平成29年5月18日 さん喬ひとり会 第三夜 日本橋劇場
湯島天神の用事を済ませて、真っ直ぐ南に下った水天宮前に。
もぎってもらって、さん喬と小さい朱印が押された白い封筒を貰う。
三夜連続で来ていただいてありがとうございますと、丁寧なあいさつで手渡してくれる。
用意された鉛筆で自分の住所氏名を書けという。
三夜のチケットは封筒に入れれば良いかと問えば、入れなくて結構なので記念に持っていてと言う。
何人もの人と顔を合わせて封筒を貰うように声を掛ける。
席は元々のいつもの位置。一列違うだけだがやっぱり見やすい。
春風亭一花
一花がこの日の両師匠のマクラのツマになる。
道灌。
柳家さん喬
何となく3回目になった、またいつかやらされるんだろう、その時はまたよろしく、と。
前かたは一朝師匠のところの一花さんで、女性の噺家さんが増えてきた、と。
最近の女性の噺家さんはみんな美人で、昔は噺家になるしか、、、取り消し、昔から女性噺家は、、、と。
小さんに女性噺家はどうかと聞いたら、上手きゃいいんだよっと言っていた、と。
講釈の世界は女性ばっかり、そのうち女性しかいなくなり、男の講釈師ができたってねぇと言われる、と。
いろんな世界で女性が活躍するが歌舞伎の世界だけは女性は入れない。宝塚は男性が入れない。
その辺で上手く釣り合いがとれているんでは、と。
前座はよく師匠方から飯を食いに行こうと誘われると、小さんが残したカツ丼が食べきれなかった話。
今の前座は何でも食べろと言えば、上天丼を頼む、と。
東京の蕎麦屋の話や、蕎麦発祥は大阪の砂場のそばがきだった話からそば清。どうーもぅー。
柳家権太楼
今の女の子は一花さんでして一朝師匠のところのお弟子さんでして、と。
この頃は随分女の子がこの世界に無防備に入ってきて、と。
あの子も可愛いけど、今世之介のところに弟子に入った、名前をなんて言うか知らないが、、、客席からののか、、、乃々香?という子がいる、と。
今の子まではいい、こっちの世界ではキレイだしかわいい、けど一般の世界では、と。
あの子は落語の世界に入っちゃダメ、、、美人ですよ、、美人は自分が美人だということ知っている。
高座返しで出てくるとおじさんたちがみんな、オオーっと、と。
美人はどこかの仕草で、美人でしょとやる、と。
どうなっちゃうのだろうこの世界はと、、、上は来ずと居残り左平次。
おしまいで呑気に雀鳩の歌。居直り。
仲入り。
もう1時間25分。
ロビーではまだ封筒の宛名書きをしている。
柳家さん喬
今日は権太楼師匠に出てもらって、あれでもう終わってもいいくらい、と。
本当は、たちきりをやるはずだったが、突然やめたって、と。
こっちもたちきりに合わせて色々考えてきていたが、パーになって、と。
明日から三社祭で、もう夏になった、と。
神田祭の小舟町のみずほ銀行の四神剣のいつもの話、、、、百川はやりません、と。
天王祭が一番古く、天王祭で魂を入れて神田祭始まったと、三社祭や浅草の中国人や電気館のアレコレ。
浅草とならんで賑わったのが芝神明町と、浜野矩随。
神明腰元彫り。それほど暗くなく聴けたのは仲入り前の一花効果か、わてな中橋の加賀屋佐吉と入れた為か。
続けて
あと何分残っているかとそでに聞いて、あと30分?と。
30分でできる噺と、妾馬。
2時間40分の長い会、最後が笑える噺で良かったが、それでも疲れた。