紙上旅行は楽し | 10月の蝉

10月の蝉

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地図を読むのは得意?苦手?

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測量は数学が必要だから私には到底無理な分野なんだけど。
地図を見るのは大好き。
大好きすぎて、通販で3冊セットのでかい地図を買ってしまったくらい(笑)
要所要所が立体地図になっていて、とても楽しい。実際に行ったことのある場所だと、記憶と照らし合わせるのもまた楽しい。
行ったことのない場所はさらに想像がふくらんで楽しい。
 
読むのが得意か苦手か。これは、スマホの地図アプリで見るか、紙で見るかによる。
最近の人は知らない場所に行くときにGoogleマップを見ながら行くらしいが、私はあれがどうもうまくできない。
ちょっと前に東京へ行ったとき、新宿駅から劇場まで行くのにスマホのマップを使おうとした。
最近はなんか立体的なやつも出るようになったらしいんだけど、なかなかに微妙だった。
いや、地図が悪いわけじゃないのよ。
認識できる範囲、の問題なんじゃないかと思う。
紙の地図(私は必ず地図を印刷して持って行く)だと周囲の様子がわかる。
目的地の周囲だけでなく、例えば目的地の前の道はどこにつながっているのかとか、今いる場所は目的地とどのような位置関係にあるのか、とか、そういう広域に関する情報が入ってくる。
スマホのマップはピンポイントで、「ここから100m先を右」みたいな狭い範囲の指示が出る。
でもさー。私の位置情報の設定がまずいのか、微妙に現在地がずれるわけですよ。目の前の景色とマップに表示されてるものが一致しない。
今自分がどのあたりにいるのかもわからなくなりそうだったので、結局紙の地図を見ながら歩いていった。思ってたより近くてびっくりしたんだけども。
 
媒体に準拠する、とでもいえばいいのか。
スマホならそのスマホの画面の大きさまでしか地図の範囲は広げられない。地図を拡大しても外枠はスマホの画面の大きさでしかない。私のスマホだと、7cm×15cmの画面の中で、表示される範囲はさらに小さい。その中でいくら拡大しても外枠は広がらないのだ。
じゃあ、紙の地図は無限大なのかといえばそういうわけでもない。でも、自分が認識できる範囲で拡大した画面を印刷すれば、その範囲はちゃんと把握できるわけで。
結局私は全体像を常に把握していたいんだろうと思うのだ。
文書でも同じで、パソコンやスマホの画面上ではどうしても全体が把握できないし、一覧することもできないので、必ず印刷する。紙の一覧性は私にとってはマストなのだ。
まあ、結局は慣れの問題なんだろうけどね。アナログ世代なので。
 
紙の地図なら読むのは得意。現在地との照合もわりとすぐにできる。
そして、紙の地図を読むのが大好き。地図はいつも私をワクワクさせてくれるよ。