藤の名所、宇治平等院へ。
京阪電車で宇治駅へ。
宇治橋を渡る。
宇治川の流れの音と川風が心地よい。
平安時代は貴族の別荘地だったそうだ。
橋のたもとには紫式部像が。
源氏物語宇治十帖の舞台となった場所である。
平等院の敷地に入ってすぐの藤棚。
拝観料を支払い敷地内に入った所にある藤棚。
大きく見事だった。
しかし今年は季節の進みが早く半分散っていた。
平等院鳳凰堂。
暗くて見えないが阿弥陀如来様のお顔が見えるつくりになっている。
高校の修学旅行以来30数年ぶりである。
平安時代の天才仏師定朝が製作した阿弥陀如来像。
別料金でお堂の中に入り阿弥陀如来像を見学できる。
優美でふっくらした優しい仏様だった。
1000年ちかく前の芸術作品。
美を追求する心や人間が作り出すものは今も昔も変わりがない。
平等院は藤原道長の別荘跡地に息子の頼道が建てたお堂である。
平安時代の稀代の政治家、藤原道長。
そんな彼らが愛した場所。
本当はゆっくり見て回り歴史に浸りたい。