●元工場長に聞いた今時の現場
先日、たまたま僕と同じ
元工場長の人がいたので、
いくつか質問をしてみました。
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1、昔と現代の違い
僕が工場長をやっていたのは
バブルが弾けたあたりの話で
東芝が世界初の
ノートパソコンを出した頃です。
紙で管理している方が
まだ早かった時代です。
しかし、さすがイマドキは違います。
ITが当たり前になっているのを感じました。
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2、ITシステム
やはりイマドキはそうかと思いました。
メーカーからの受注は
システムに組み込まれ、
システムは受注した製品について
即座にリードタイムを算出します。
下請けもシステムを共有するので、
受注、納期もすぐにわかります。
生産計画もここで調整できます。
いや、そりゃそうですよね。
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3、外段取り
いい機会なので、
外段取りについても聞きました。
設備は走ってしまえば
職人の手が開くので外段取りはする、
もちろん、
段替えもすべて
回数が最小になるように計算して、
段替えの順番まで構築している。
とのことでした。
これもシステムに組み込めます。
あとは段替えのリードタイムもすべて
細かく把握した上で計算するのですが、
職人に見積らせると
たいがい大袈裟に時間を盛ってくるようで、
工場長はすり合わせが必要になります。
もちろん、残業目当てが本音の
職人さんたちもいるので、
せめぎ合いがあるということですね。
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4、バッファ
例えば生産計画も
現場の職人さんたちもそうですが、
決めた通りに物事は進みません。
設備の故障、歩留まり、その他など
色んなことが起こるからです。
バッファどうしてたんですか?
と聞いてみたところ、
稼働率の数字を調整していたとのことで、
なるほどと納得しました。
オチはありませんが
参考になればと思います。
今回は以上です。