黒いマント ④ | 林秀子のフラクタル心理カウンセリング

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黒いマントシリーズは、

71才になるスガさんのお話を元に書いたものです。


心配してくれるのはわかるけど、そのたび、

  「あんたはもう年なんだから」

  「いつどうなるかわからないんだから」

と言われているようだった。


”その通りだわ、だから もう十分”

と、自分に言い聞かせていた。


そうしたら、いつからか

人と話すことが煩わしくなって行ったそうです。



元気になった理由は、


自分がやりたいことがみつかったこと、


若い人達との交流もできて、とても楽しくなったこと、


年をとったら、みんなこうなって、こうして死んで行くんだ。

そういう思い込みは間違っている


全て自分次第 わかったことだと、話してくれました。
 


  ○●○●○●○●○●



スガさんが 元気に動きだしたら、

安江さんの背後に見えた、黒いマントと仮面は

スガさんには見えなくなりました。


相手を思いやるつもりで言った言葉が、

相手にとって嬉しくないどころか

希望を失わせることになっていたとは、ウーム。


自分の知識を、マイナスの言葉で強調し、

「そのままだと、あなたはきっと悪くなるよ」

 予言するような言い方が入ると、


相手の中に なかった種を植え付け、

きっとそうなる・・・と、ガッカリさせるだけで、

その人の力を奪う結果になることもあるようですね。


相手を元気にするほうの種を蒔きたいものです。




ですが、良く考えてみると、

「きっと、こうなるから」という言葉は、


実は、自分が信じ込んでいる未来の姿です。


信じ込んだ通りに変わって行くように見える相手は、


はたして・・・・・・  ダレ?



Aさんが、自分も身に付けていると感じた

黒いマントと仮面を外してみたら、

裏に 「恐」・「苦」 という文字があったそうです。



それから、 改めて周りを見てみると、


なんと、元気に活躍する人ばかり !!


そ、そんな、嘘、と思われますか?



日常のなにげない会話や行動を見直してみると、

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