「ちゃんと」ってどういう意味ですか? | アイビーマッピングのブログ

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アイビーマッピングはカウンセリング現場から生まれた会話を「見える化」するコミュニケーションツールです。

こんにちは。

ibマッピングインストラクターのあおいです。






さて、


「ちゃんとかたづける」


「しっかり準備する」


「きちんと挨拶する」






「ちゃんと」

「しっかり」

「きちんと」



日常で当たり前に使っている言葉。





でも、皆さん、

「ちゃんと」の意味、

「しっかり」の意味、

「きちんと」の意味、


改めて考えたことがありますか?

そんなこと、普段考えませんよね。




でも、日常なにげなく使っているこの言葉たちが、

コミュニケーションエラーの元、だとしたら。



例えば、

私はよく子どもに、

「ちゃんと部屋を片付けなさい」

と言っていました。



子どもは部屋を片付けました。


私が部屋を見ると、全然片付いていない。




「どこが片付いてるの?全然片付いてないでしょ。」

と私は言います。




「えーー、片付けたよ!!」と子どもは言う。


こんな会話、日常でよくありませんか?





なぜこうなるのでしょうか?



それは、

私の頭の中にあるちゃんと片付いた部屋、と

子どもの頭の中にあるちゃんと片付いた部屋、が


「違う」からなんです。




私たちは、無意識のうちに、

自分が持っている言葉のイメージと、

相手が持っている言葉のイメージが、

「同じ」

だと思ってしまうことがが多いようです。



だから、

子どもにとっては片付いている部屋が、

私にとっては片付いていない部屋、

になってしまう。


これがわかるまで、随分と苦労しました。


これのどこが片付いてるわけ?

と思わず突っ込みたくなることがしばしばありました。





ibマッピングでは、

無意識に使っている言葉を意識化する、


つまり、

どのような意図で、

どのような思いでその言葉を使っているのか、

を見極めます。



聞き手として、

多くの人の話を聞くと、

言葉には人それぞれの捉え方があるのだ、ということがわかります。




自分と他者の捉え方が違う、

ということに気づくのです。




気づくとどうなるか?



自分の視点が変わります。



「全然片付いていないでしょ!」ではなく、

「この部屋は子どもにとっては片付いている部屋なんだ」


という新しい視点が生まれます。




すると、

ムダにイライラすることがなくなります。


そして、

自分と相手の折り合うところを見つける

つまり、

第三の道を見つける、ということができるのです。






コミュニケーションは

私たちが生きている限りずっとし続けること。

それだけにうまく行かなかった時のストレスは大きいです。





ibマッピングを学ぶと、

家庭だけでなく、

職場、学校、友人関係、

あらゆる場面で起こりうるこのコミュニケーションエラーを

劇的に減らすことができます。


まだibマッピングを体験したことがない、という方は、

ぜひお近くのマッパー、相談士さんから
ibマッピングを受けてみてくださいね。