おはようございます。
あなたの夢実現を全力でサポートする
あべかずです。
立秋が過ぎ、台風が過ぎ
日本列島にぴったりと寄り添う雨雲が
各地に大雨をもたらしていますね。
みなさま、どうかご無事でありますように。。
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時代とともに変わる童話の結末
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世界的に有名な童話。
『アリとキリギリス』
この童話の結末は
時代とともに変わっていることを
ご存知でしょうか?
3つの結末とともに
解釈についても考察してみようと思います。
これを読むと、あなたは
働き時・遊び時、さらには
どんな生き方をしたいのかを知って
自由に選ぶことができるかも!?
≪あらすじを簡単にご紹介≫
ある夏の日、
キリギリスはバイオリンを弾いたり
歌を歌って陽気に過ごし、
アリたちはせっせと家に食べ物を運んでいました。
キリギリス
「食べ物ならたくさんあるじゃないか」
アリ
「今はたくさんあるけど、
冬になるとなくなってしまうよ」
キリギリス
「夏は始まったばかり。
楽しく歌って過ごせばいいのに。」
やがて秋になっても
キリギリスは遊んで暮らしています。
そしてとうとう、冬がやってきました。
野原の草はすっかり枯れ果てて
キリギリスは食べ物が無くなってしまいました。
お腹が空いて困ったキリギリスは、
アリたちが食べ物を集めていたのを思い出し
分けてもらおうとアリたちの家へ。。。
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『アリとキリギリス』3つの結末
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さてさて、
キリギリスの運命はいかに!?
◆1つ目の結末◆
アリ
「だから食べ物がたくさんある夏の間に
集めておくように言ったでしょう。
家には家族の分の食べ物しかないから
キリギリスさんにはあげることができないよ。
夏には歌っていたんだから、
冬には踊って過ごしたらどうだい?」
と言って扉を閉めてしまいました。
キリギリスは雪が降る中
寒さに震えながら凍え死んでしまうのです。
◆2つ目の結末◆
アリ
「どうぞ食べてください。
その代わり、キリギリスさんの
バイオリンを聴かせてください」
キリギリスは涙を流して喜び、
張りきってバイオリンを弾きました。
◆3つ目の結末◆
アリ
「夏も歌って過ごしていたのだから、
冬も歌えばいいんじゃない?」
するとキリギリスはこう答えました。
「もう歌うべき歌はすべて歌った。
君は僕の亡骸を食べて生き延びればいいよ」
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『アリとキリギリス』の教訓は?
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小学生だった頃、私が
この童話から得た教訓は
「目の前の楽しさではなく、
将来に備えて働く・蓄える」
おかげ様で“努力・根性”が美徳とされる
昭和の人間に育ちました♪
私たち日本人には、
アリがキリギリスに食料を分け与える
2つ目の結末になじみがあるのではないでしょうか。
2つ目の結末からは
「困った人を助ける優しい人になろう」
という解釈ができますね。
3つ目の結末からは、
どんな教訓が得られるでしょう?
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キリギリスの寿命と戦略
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アリは戦略的に食料を蓄える一方で、
キリギリスは無計画に遊んでいたと
捉えられがちです。
でももし、
キリギリスが無計画でなく、
計画的に遊んで暮らしていたとしたら…。
そもそも
キリギリスの寿命はどれくらいの期間?
気になって調べてみました。
成虫のキリギリスが生きていられる期間は
6~9月の間、平均寿命2ヶ月なのです!
夏の間しか生きられないキリギリスに、
「楽しく生きるな。アリのようにコツコツ働け」
というのはなんと残酷。。
キリギリスの寿命を知ってから
3つ目の結末を読むと、
「楽しく歌える時に歌う・遊ぶ」
というのも幸せな生き方ではないかと思うのです。
キリギリスにとっては、
夏に遊んで暮らすことが
人生にとって大切なのかもしれません。
冬に死んだとしても
夏を陽気に過ごせるほうが
幸せだったのではないかと。
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働かないアリもいる!?
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一方のアリの寿命も調べてみました。
働きアリ(メス)の平均寿命は1~2年。
オスアリの寿命は女王アリと交尾をするまで。
女王アリは10~20年。
アリには生まれ持った役割があるんですね。
さらにビックリの生態が!!
「働かないアリに意義がある 」
(著者 長谷川 英祐、KADOKAWA出版)
によると、
なんと7割が働いておらず、
また1割は一生のうちに1度も
働くことがないそうです。
普段せっせと働いているアリが
疲れて動けなくなったら、
サボっていたアリたちが働きだすんだとか!
アリは組織力で生きているのですね。
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時代によって変わる結末
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童話「アリとキリギリス」
◆1つ目の結末
アリはキリギリスに食料を与えない
◆2つ目の結末
アリはキリギリスに食料を与え
キリギリスはお礼にバイオリンを弾く
◆3つ目の結末
キリギリスが最期に自分の身を差し出す
3つの結末をご紹介しましたが、
あなたはどの結末に何を感じたでしょうか?
この童話は紀元前に作られ
「アリはキリギリスに食料を与えない」という
1つ目の結末だったようですが、
1934年にウォルト・ディズニーが
当時のアメリカの政治的配慮から、
アリが食べ物を分けてあげる代わりに
キリギリスがバイオリン演奏を披露するという
2つ目の結末に改変されたそうです。
(Wikipediaより)
結末は時代によって変わるし
変えていいんですね^^
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働き時と楽しみ時
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人生100年時代と言われていますが
健康寿命、体力、環境を考えると
今しかできないこともあると思うんです。
さらに災害やこの1年で起こった感染症など
予測不能な出来事も起きますしね。
人生を奴隷のように働いて過ごし
そのまま死んでいく?
いつ楽しい時を過ごす?
私がここ数ヶ月前から取り組んでいるのは
古い時代の既成概念を書き換えること。
『働かざる者、食うべからず』
⇒何かしら理由があって働けない人もいる。
各人が個性を出して存在するだけで
心地よく生きていける世の中にしたい!
『石の上にも三年』
⇒変化が激しい現代で3年は長いでしょ!
『二兎を追う者は一兎も得ず』
⇒二兎が欲しいなら二兎を得る方法を考える。
仕事も遊びも両方!
そんな風に思っていたところ、
今回の「アリキリ」で
後押しする情報がやってきました。
これからの新しい時代は
【楽しく働く】
【自由に働く】
を当たり前にするために
私自身で実験していきます^^
共感する方はぜひメッセージをくださいね!
本日もお読みいただきありがとうございました。
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今日の脳内ハッピーキーワードは
『いつ楽しむ?』
この言葉を意識して
一日ハッピーに過ごしましょう。
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