梵字の初歩を学んで♡そしてやっぱり空海さんへの想いは募る・・ | サイキックちゃんとあきこの神仏に会いに行こう

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13歳の神仏が視える、聞こえる男の子、サイキックちゃんのママであるあきこが書いているブログです。

皆さん、こんにちは。

あきこです。

 

 

ずっと食養生をしていたのに、

土曜(日本神話講座の初日)から昨日まで

四日間連続で

外食(ほぼ居酒屋)しましたら、

なんと1.2キロも太ってしまいました・・

 

 

土曜日の朝は、8年くらいぶりの体重になったのに、

瞬間値だったのか!!ゲロー

 

 

というわけで、

朝から水とTGヨーグルトと、

野菜のポタージュスープの

いつものメニューに戻しました。

 

 

 

今日も眠いです。

この冬はしんどいエネルギーが流れているそうで

(・・ってさっき、アキちゃんが言ってたちゅー

入った情報はすぐ出す!)

皆さんも休みましょうね。

 

 

 

昨日は、梵字講座の最終日だったんですよ。

 

 

 

わたしはこの秋、梵字を学びに

「鶴見大学生涯学習センター」に行っていました。

全7回でした。

 

 

 

今回が3クール目の開催だったそうですが、

毎回最初に梵字とは・・という学習をし

基本の摩多体文からを学びますので、

わたしみたいに今回の3クール目から入った人でも

全然大丈夫でした。

 

 

梵字の書き方はもちろん

仏教のこともいろいろ教えてくださいます。

 

 

来年の4月に次の講座が開かれるようで、

また行こうと思っています。

 

 

と書いていたのですが、

行けないかも。。。

我が家、転勤の可能性、濃厚です。

さらば関東・・かもしれません。

また、詳細決まったら書きまーす!!

 

 

 

ちなみに、他の受講者さんに聞いたところ、

梵字を学べる講座ってものすごく珍しいらしいです。

梵字を教えられる方があんまりいないようです。

 

 

(ちなみに、梵字って、一万字以上あるんですよ・・・ゲロー

規則性があったりで、組み合わせで覚えるとか言っても一万時字はちょっと・・ゲロー

 

 

わたしは、赤塚祐道先生という方に学んだのですけど、

徳蔵寺の住職もされています)

話も面白く、また研究者だけあって知識が広く、

すごく行ってよかった。

(先生があきこのタイプだっていうものあるけど(笑))

 

 

 

先生は、梵字もですが、仏画が専門のようで、

徳蔵寺では仏画講座が開かれているらしいです。

参加者さんの中には

仏画も行ってみようかな・・

という方もいて

(わたしも若干心が動いています)

別の先生に習って仏様を彫っている方もいて、

仏教LOVEな人達に囲まれて、

仏教と仏教美術の沼にこのままハマっていきたくなりました・・(笑)

 

 

ちなみに…

 

梵字とは

梵字は仏教の伝来と共に日本に伝わったインドの文字。

 

インドの言葉を「梵」といい、その文字を梵字といいます。

 

インドで唱えられたマントラ(真言)、

ダラー二―(陀羅尼)といったものが、

インドから中国、

そして日本へと伝わり

宗教儀礼の中で用いられてきました。

 

インドの経典は梵語で書かれていましたが、

経典が伝わり、翻訳されていく中で、

真言、陀羅尼に関しては、

翻訳されずにそのままにとなえらえれ、伝えられてきたのです。

 

梵字は単なるインドの言葉ではなく、

神仏に捧げる聖なる言葉であり、

その文字自体が仏さまを意味する聖なる文字なのです。

 

 

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↑こちらの鎌田先生の後ろに書かれているのが、まさしく梵字です。

天河大弁財天にて

 

 

今回の第三クールは、基礎の後は、

光明真言、光明真言曼荼羅、干支の守り本尊

を書きました。

 

 

昨日書いた「干支の守り本尊」というのは、

先生が調べたところ

江戸時代くらいから日本独自で発生したようです。

お経とかに書いてあるわけではなく、

まあ、民間信仰という形で広まったみたいです。

 

 

一応参考まで

 

子 千手観音

 

丑寅 虚空蔵菩薩

 

卯 文殊菩薩

 

辰巳 普賢菩薩

 

午 勢至菩薩

 

未申 大日如来

 

酉 不動明王

 

戌亥 阿弥陀如来

 

 

あきこは、丑年なので、

虚空蔵菩薩様が守り本尊なのですが、

「江戸時代からならそんなにこだわらなくていいか・・」

って思いまして、

自分の干支の守り本尊様はほどほどにして

大好きな不動明王様の

種字(本来、仏の姿として描かれるものを梵字で表現したもの。梵字一文字でその仏を表します)と、

ご真言を書いていました。

 

 

不動明王様の種字は、

 


カン

 
 
または
 
 

カンマン
 
 
上の二つはあきこが書いたやつなので、上手くない。。
 
 

カンマンを先生に書いてもらった…
 
カッコいい!
お不動様~って気持ちになります。
 

不動明王様のご真言(いくつかパターンありますが、昨日はこちらで練習)
 
ご真言の最後の「カン」が種子になったパターン。

 

 

 

 

他にも、昨日教えて頂いたものには、

結縁灌頂の際に授かったご真言もあり、

少しずつ、自分の中でご真言や種子が増えて嬉しいです。

 

 

来年の干支、亥年は阿弥陀如来様なので、

種子は

キリク

(読みはキリークが近い)

 

ボケてる・・
 
これを年賀状に書いてこられる方もいらっしゃいますよ!と先生。
 
 
 
種字は、一つ一つが仏様を表すので、

種子曼荼羅といって、尊像を梵字で表した曼荼羅もあります。

右矢印奈良国立博物館所蔵、首懸駄都種子曼荼羅厨子の胎蔵界曼荼羅

 

 

仏具の金剛鈴や、梵鐘の四面に、四仏という四種類の仏の梵字を刻んだりします。

右矢印東京国立博物館所蔵 金銅八仏種子五鈷鈴

 

 

五輪塔や宝篋印塔といった石造物にも梵字が刻まれます。

 

これらは全て一つの尊格を一文字で表現したものです。

 

 

 

阿字観といって、真言宗の瞑想があって、

「阿」という字

を眺めながら、瞑想するんですよね・・

 

この文字は梵字の基本の文字で、最初に習います。

「阿字書き三年」、「阿字一生」

などと言われるほど、形がとりにくい字です。

胎蔵大日如来、普賢菩薩、日天の種子でもあります。

 

上のは、毛筆バージョン

 

こちらは、刷毛で書いたバージョン。

 

わたしはまだ毛筆ですが、何回も来ている方は刷毛にステップアップされています。

 

 

昨日は最終日だったので、

その後、懇親会がありました。

 

 

先生がテーブルに回っていらしたときに、

空海さんやお寺、仏教美術の話で盛り上がりました。

 

 

空海さん

は、やっぱり凄い!

って話になりました。

 

※ちなみに、信仰してらっしゃる方は、皆さま、「お大師様(おだいしさま)」と呼ばれます。

 

 

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地方の生まれなのに、

遣唐使として唐に渡り、

密教の正式な継承者になり、

戻ってきても、

いつの間にか天皇とも親しくなり、

国家宗教として密教を栄えさせ、

国から東寺をもらい、

国のお金で高野山を建て・・

 

 

政治力もあったし、

とにかく運も強かった。

 

 

(やっぱり仏様のお導きもあったんだろうねえ~と・・)

 

 

 

わたしが奈良出身と言うと、

実際にお大師様も奈良の地には行ってるしねえ・・と・・

(空海さんは、東大寺の重要な役職についていました)

 

 

ちなみに、飛鳥のお寺の仏像なども先生はお好きで、超うらやましがられました・・

奈良のお寺、仏像は本当に素晴らしい!と。

 

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↑これは法隆寺。飛鳥の時代、白鳳の時代の仏像が見られます。

 

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ちなみに、こちらのお寺もエンターテイメントって感じで、人々に親しまれ、愛されてていいですよね~って言いましたら、

「本当にエンターテイメントって感じなんですよねえ。。」

と仰っていました。

 

 

 

 

そんな会話の中、衝撃の事実が・・

 

「お大師様は、関東には来ていません。

九州、四国、関西は行っていますが、おそらく名古屋にも到達していないでしょう。」

と、先生の発言があったのです。

 

 

え・・滝汗

でも、江の島とか・・は・・?

(HPにも書いてあるんだけど・・滝汗滝汗

 

 

 

「わたしも調べましたけど、行ってないでしょうね。

伊豆にも来たという伝承もあるんです。

日本全国に、お大師様が来たという伝説はあるんですよ。

でも、行ってないです。

高野聖と言われる方々などが、全国にお大師様の教えを伝えた場所に伝承が残っているようですね。」

 

 

な、な、なんと・・・滝汗滝汗滝汗

 

 

ちょっと衝撃を受けてしまった。

あきこ、空海さんが来た・・という伝承地があると、

ありがたがっていたのです・・

(最近まで空海さんに思い入れがなかったので、こんなところにも凄いなあ・・って思ってたんだけど・・)

 

 

でも、確かに、高野山で買った空海さんの一代記には、関東を歩いたことなんて全く書いてなかったっす・・

 

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まあ、でもそうだよね・・

だって空海さん、日本に戻ってからは、

めちゃめちゃ忙しかったはずですもん。

そんな風に全国を回る余裕なんてあったはずがない。

 

 

そのころは京都が都。

そちらを中心に動いていたのだから

行けるわけないですよね・・

 

 

 

そう考えたら、

「空海さんがここに来た」

というのと

「役行者がここに来た」

という伝説は、いろんな場所で見るけど、

うーん・・滝汗滝汗

と思ったあきこでした。

 

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あ、でも、実際に行かなかったからダメとか、

空海さんのエネルギーがないとかじゃないと思います。

そこは関係ないと思うのです。

 

 

例えば、キリスト教の聖地はヨーロッパにいっぱいあるし、

わたしもキリスト教美術が好きで

フランスやオーストリア、スペインなんかで

教会、修道院、美術館に行ったけど

(カトリックじゃないイギリスでも行った)

キリストもマリアも、ヨーロッパにいたわけじゃない。

(ヨーロッパの聖地はイエスやマリアの聖地というより、聖人の聖地なんだと思いますが。。)

 

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17年前に行ったモンサンミッシェル

モン→山、サン→聖、ミッシェル→ミカエル

 

 

でも、そこに、キリストやマリアのエネルギーはあるのです。

神は人の祈りの場に降臨するから。

 

 

 

空海さんだって、多くの日本人に長い間ずっと愛され、信仰の対象となっているから、伝説も残ってるし、お弟子さん達が来たのを空海さんが来た・・と変換されたのかもしれないし、もしかしたらエネルギー体として現れたのかもしれない。

 

 

 

でも、それだけ愛されているし

人に寄り添ってきたってことですよね。

だって、1200年くらい前の人ですよ。

これだけ長く愛されている人、

信仰の対象となっている人って

日本には他にいないんじゃないかなあ・・

 

 

聖徳太子もいたけど、

こんな感じじゃないもんなあ・・

 

 

しかも、空海さんの凄いところは、

作った物が残っていたり

(東寺には空海さんの時代の仏像あります!)

実際に書いた物、著作があるんですよね。

 

 

イエスの言葉は弟子が記録したものだけど、

空海さんは自ら書いたものが残ってる。

もちろん時代も違うんですけど、

それって凄いなあって思うわけです。

その時に空海さんが考えていたことが

空海さんの言葉で読めるわけですもの。

(実際には、あきこには難しいんだけど・・)

そう思うと、より空海さんへの想いが募ります・・♡

 

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そもそも、インドから中国を経た密教は、

空海さんがいなかったら

消えていたかもしれない。

インドから伝わったチベット密教は今でもあるけど、別物ですしね。

 

 

先生に教えてもらったのですが、

中国も、今は禅宗ばかりで

今ある密教のお寺は日本からの逆輸入なんですって。

 

 

インド、中国、そこから伝わった東南アジアでは密教は途絶えてしまったのです。

 

 

もしかしたら、

並みいる何百人もの既存の弟子じゃなく

日本からやってきた空海さんを正式な密教の後継者として

いきなり指名し、全てを伝えた恵果さんは、

そのことを分かっていたのかもしれませんね。

 

 

空海さんに託せば、

密教の教えは生き続けるって。

 

 

もっともっと、仏教のこと、密教のこと、空海さんのことを知りたいって思います。

 

 

 

また長くなってしまいました。

これ書くのに5時間くらいかかってしまった・・

もう夜だし・・滝汗

 

 

ではでは♡