餃子だけじゃない! | ぼくはグラスのふちをまわる

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昭和40年代の思い出や、酒場についてゆる~く語ります。

 

味の素の冷凍餃子が我が家の冷蔵庫に入っていない事はほぼ100%無いと断言できる!

 
 
 
 

 

 

 

 

一番の理由としては、旨いからであります。

そして冷凍なので保存が効く、フライパンさえあれば簡単に作れるのもいい。

最近はレンチンタイプもあるようですが、カリカリの焼き目が好きなので選択の余地は無い!

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そんな味の素ですが、冷凍餃子だけではなくて、素晴らしい我が国の戦略物資として使える資材をも製造していたのであります。

それがABF、正式には味の素ビルドアップフィルムと言います。

これ何かと言えばノートパソコンやスマートフォンの頭脳にあたるMPUの製造に不可欠の半導体材料です。

 

味の素には幼少の頃より多大なるお世話になって育って来ました。

特に昭和世代においては、キュウリ、たくわん、白菜のおしんこ等にはすべからく振りかけられていたのではないだろうか。

特に味の素信者である高齢者などは、おしんこがジャリジャリするほど振りかけて、その上醤油までかけるという偏愛ぶりであった。

 

そんな味の素ですが、かつては化学調味料は身体に悪い等の謂われ無き誹謗中傷に晒された時期もありました。

 

それが今やうま味調味料として全地球規模で愛される商品にまで大きく育っている。

そしてそれ以外にも多くの食品関係商品も展開されていて、味の素の商品を口に入れたことが無い人は日本では100パーセントいないと言っても過言ではないと思います。

 

それが食品以外でAFBという半導体材料まで製造していたとは、人間の胃袋だけでなく半導体材料にまでその手に握ろうとしているとは恐るべし。

 

それは何故かというと、先の東京オリンピックの選手村の食堂で提供されて世界中のアスリートを虜にした冷凍餃子も凄いが、このAFBの世界シェアはほぼ100パーセント味の素が担っているらしい。

そのためこのAFBの供給を絶たれたら高性能の半導体の製造が事実上止まる事になります。

 

そうです、このAFBが手に入らなければ高性能半導体はどこの国でも製造できなくなり、それ以外の半導体を必要とする製品の製造も止まる事になる。

 

中国が日本産海産物の輸入を禁止するのであれば、我が国はAFBを中国に輸出禁止すればいいんですよ。

それだけで彼の国で製造する電子機器は全て終了となる恐るべき力を持った製品なのです。

はっきり言って核ミサイルで脅すよりも強い!

 

中露が資源を盾に恫喝外交するのなら日本政府もABFフィルムとフッ化水素の禁輸で対抗すればいいのだ。

 

中国発祥と言われる餃子を愛する私ですが、ここ最近の日本に対する中国の酷い行いには本当に頭にきています。

そこでなにか対抗手段は無いのかと調べていたら我が愛する味の素がとんでもない戦略物資を製造していたという皮肉に笑いが止まりません。

 

長々と書きましたが、そんな今宵の晩メシは

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もちろん味の素の餃子です。

 

酢胡椒と酢醤油辣油と両方抜かりなく!

 

叉焼とニラのおひたしにも味の素をひとふりふたふり(笑)

 

そして餃子以上に楽しみなのが

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酢醤油辣油を纏った餃子をワンバンさせたご飯です!

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餃子を食べる度に酢醤油辣油に染まり育って行く白飯。

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これこそが餃子定食の醍醐味、白眉でありますよ!

 

なんなら餃子はこの白飯を育てるための媒体で食べなくてもいい(そんなわけない)

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最終的には残った酢醤油辣油は白飯にかけちゃう!

 

だからといってただ白飯に酢醤油辣油かけてもこの味にはならないのだ!

 

餃子のワンバン着地が重要なのです。

 

故に餃子はこの酢醤油辣油に塗れた白飯を醸成するための触媒でもあります。

 

これを食べるために餃子定食をたのむと言っても過言ではない!

 

この辺はおまけのスープと炒飯との関係性とも類似しますね(笑)

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なにはともあれ味の素マジでマジで凄い!

 

この一言に尽きます!