平成29年5月14日 桂やまと独演会 スタジオフォー
スタジオフォーバンドの稽古が終わってイスのセットとチラシのセットが終わる頃に到着。
予定時間をちょっとだけ過ぎて開場。
準備が終わって外に出てきたやまとさんに今日のネタだしを聞く。
いつものお客が順次到着して、用意してあるイスがちょうど良くうまる。
高座の背景はいつものアヤメでなく矢と的。
やまと奥さん
待ってましたの声。
いつもの諸注意。
桂やまと
今日は5月の14日、なんの日かご存じか、と。
当然母の日の声が。一人だけおかみさんの誕生日という声。
偶然に母の日と家内の誕生日が同じ日になった、と。
プレゼントは悩まない、一緒に買いに行く。好きなものを買うのが一番良い、と。
誕生日がきて何が良いかと聞いたら何も要らないという、と。
予約がくれば何も要らないと言う、家内の希望をかなえてやってください、と。
ソンタクという言葉の発音のしかた、ソ ンタクでなく、平板にソンタクだ、と。
地方からきた噺家さんだけでなく、荒川生まれの自分もなまるときがある、と。
そういうときは調べて直すが、5代目小さん師匠が良いことを言っていた、と。
江戸弁は、3文字の言葉を迷ったときは平板に言っておけば良い、と。
やまとはヤ マトだが、と。
マナーも気になる。芸人には芸人のマナーがあるが、と。
芸人のマナーの周りには社会のルールがあり、それを知らないと芸人のルールとの違いが分からない、と。
うちの師匠はそれを教えるためにやってくれたのは、自衛隊の募集事務所の手伝いをして教わることだった、と。
屈強な人達に揉まれて社会のルールを教わった。
玄関に入る前にコートを脱ぐことや、ナイフとフォークの使い方を、と。
世の中のルールはその場その場で知っていくと、本膳。
続けて。
男にも女にも小指にもあるのは色気だ、と。
小指で小噺を。
囲碁将棋をやると親の死に目に会えないという言葉の本当の意味を説明して、宮戸川(上)。
仲入り。
弁当のサンドウィッチを頬張りながら腰伸ばし。
宮戸川の下の内容を聞かれて説明を。
桂やまと
車が好きでゴールデンウィークに筑波山に行ったが、山登りに渋滞で6時間掛かった、と。
宿場町の場面で宿屋の仇討ち。
世話九郎から伊八への祝儀が一分。今の金で2万5千円以上。
始終三人で伊八とゴタゴタになったので良い部屋に泊まる。
日曜の夜なので真っ直ぐ帰宅。