こんばんは。
特別支援教育士で
ibマッピングインストラクターの
にっこりです
いつもお読みいただきありがとうございます
芸術の秋。
先日は、京都のギャラリーに行って
数寄屋造りの住空間の中で
サウンドアートを楽しんできました。
場所は、銀閣寺に近い、住宅地の中。
知る人ぞ知る、隠れ家的な場所でした。
環境工学に基づく考えと日本の美意識を実践した
藤井厚二設計の1934年築(登録有形文化財)の建物。
そこで繰り広げられるサウンドアートの数々。
サウンドアーティスト・藤本由紀夫さんの
アートの仕掛けが素晴らしかったです。
角砂糖がコトコトと動いている音。
エコーがかかった音。
光がキャンパスに差し込むと
メッセージの文字が浮き上がる作品。
自然や住空間とのベストマッチに
心が和みました。
でもね、さすが、アート作品。
これは何?何するもの?と思うような
作品もあるわけです。
何なんだろう?と眺めてみても
素人目からはさっぱりわからない。
茶室に置いてあった、ガラスの板。
その上には薄いガラスの破片が重ねられ
オルゴールの本体だけが置かれている。
オルゴールが鳴るのかもわからない。
ん?何?何?
と思いつつ、スルー。
そしたら、今度は床の間に
円盤のようなものが軸に刺さっていて
これも回して楽しむものなのか?何なのか?
取っ手のようなものがあったので
ちょっと触って回してみるけれども
ふむふむ…
楽しみ方はわからず。
一通り見終わった頃に
作家の藤本さんが来られたので
お話を聞くことができました。
ガラスの破片の上にあったオルゴールは
ゼンマイを巻いてその上に置くと
カタカタとオルゴール本体が動き
ガラスとの共鳴、そしてその動きを愛でる。
そして、床の間の円盤は
なんと、コマでした
コマは地上で回してみても
最後までの動きは見ることができない。
だから、軸の上に置いて
コマの下に空間があれば
最後まで回る様子が見られる。
速いときの動きと
スピードが落ちてきたときの動きは
微妙に違い
何回も試して
何回も回してみたくなる作品でした。
藤本さん曰く
何だろう?と不思議に
思ってもらうことからが始まり。
本来は解説を聞くのではなく
自分で眺めたり触ったりして
確かめてもらえればいいんですと。
床の間だから、茶室だから
作品が生きる。
作品には手を触れないでください
とは書いていないし
作品を触れてもいいですよ
とも書いていない。
そうやって書いてしまうと
なんだか興ざめしてしまう。
お話を聞きながら
なるほどなあと納得。
でも、やっぱり解説してもらって良かった!
目の前が開けた感じになり
ただ、見ているだけよりも
何倍も楽しました♪
あれ?何だろう?
からのアプローチ。
不思議だなと思ったら
とりあえず行動してみるのが
いいなあと感じました。
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あれ?何だろう?
自分の気持ちにもフォーカスして
気になるを実のなる木にする
アイビーマッピングワークショップを
12月4日に開催します。
何々?と思ったら
ご参加くださいね!
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では、今日もステキな1日を~
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