元工場長に聞いた今時の現場 | 【多年度受験生向け】診断士2次試験をマンガで授業するブログ マンガde診断士から和泉塾へ

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受験歴2年以上の多年度受験生向けに、「フロー」というメソッドを公開しています。多年度に渡り診断士2次試験に合格出来ない方を対象とした、診断士2次試験についての情報発信となっています。

●元工場長に聞いた今時の現場


 

先日、たまたま僕と同じ

元工場長の人がいたので、

 

いくつか質問をしてみました。


 

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1、昔と現代の違い


 

僕が工場長をやっていたのは

バブルが弾けたあたりの話で

 

東芝が世界初の

ノートパソコンを出した頃です。

 

紙で管理している方が

まだ早かった時代です。

 

しかし、さすがイマドキは違います。

ITが当たり前になっているのを感じました。


 

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2、ITシステム


 

やはりイマドキはそうかと思いました。

 

メーカーからの受注は

システムに組み込まれ、

 

システムは受注した製品について

即座にリードタイムを算出します。

 

下請けもシステムを共有するので、

受注、納期もすぐにわかります。

 

生産計画もここで調整できます。

 

いや、そりゃそうですよね。


 

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3、外段取り


 

いい機会なので、

外段取りについても聞きました。

 

設備は走ってしまえば

職人の手が開くので外段取りはする、

 

もちろん、

 

段替えもすべて

回数が最小になるように計算して、

段替えの順番まで構築している。

 

とのことでした。

 

これもシステムに組み込めます。

 

あとは段替えのリードタイムもすべて

細かく把握した上で計算するのですが、

 

職人に見積らせると

たいがい大袈裟に時間を盛ってくるようで、

 

工場長はすり合わせが必要になります。

 

もちろん、残業目当てが本音の

職人さんたちもいるので、

 

せめぎ合いがあるということですね。


 

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4、バッファ


 

例えば生産計画も

現場の職人さんたちもそうですが、

 

決めた通りに物事は進みません。

 

設備の故障、歩留まり、その他など

色んなことが起こるからです。

 

バッファどうしてたんですか?

 

と聞いてみたところ、

 

稼働率の数字を調整していたとのことで、

なるほどと納得しました。

 

オチはありませんが

参考になればと思います。

 

今回は以上です。