おはようございます。
ibマッピングインストラクターの、のんちゃんです。
いつもお読みいただきありがとうございます。
今日から5月。
そして連休の真っ只中。
いつもと違う場所で朝を迎えている方も
多いのではないでしょうか?
私も、一昨日から1泊2日で書道塾の合宿で京都に
行ってきました。
合宿というと、スポーツを学んでいるのかと思われる
んですが、書道なんです。
青空の京都の旅館の大広間を借り切って40人ほどが、
自分の身長ほどある紙にただひたすら書いていく…
お部屋中に墨の香りが広がって、文字と向き合う2日間。
お昼から夕食まで書いて、夕食後にまた書いて、お風呂
に入ってまた書いて、翌日の朝食後にも書いて…
それぞれが自分の字に向き合う時間であり、
いろいろな方の心のこもった書に出会える時間、
また様々な書体に出会う時間
計10時間は書いていたような気がします。
最初は決まった言葉をお手本を見ながら、ただただ書く…
その後は自分の心に響く言葉探して書いていく…
とにかく紙を見つめてひたすら書く時間…
内観の時間
立ったり中腰の姿勢で書くので、今日は全身筋肉痛です。
同じ言葉でもいろいろな字体があって見た目は違う。
楷書、行書、草書、篆書体、隷書体…
同じ漢字を書いても字体が変わると雰囲気が変わり
伝わり方も違ってくる。
これってマッピングと同じ!
同じ言葉でも話す人で意味が違う。
同じ言葉でもその人で捉え方が違う。
どれひとつとっても同じマッピングは存在しない…
今自分は何を字にしたいのか…
どの言葉を書きたいのか?
どうしてその言葉なのか?
その言葉が好きだから?
その言葉のどこが好きなのか?
なぜその言葉なのか?
書きやすいからなのか?
言葉の意味が好きなのか?
その字の形が好きなのか?
その字のどの字体が好きなのか
まるでセルフマッピング。
それぞれが言葉に込める念い(思い)もいろいろ…
今の自分への思い
亡き母への思い
病への思い
未来の自分への思い
同じ言葉でもその人によって感じ方も捉え方も違う
それあたりまえで、みんなちがってみんないい…
マッピングは、その時の語り手の言葉を
そのまま素直に書き取っていくだけ
語り手の言葉は、その人の心の声
質問しながらマッピングシートの上に
広がっていく、語り手さん心模様
それは今のその方の思いの書の集まり。
質問に答えながら心の言葉を外に出していく…
自分の言葉=心の声が
目に見える形で広がっていき、
腑に落ちる瞬間
これがマッピングの醍醐味であり
書につながる部分かもしれません。
まだ始まったばかりのゴールデンウィーク
いつもよりご家族で過ごす時間も多いかもしれません。
ぜひ、お子さんやご家族とのマッピングタイムを
作っていただけたらと思います。
短い時間でも濃厚な充実した時間が得られます。
会話も増えるチャンスです。
いつものペンを筆に持ちかえて半紙に書く
書道マッピングも楽しいかもしれませんね。
小さいお子さんならクレヨンでも。
みなさま、素敵なゴールデンウィークをお過ごしください。