万華鏡のように物事を観る | アイビーマッピングのブログ

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アイビーマッピングはカウンセリング現場から生まれた会話を「見える化」するコミュニケーションツールです。

おはようございます。ibマッピングインストラクターのあおいです。


先日、実家の母と夫と次男と4人で夕食を食べに行った帰りのことです。


実家まで母を送り届けて帰ろうと思ったら、
次男がトイレに行きたいというので、
実家の前に車を停めて、家に入りました。


実家には駐車場があるのですが、
門が閉まっていて鍵を開けるのが面倒だったのと、

まあトイレだけだしすぐに戻るし、
と思って、家の前の道路に停めていきました。





ところがなんと!!戻ってきてみると、

車の側面、ものの見事に前から後ろまで、
鋭利な刃物のようなもので、ずーーーっと傷がついていました。




はじめに見た時は、片側だけだと思っていたのですが、
よく見ると、両側面!!



「えっつ!!」

思わず絶句してしまいました。





しばらく事態が飲み込めず、
傷の部分を手でこすってみたり、拭いてみたり、
という訳のわからない行動をとっていた私。





でも、その後すぐにアタマに浮かんだことが、

「誰もケガをしなくてよかった」

でした。





そして、その次に思ったこと。

「車が身代わりをしてくれた。」



きっと傷つけた人は、
気分がすぐれないことがあって、虫の居所が悪かったんだろうな、

私が面倒がって駐車場に入れなかったこともよくなかったし。


まあ車は修理すれば直るし、
とにかく、誰も傷づかなくて良かった、と。





以前の私だったら、まずこう思っていたでしょう。

驚きと同時に、

「なんで私がこんな目に会わなアカンの!!」

という怒りの感情。



そしてその次にには、

「あー、また修理代が・・・」という落胆。



そして最後に、

「あーーー、なんで駐車場に入れなかったんだろう!!」

という後悔。


驚き→怒り→落胆→後悔。

しばらくはひきずって立ち直れなかったことでしょう。



今回、車を傷つけられたこともびっくりでしたが、
全然落ち込んでいない自分にオドロキでした。




結果的には、
保険を使って修理をすることになったのですが、
自損ではなかったので、少しの負担で済んだこと、


全面塗装し直しということで、
今までの小さな傷もついでにキレイになったこと、

本当にラッキーでした。



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事実は一つしかありません。

「車に傷がついた」



でも、
それに付随する解釈は、人それぞれ。



いや、人それぞれというより、
同じ人であっても、
その人がどんな状況にあるかによって変わります。


それをどんな解釈で受け取るかによって、
現実が変わっていきます。



ibマッピングをしていると、

今まで一つの角度でしか見られなかった物事を、
様々な角度から観ることができるようになります。



見方を変えると、
同じ出来事がまるで万華鏡のように全く違って観えてきます。


そうなった時に、何が起こると思いますか?




そう、自分が一番楽チンになれるのです。