私は宇宙戦艦ヤマトの大ファンである。
小学校低学年の頃からなので40年以上のファンである。
お小遣いを貯めて宇宙戦艦ヤマトグッズを沢山集めていた。
松本作品に夢やロマン、そして日本人の精神性のエキスみたいなものを感じて心惹かれてきた。
特に宇宙戦艦ヤマトと銀河鉄道999は大人になってからも何度見たか分からない。
宇宙戦艦ヤマトは数年前からリバイバル作品が上映され嬉しくてたまらなかった。
宇宙空間を船や列車が走るのが何とも新鮮である。
私が飛行機が好きになった原体験は松本作品だった。
戦闘機のパイロットになり人の役に立ちたい。
子供の私はそんな風に思うようになった。
結果的に別の道に進んだが、飛行機への強い憧れは今も消える事はない。
宇宙戦艦ヤマトの第1作目で、降伏を求めるガミラスに、司令官の沖田十三が言い放った「馬鹿めと言ってやれ!馬鹿めだ!」
圧倒的な軍事力のガミラスを前に劣勢な立場にありながらである。
また、沖田が亡くなる直前の「地球か…何もかもが懐かしい…」
あまりのかっこよさに子供時代も今も私は痺れてしまう。
松本作品と共に子供時代を過ごし大人になったように思う。
昭和を代表する漫画家松本零士先生。
また昭和が遠くなったようで寂しい。
素晴らしい作品をありがとうございました。