たくさんの名著が紹介されているサイト「好書好日」さんのコンテンツの1つ、
「えほん新定番」の1冊として「ドアをあけたら」(東京書店)を選んでいただきました〜。
2014年に出版されてから7年たって、新定番として取り上げて頂けるなんて、頑張ったご褒美みたいで嬉しいです。
しまだともみさんの絵本「ドアをあけたら」 予想もしない動物が現れて、びっくり
えほん新定番 しまだともみさんの絵本「ドアをあけたら」 予想もしない動物が現れて、びっくり
インタビューをして下さったライターの澤田さんも、娘さんが小さい時におやすみ前に良く読んで下さっていたようで、それぞれの思い出話で盛り上がり、楽しくお話させて頂きました。
私も7年前、まだ絵本を描くことに慣れていなくて手探りで頑張ったこと、息子と楽しみながら考えていたことなどを、いろいろ思い出しました。
そしてインタビューの後もズルズルと当時の思い出が、、、、。
今思えばありえないくらい短い締め切りで(笑)
当時7歳の息子と10時くらいにうっかり一緒に寝てしまい、夜中1時くらいに目が覚め、そこから明るくなるまで描き、1時間くらい寝て息子と起きるという、睡眠時間平均4時間の過酷な日々でした。
そうそう、真冬ですごく寒かったのです。着る毛布が大活躍でした。
冷え切った体で息子の眠るあったかいベットに潜り込む時のなんとも甘い幸せな気持ち。
絵を描く私の傍で「ぼくもおえかきする!」とご機嫌に絵を描いている息子の横顔。
出来上がった絵本を手にとって「ママすごい!」と頭をなでなでしてくれた息子。
かわいかったなぁ〜〜〜〜(涙)
図書館からたくさん絵本を借りて、毎晩何冊も読み聞かせをした息子の幼少期が、今も私の軸になっていると思います。
今は声も低くなり、背も抜かされ、可愛さのかけらもなくなってしまった14歳の息子。
いまでも、私の良き相談相手で、昔よりシビアな意見をビシバシくれて頼りにしています。
残念ながらお絵かき好きは低学年までで、今は音楽に夢中ですが、絵本は大好きなようです。
絵本は作者が産み落としてから(出版してから)手にとって下さった方々に何度も読んでもらって育っていくものなのだな〜と実感しています。
先日有難いことに「ドアをあけたら」28刷のご連絡を担当編集者さんから頂きました。
皆さんに長く愛される絵本に育てていただけたことに心より感謝いたします。
初心を思い出せたので、また頑張ります!