病院とミスドとBOOK・OFFと。 | hyuのそんなこんなな日々

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田舎の書店で働きながら病気やらあれやらこれやらとうまく付き合いたい日々を綴る日記。

最近、SNSで見た「ポンデリングは焼くと美味さ倍増」を試してみました。

結果、めちゃくちゃ美味かった。発見してくれたヒトに感謝。

SNSに出ていたのはポンデリングだけだったけど、一緒に買ってきたオールドファッションも焼いてみたらすげぇ美味かった。

今度からは全部焼いてみよー。弱火でじっくり焼かないといけないので、時間と心とお腹に余裕があるときに限られますが。

あ、でもトースターでチンでもいけるかな? 今度試してみよう。

 

そんで、今日はBOOK・OFFに行くついでに血管奇形の病院へ行ってきました。

あ、ついでが逆? いいじゃないか。気持ちの問題だよ。

 

病院では、やっぱり俺の場合は場所が悪いので外科的手術は出来ないとのことでした。

腫瘍になっている血管を取り除くためには、周囲の筋肉も取り除かなければならないそうで、そうなるとどうしても関節に触る、とのことです。

ま、予想通りです。どうしても外科的手術を受けたかったわけでもないし、入院しても給付金が入らない可能性もあるし。

 

で、勧められたのは新しい薬です。

免疫抑制剤で、元々はがん治療に用いられていた薬だそうです。薬の存在は知っていましたが、勧められたのは初めてでした。

というのも、血管奇形に効果があることが認められたのが最近で、保険適用になったのはこの4月からだからです。

血管奇形は、ざっくり言うと要らん血管がどんどん作られて絡み合って腫瘍のようになり、それが神経に触ることで痛みを引き起こします。

この薬は、そういった「血管が無駄に増えることを抑える」働きをしてくれるそうです。

 

ただ、免疫抑制剤だから相応の副作用が出る可能性があります。

メジャーなところだと口内炎とか、便秘とか、頭痛とか…。まったく副作用が出ないヒトもいるらしいですが、こればかりは試してみないと判りません。

でも子どもにも使える安全性の高い薬とのことで、一度試してみませんかと言われました。

早ければ飲み始めて一ヶ月で効果が現れるヒトもいるそうです。

 

とりあえず、物は試しということで一ヶ月飲んでみることになりました。

副作用、怖いけど。これから先は今まで以上に感染症に対する防衛が必要になるけど。

グレープフルーツや一部柑橘類が駄目なのは今までも同じだから、そこは別に構わないのですが。

俺の場合はすでに8回硬化療法を受けていて、患部がだいぶ硬くなっていることも決断した理由の一つです。

患部が硬ければ硬いほど、硬化療法による薬の注入も難しいので。

 

あと、俺にとってネックになったのは薬価です。

たっかいんだこれが。保険適用になっていてもまだ高い。一ヶ月分で約12,000円。仮に一年間続けるとして、約14万円。

だからさ、こちとらワーキングプアなんだよ。どうにも高いんだよ。俺は病院代を払う為だけに働いているわけではない。

とはいえ、この薬が効いて痛みが取れるなら、安いもんだということも事実。一生痛みに苦しみ続けるくらいなら、今無理して薬価払った方が絶対にマシなはず。

無理すれば払えない額ではないので、なんとか捻出します。がんばって働きます。

 

返す返すも、なーんで自分のせいではないことでこんなに苦しまなきゃいけないのかなぁ。

痛み的にも財布的にも。この14万が浮けばあれもこれも買えるのに…とか考えていると暗い気持ちになるので、切り替えてどうにか乗り切ります。

 

大丈夫、楽しみはある。まだあと数回は100万ドルの五稜星観たいし、欲しい本もあるし、SAKAMOTO DAYSはアニメ化だし(杉田智和には驚いたけど)、7月と9月には旅行も控えている。10月にはニャンコ先生…いや、夏目友人帳のアニメも始まる。

 

映画にも旅行にもお金はかかるけど、これは命の洗濯だから問題無い。

というか、旅行代はほぼ払ってるしな。現地で支払うもの以外は。

こんだけ楽しみなものにお金払うんだから、薬代くらいついでに払うか。ちっ、しゃーねーな。

 

微妙にやさぐれつつ、でもドーナツは美味かった。