言いたいことをその場で伝える | 自立そして50代からの挑戦

自立そして50代からの挑戦

大学卒業後30年間男性が多い組織で働いてきました。その中で感じたこと気づいたことを書いています。あとは趣味、旅行、読書などについて書いています。職場でや人間関係の悩みなどでお話ししたい方はご連絡ください。

これができるようになればストレスはだいぶ軽くなる。



私にはなかなか出来ない。



ストレスの原因の一つに間違いない。



言った相手がストレスなのではなく、思った事を言い返すことが出来なかった自分が悔しいのだ。



相手から言われて悔しかったこと我慢できないことを。



自分は何故言い返せないのか?



自分は未熟な人間だから周囲から理不尽な言われ方や扱いを受けても仕方がない。



教えとして至らない部分がなかったか謙虚に自省し受け止めなければならない。



子供の頃からそのように考えてきた。



それが両親の教えだったからだ。



私はわがままが入るやんちゃな子供だった。



どちらかと言えば豊かな家庭に育っている。



だから両親は心配だったそうだ。



このまま育つとどんなわがままで迷惑な人間になるか?と。



私自身も大人になるまで親の戒め通りに自分を律してきた。



正しく賢い人と言われたこともある。



しかしながら、それと引き換え理不尽な扱いを受けても我慢して言い返せない、周囲に自分の考えを伝える事が今なお苦手である。



良い人、正しい人でいたい思いがあるからだ。



30年以上、サラリーマンとして組織に所属し、酷いパワハラやセクハラを受けたこともある。



しかし50歳を過ぎたいま余計なストレスは溜めず自分らしく生きたい。



余計な飲み会、納得いかないお付き合い残業、頼まれ事…それを少しずつ断るようにしている。



その時に感じる私自身の思いや感情を大切にしてあげたい。



ムッと面白くない感情が湧けば出来るだけ相手に伝える。



正直な思いを口にしつつ、内心ごめんなさい!と相手に謝っている時もある。



今までは、断ったり、私は相手に〜がイヤとメッセージを出さないようにしてきたからだ。



そして、そんな自分にまだ少し居心地の悪さを感じるからだ。



賢い正しい人間を演じることが心からのものであれば良い。



しかしそこに我慢が少しでもあれば、いずれもっと大きな我慢や理不尽が降ってくる。



パワハラやセクハラという形になりがちである。



人はいつからでも自分を教育し変えることができる。



私は我慢しない、言いたいことを伝えられる自分になりたい。



相手からどう思われても構わない。



私は自分自身が感じる思いを大切にしてあげたい。



そうすることによって私の周りから離れていく人もいるだろう。



それはそれでいいではないか。



それでもそばにいてくれる人を大切にしていきたい。



残りの人生は自分の思いを大事にしながら自分らしく生きたい。