はショート寸前。僕の妄想は加速の一途を辿る。


明日、俺は生きているのかな。
そんな保証なんてどこにもない。別に死にたいとかじゃない。明日も今まで通りに心臓が動いてることに、絶対の自信が持てない。持てるわけなんかないんだ。人間いつ死ぬのかなんて誰にもわからないから。日々私はそのように思っております。


脳内フェスティバルでのほんの一幕です。


頭ん中では何やってもいいんだよ。
片思いの女の子と勝手に付き合ったっていいし、ムカつく奴いたら殺したっていい。嫌なことが立て続いて自暴自棄になったら、地球を消し去ってもいい。
それを実行しちゃダメだけどね。
でも、そうやってシミュレーションすることによって、人間は理性を保てるのかもしれない。勝手な僕の意見だが。


独裁者って、ようは自分が思ったことを思うようにやっちゃうんでしょ。
迷いとかないのかな。自分の考えにどうしてそこまでの自信が持てるのだろう。自信があるから、中心に立って国を動かすことができるんだろうけどさ。


優柔不断などっかの資本主義国よか、イイ面もあるのかもしれないけどね。





虚構と偽善の世界。





3年前の夏。
僕は彼女と別れて、久々に自由を満喫していたんだ。別にめんどくさかったとかそんなんじゃないけど、肩の荷が降りたというか、気が楽になったんだ。

ちょうどそれくらいの時期にある女の子と出会った。同い年で、隣り町の高校出身の女の子。

知り合ってからは、週末に連絡来て、たまに遊ぶくらいで、数少ない僕の女友達だった。

そうだ。秋なのに、あまってる花火あるからっつって、寒い港の端っこで花火したんだ。僕は行かなきゃ良かったって思った。めっちゃ寒くて。でも、彼女が線香花火をしてる姿が、そのたたずまいが、なんだかかわいらしく見えた。間違ってもそんなこと口に出してなんか言えないけどね。

彼女は口下手というか、人付き合いが苦手というか、とにかく不器用な人だった。そんな性格だから僕は一緒にいてすげぇ楽だったんだよ。僕も人付き合いとか得意じゃないから、人多いとこ苦手な彼女の気持ちに共感できたんだ。

彼女は当時好きな人がいた。間違っても僕ではないが。
でも、彼女の好きな人には彼女がいた。
それでも好きだという彼女に、本気で人好きになってんだろうなって思えた。
よくそういう話し聞いてたから。やっぱり若い男女の話題は恋愛の話しが多くなってしまうものね。

その後、彼女は告白をした。
結局付き合うことはできなかったけど、彼女の姿はとてもスッキリしたように見えた。ほんとはツラかったんだろうけどね。

それが2年前の今時期か。
彼女は告白してから変わった。すごい前向きになった。嬉しかった。僕は彼女のことがちょっと好きだったのかもしれない。なんか安心した。充実した生活を送る彼女の姿を見て。

安心したからなのかな。しばらく彼女と連絡をとらなくなった。なんかね、よくわかんないけどそんなノリだったんだ。

今年の8月に、買い物に行ったときたまたま彼女と会った。それからは、僕のしょーもない話を聞いてもらったりしてちょこちょこ会ってたんだ。


3時間前。僕は彼女に告白をされた。当たり前だけどびっくりだ。たしかに僕には交際してる人もいないし、ちょっと好きだったし。でもね。まさかって感じだよ。

今まで、しばらく女っ気がないことを自虐的に公言してきたけど、僕は彼女に告白されて、お願いしますと言いました。だらしのない男ですがと。

なんか全然実感沸かない。
朝起きて実は全部夢だったら怖いから、日記に書いておく。





ご飯リレーの小泉エリちゃんが好きだ。





大好きだ。


秋は切ない季節。
僕がどんなに好きでも、この想いは届かない。

同じように杏さゆりにも。
宮瀬茉祐子にもだって。
吉高由里子にも。

伝えたい想いはたくさんあるのに。
こんなに好きなのに。

秋は切ない季節。

以前、ある女性とお付き合いをさせて頂いていたときに、順調に交際をしていたのにもかかわらず、休日に僕は1人遠くの山に車を走らせた。

彼女も休みで暇なのに。

僕は1人で秋の紅葉を見に人里離れた携帯も圏外になる山を訪れたんだ。
感傷に浸るために。
なにも嫌なことなんかなかったのに、1人で2時間くらいボーッと紅葉を眺めていたんだ。


きっとそれも秋のせい。
切ない季節だから。


今日、愛犬(生後約3か月)を抱いていたら、喉仏を甘噛みされました。
肉食動物はターゲットを捕らえると、真っ先に首に噛み付いて窒息死させます。
食べる前に逃げないように確実に息の根を止めるんです。

うちの愛犬(生後約3ヶ月)もちゃんとそのことを知ってるんです。
本能でわかってるんです。

少し誇らしげな気分にもなりかけましたが、彼が僕を捕食対象として一瞬でも見たことに寂しさを覚えました。
切ないです。


やっぱり秋なんですね。