【悩みの種を「うるかす」時。】byたえ | アイビーマッピングのブログ

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アイビーマッピングはカウンセリング現場から生まれた会話を「見える化」するコミュニケーションツールです。


 おはようございます。


 傾聴でじわじわーっと世界平和を目指す

 ibマッピングインストラクター たえです。照れ耳


 いつもお読み頂き、有難うございます。



 
 最近の傾聴の現場では

 自粛明けから「取り戻さないと、解決しないと」

 という思いを持ちながら、物事が思うように進まない

 焦りのお気持ちを聴かせて頂くことが増えました。




 そういえば、9年前の震災復興時期も

 そのようなお話しをたくさん聴かせて

 頂いてたなと思い出しました。



***

 いきなりですが


「ネガティブ・ケイパビリティ」

という言葉をご存じでしょうか?




消極的受容力

未解決のものや不確実なものを受容する力

留まれる力とも言われています。




またまた いきなりですが(笑)


福島には

「うるかす」

という言葉があります。


潤かす=水の中に浸しておくという意味で

お米や豆のような硬いものを水の力で軟らかくし

調理しやすく下拵えすること。


 
この「うるかす」


時に「あの問題、うるかしておこう。」

という使い方もします。



歯が立たない問題を静観しつつ

 

咀嚼できる時期を待つ。

という意味でしょうか。




ゆるゆると水に浸かりながら

ゆっくりゆっくりと水を含み

やわらかくなっていく「豆」を



「問題」に置き換えると

今、自分が解決のつかないことを

柔軟に寛容に受容し共感していくことで

問題(悩みの種)を育むようにつき合っていくこと。


 
「うるかす」と

ネガティブ・ケイパビリティ(消極的受容力)

は似ているかも。

 

 

****

 

「その人の悩みの答えは、その人の中にある」

と言いますが

時に環境や状況なども絡んで

すぐに答えが見つからないようなとき。



まるで逆流の中を

 

泳いでも泳いでも戻されてしまうような

徒労感、無力感が押し寄せてくる

そんな悩みに遭遇した時。

 

 

「ネガティブ・ケイパビリティ」

「うるかす」

 

を思い出しながら
 

 

 問題に即答を求めず

 ふと見たり見なかったり(どっちだ?)

 時に目を逸らした時、別な景色も目に入れながら

 背を向けず焦らずに

 

 

 ぷかぷかしながら時を待つ。




 即答に疲れた時

 答えを出しても出しても

 焦ってしまうような時は

 そんな問題とのつき合い方も

 あるのかもしれませんよ。





また今夜も【たえブログ】

https://ameblo.jp/amata-kotone/

にてマッピングをUPしたいと思います。


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今日の脳内ハッピーキーワードは

『 それ、うるかしといて(^v^3 』

この言葉を意識して

一日ハッピーに過ごしましょう。