夜中に次男と・・。 | アイビーマッピングのブログ

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アイビーマッピングはカウンセリング現場から生まれた会話を「見える化」するコミュニケーションツールです。

おはようございます。
ibマッピングインストラクターのあおいです。
いつもお読みいただきありがとうございます。



昨日の夜、次男が
「久しぶりにマッピングしてー」っていうので、

「いいよ」と夜中の12時ぐらいから、
おもむろに紙と鉛筆を取り出し、


「テーマは?」って聞くと

「数学。」



「数学をどうしたいん?」って聞くと

「好きになりたいというわけでもないけれど
なんとかせなあかんなあーって思ってる」

ってことで、夜中のibマッピングスタート!!




子どもさんにマッピングしたいなと思っておられる方、
よろしければ参考になさってください。




そういえば、2年ぐらい前にも「算数」
というテーマでやったことがある。


ものすごい苦手意識がある、というのはわかっている。

でもそのことは言わずに、ただ、次男の話を聞きます。



まずは質問その1。
「なんとかせなあかんって思ってるんやね?」

次男の言葉をそのままオウム返しで質問に変える。



実はこれ、とっても重要。
これだけで、だいたい相手はしゃべりだすから。
難しい質問考えなくていいんです。

シンプルにね。


すると次男がこんなことを話しはじめた。

・先生が早口で進むスピードが早くてついていくのが大変なこと

・今までの算数でもわからんかったのに、もっと難しくなるって先生に言われて
ええーってなったこと

・今も十分面白くないのにわからないとますます面白くないから
それは避けたいということ


なるほど
そうなんや
ふんふん


さまざまな相槌を打ちながら
オウム返ししながら
書きとっていく。



すると次男がこんなことを言い始めた。

「でもな、楽しい教科もあるねん。」



子どもとibマッピングをしていると、
話しているうちに、もともと話していたこととは違う話に
飛んでしまうことがよくあります。


でもそれはそれで、相手が話したいと思っているわけなので

今の話とは関係ないでしょ、とか言わずに
とりあえず聞いてみる。




質問その2。

「ほう、そうなんや。それは何?」


「理科と社会。」





質問その3。

「どんなところが楽しいの?」


そうすると彼は、待ってましたとばかりに
理科と社会の魅力について、目をキラキラさせながら
話し始めた。


「たとえばさ、
歴史で言うと、戦国時代の〇〇という武将が、
こうしてこうなってああなって
こんなことを成し遂げた

とか

理科でいうと、アリたちの群れが
触覚と嗅覚だけで
仲間とコミュニケーションをしながら
女王アリを中心に巣を作っていく様子

とか

なんかわらかんけど
めっちゃおもしろいやんーーー
感動するーー。」



さっきまでほとんど寝そうになってたのに、
一気に目覚めた様子(笑)


小学校の校庭で、
暇さえあればずーーっとアリの巣を眺めていた
ということも話してくれた。



こんなふうに、相手が話したいと思った時には、

声のトーンやら表情やら
言葉以外の部分で必ず変化があるので、

それを見逃さずにキャッチして
相手により興味をもって聞くことが大事です。



一通り話を聞いたあとで、
シートを振り返り今までの話全体を俯瞰してみる。




すると
面白いと感じるものと、面白くないと感じるもの
その違いは何なんだろう?
っていう疑問が沸いてくる。


そこで次男に聞いてみる。



質問その4。

「面白いと感じるものと、面白くないと感じるもの
その違いは何やと思う?」



「うーん、なんやろ?よーわからんわ。」




この質問はちょっと難しい。

だって、普段考えないことだから。




その考えたことがないことを考えることが
実は、新しい発見や気づきにつながっていきます。


この時点で、私が感じたことをフィードバックしてみた。


「〇〇(次男の名前)はさ、
生きてるもの、人間とか動物とか

その生きてるものが
何かを作り上げていく過程だったり
作り上げたものだったり

それを知るのが面白いのかな?

どう?」

って聞いてみた。



ここで重要なのは
私はこう感じた、という
あくまでも私の感想として伝える、というスタンス。

決して決めつけはしない。
そして
アドバイスもしないことが大事です。



すると次男が答えた。

「うん、そうかも。
だって、数字は生きてないでしょ。
人間が作ったもの。

それになんか堅苦しい。」




そうか、彼にとっては
数字は生きてないんだ。


彼の興味は
人間が作ったすでに出来上がったものを学ぶのではなく


それを作った人間が
どういうきっかけでそれをつくろうと思ったのか、
作ってどうなったのか、という

出来上がる過程を、あたかも自分がそこにいるかのように
臨場感を感じながら学んでいくこと

それが彼の興味をそそるのだ、ということを
息子はもちろんのこと、私のほうも理解できて



おお、やっぱり
ibマッピングってすごいなあーーー

って自画自賛。



そもそも
子どもが喜んで話してくれる、っていうのは
ibマッピングの聞く姿勢があるからこそ。


普段の会話では
なかなかこうはいきません。




子どもに限らず誰にでも
得意不得意はあって、

苦手なものをやらなければならない、と思いながら
無理にやる、ってことは誰でも苦痛。



それよりも、
ひとりひとりの得意を見極め

その方向から攻めていく。


真正面からではなくちょっと横から
ときには斜めから
ときには上から


すると
苦手だと思っていたことも
実は思い込みだった

ということに気づくことが多々あります。



というわけで、
ピタゴラスやらパスカルやら
ちょっと数学者の伝記でも読んでみる?

という提案をしてみたけれど



好きなことしゃべったら満足したのか
めっちゃ眠そうになって
あんまり聞いてなかったみたい(´;ω;`)



とりあえず
息子の興味の対象がわかったから
その方向にアンテナはってみるとするかー。




さて、今日のibマッピング

所要時間15分

私がしゃべったのは

質問4つ

フィードバック1回だけ

あとは次男がずっとしゃべる




これぐらい聞いてあげると子どもはものすごい満足します。

親も子どもの興味がわかるから大変満足。





ぜひこのゴールデンウイーク

子どもさんとの会話にibマッピングを活用してみてください。
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今日の脳内ハッピーキーワードは

『子どもの話を聞く』

この言葉を意識して
一日ハッピーに過ごしましょう。


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