おはようございます。
傾聴でじわじわーっと世界平和を目指す
ibマッピングインストラクター たえです。 
いつもお読み頂き、有難うございます。
最近の傾聴の現場では
自粛明けから「取り戻さないと、解決しないと」
という思いを持ちながら、物事が思うように進まない
焦りのお気持ちを聴かせて頂くことが増えました。
そういえば、9年前の震災復興時期も
そのようなお話しをたくさん聴かせて
頂いてたなと思い出しました。
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いきなりですが
「ネガティブ・ケイパビリティ」
という言葉をご存じでしょうか?
消極的受容力
未解決のものや不確実なものを受容する力
留まれる力とも言われています。
またまた いきなりですが(笑)
福島には
「うるかす」
という言葉があります。
潤かす=水の中に浸しておくという意味で
お米や豆のような硬いものを水の力で軟らかくし
調理しやすく下拵えすること。

この「うるかす」
時に「あの問題、うるかしておこう。」
という使い方もします。
歯が立たない問題を静観しつつ
咀嚼できる時期を待つ。
という意味でしょうか。
ゆるゆると水に浸かりながら
ゆっくりゆっくりと水を含み
やわらかくなっていく「豆」を
「問題」に置き換えると
今、自分が解決のつかないことを
柔軟に寛容に受容し共感していくことで
問題(悩みの種)を育むようにつき合っていくこと。
「うるかす」と
ネガティブ・ケイパビリティ(消極的受容力)
は似ているかも。
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「その人の悩みの答えは、その人の中にある」
と言いますが
時に環境や状況なども絡んで
すぐに答えが見つからないようなとき。
まるで逆流の中を
泳いでも泳いでも戻されてしまうような
徒労感、無力感が押し寄せてくる
そんな悩みに遭遇した時。
「ネガティブ・ケイパビリティ」
「うるかす」
を思い出しながら
問題に即答を求めず
ふと見たり見なかったり(どっちだ?)
時に目を逸らした時、別な景色も目に入れながら
背を向けず焦らずに

ぷかぷかしながら時を待つ。
即答に疲れた時
答えを出しても出しても
焦ってしまうような時は
そんな問題とのつき合い方も
あるのかもしれませんよ。
また今夜も【たえブログ】
https://ameblo.jp/amata-kotone/
にてマッピングをUPしたいと思います。
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今日の脳内ハッピーキーワードは
『 それ、うるかしといて(^v^3 』
この言葉を意識して
一日ハッピーに過ごしましょう。
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