本について。 | hyuのそんなこんなな日々

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田舎の書店で働きながら病気やらあれやらこれやらとうまく付き合いたい日々を綴る日記。

hyuは本が好きだ。(見たことある出だし)

小説も漫画も大好き。(見たことある二行目)

少し前まで床から本が生えてたんだけど…まあいいやもういいですね。

 

つまり本が好きです。

ただ、本にはTPOというものがある。

いつでもどこでもただお気に入りを持ち歩けばいいというものではない。

 

俺は持病やら自傷行為やらで入院することが多いのですが、入院時に本は欠かせません。

しかし欠かせないからと言って、ただお気に入りを持って行くのは危険です。

 

☆入院に持って行っちゃまずい本の例(ごく一部)☆

1)月刊少女野崎くん

→ 笑いを堪えるのに必死になり、腹筋がやられる。

  結果、カーテンを閉めているベッドから笑い声なのか鳴き声なのか判らない声が

  漏れることになり、周囲の患者や看護師さんから不審な目を向けられる。

 

2)この音とまれ!

→ もうどこで泣くのが正解か判らないくらい毎巻泣けるので、

  入院中に嗚咽を堪えることになる。

  その後、命に係わる病気でもないのに泣きはらした目を晒すことになる。

 

3)キューティクル探偵因幡

→ 1)と同じくひたすら笑いを堪えることになり、なんだかもう身体が

  けいれんを起こしたようになる。涙まで出てくる。あれなんであんな面白いの?

 

…おかしいな、俺は自分で自分の手首をぶった切って入院したはずなのに、

何故必死で笑いを堪える羽目に…。

いやまあ、精神科では毎日泣いてたけどね。なんで産まれてきたんかなって。本を読もうという気になるまでかなりかかったしね。

俺が何故産まれてきたのかは解らないけれど、それはそれとして野崎くんは面白いわけですよ。

ちなみに上記3作品は、電車の中で読むのもお勧めしません。

だって電車にはカーテンが無いんだよ? つまり笑いを堪えている表情が周囲に丸見えですよ。

危険危険。

 

電車はともかく、独りで戦ってきた我が人生、本が無ければ乗り越えられないことも多かった。

今は持ってないけど、銀魂も相当笑いましたね。

確か消防の話だったと思うんだけど、「ストレスを溜めることはハゲる原因になるが、ストレスを溜めないように気を遣うこともストレスになるので、結局僕らに出来ることなんて何も無い」みたいなことが書いてあって、それこそ真理だと思いました。資料が手元にないので一字一句この通りではないのですが。

あとはあれだ。「困ったときは笑っとけ笑っとけ」だったかな。

そんなことを言われても笑えないことは多い。

いつでも希死念慮はそこにあり、いつでも自分の手首を自分で切れる。

 

でもまあ、銀さんのやる気のなさを心に留めおくことで、ちょっとだけ救われることもあるのです。ちなみに先日の銀魂後祭りは昼公演と夜公演の二回とも参戦して、Blu-rayも買いました。

あんなに笑ったの久しぶりだった。あれからそろそろ一年か。早いな。

 

血管奇形のせいで、あと5日もすればまた入院です。今回はなにを持って行こうかなー。

タイトルに惹かれて買ったけどまだ読んでいない文庫本が2冊あるので、それかな。

でも文庫本2冊くらいすぐ読み終わるから、なんか笑える本を…。いや待て、笑っちゃまずいんだよ。お金が無いから大部屋だし。

 

ってか本の前にパジャマとか洗面関係とか、ほかに用意するものがあるだろう、俺よ。

しかし例え洗顔料を忘れることがありスマホの充電器を忘れることがあったとしても、本は手放せない。