小僧を連れて、ジャスコのゲームコーナーへ。
UFOキャッチャーやメダルゲームがひしめく中、隅の方にぽつんと、「太鼓の達人」
目の端でなんとなくとらえていたら、若いおにいちゃんが近づいて行った。
中学3年か、高校1年か。線の細い、色の白い男の子。
「そういえば、さっきもやってたなあ」と思う。一番むずかしいレベルのやつを、目にもとまらぬ早業で叩いていたぞ。
「太鼓の達人」て、そういう子いるよね。太鼓だけじゃなく、ポップンとか、ドラムとかその手のゲームの達人て、ある種名人級。どれだけやりこんでるんだろう、と思う。
かっこいいけどね。
ちらちらと、横目で見てた。
そしたら彼は、細長い布の袋を取り出した。かちかちと、木の当たる音がする。
「ん?もしや? でも、まさか・・・」
そのまさかでした。
Myバチ。ゲームに備え付けのものより、一回り細く、やや短め。
軽く握って、ゲーム開始。
・・・・・・・・信じられない速さで太鼓を叩いている。心の中で拍手
私は初めてこういう人(Myバチ持参でゲームする)を見たんですが、これって普通なの? 達人になるとこうなるんでしょうか。
それとも、
彼がどこかの団体で実際に太鼓を叩いていて、息抜きというか、練習というかそんな感じで「太鼓の達人」をやっていたのか。
ミステリアスな、出来事でした。