なんだかんだで、14話も終わりです。

 

こちらの筋追いは、気になったドラマを、世に出回る商業翻訳ではなく、ドラマ好き有志の英訳・もしくは配信サイトの英訳をもとに、(英語ができないくせに)果敢に訳した「なんちゃって訳」となっており、多少、ストーリー展開は訳者の願望に寄ってます。視聴しながら生じた疑問の考察やら、内容を把握しながら、突っ込んだり、賞賛したりしたいという、ドラマ好きの発露です。

ラストまでの完全ネタバレです。

いつものごとく、本格的なネタバレ&上記のご注意をご理解いただき、OKの方のみ、おすすみください。お願い

 

シグナル  시그널 英題:Signal

 (tvN Jan 22, 2016 - Mar 12, 2016 1時間15分×全16話)

対象:15歳以上

脚本:Kim Eun Hee

演出:Kim Won Suk

 

※このドラマは、犯罪を扱うという特性上、登場人物がエピソード毎にたくさん出てくること、1話完結ではないこと、現在・過去の描写が頻繁に入れ替わる、など、通常の筋追いでは、わかりにくい部分もあるため、補足も兼ねて、びびの独断で、人名や、人間関係など、ドラマよりも先に、リマインドしたり、説明をする場合があります。

極力、ドラマ上、「なるほど!! この人がこういう立ち位置だったのね」という謎解き部分の醍醐味が損なわれることのないように工夫したいとは思いますが、なにぶん、整合性を取り切れない箇所もでてきそうな気がします。

余計、わかりにくくなったりしたら、ほんと、申し訳ないです。

 

前記事をお読みでない方は、さきに、こちらからお読みください。

 

#14-1 #14-2 #14-3

 

 

【Episode 14-4】


 現在

 

~インジュ病院前~

当然、病院の前には、警察が張り込んでいます。

 

ダルから、情報を聞き出したあと、ヘヨンも再度、病院を訪れていました。

 

ヘヨン:アン・チス係長ニムは、俺に、なにかを話そうとしていた。インジュ病院に来いと言ったんだ。

 

手首から血を流して倒れているソヌを発見し、救急搬送されてから、当時の処置の様子を思い出していくヘヨン。

 

ヘヨン:ヒョンが息を引き取った場所。係長が俺に真実を話そうとして、亡くなった場所。インジュ病院。俺に伝えたかった秘密が隠されている可能性は高い。一体、目的はなんだったのか、どこに向かっていたのかを、知らなければ・・・。

 

正面の刑事たちに動きがあり、一斉に、警察車両のバンに乗り込み、正面玄関の警備が手薄になる。← ヘヨンがなんらかの偽情報で攪乱したのか・・・と、いろいろ勘ぐりましたが、違いました。てへぺろ

 

大胆にも、正面玄関から病院内に入るヘヨン。

 

アン・チス(声)<パク・ヘヨン。お前が、インジュの事件にこだわる理由を知っている。それに、お前の兄のパク・ソヌがあんな死に方をしたことについても残念に思っているんだ>

 

ヘヨン:とても近くに聞こえた救急車のサイレン。

 

アン・チス(声)<あの事件は、お前が考えているよりもはるかに危険だ。>

 

ヘヨン:ストレッチャー(担架)の音。

 

アン・チス(声)<もし、真実をしれば、お前の兄のようにお前も危険な目にあうかもしれん>

 

ヘヨン:エレベーター・・・、救急隊員が使用していた無線の音。。

 

こんな風に、記憶の中にある、チスとの電話の背後に聞こえていた音を、その動きにともなって、拾っていくヘヨン。

 

ヘヨン:(係長ニムは)救急治療室の近くにいたってことになる。

 

アン・チス(声)<もし、お前に真実を知っても対処できると思うなら、インジュ市に来い!>

 

そのまま、治療室を通り過ぎるヘヨン。

 

その時、病院の内部にいた刑事たちが、「他の証人も探し出すんだ。音声記録や、院内のビデオ映像も全部確認しろ!」と声を荒げている。

「パク・ヘヨンはどうなってる?」

「誰かが張り付いていたはずです」

どうやら、刑事たちの動きを見る限り、なにか動きがあった様子です。

 

刑事たちに見つからないように、急いで、奥の通路に走り込むヘヨン。


 

でも、1チーム長、だてにチーム長じゃないわ~~。

なにか、異変を感じ、振り返る。

刑事の勘ってやつやね。

 

一方、先を急ぐヘヨン。

ヘヨン:エレベーター、ストレッチャー、緊急治療室・・・

 

「どうかしたんですか?」

静かに、と左手を挙げる1チーム長。

ヘヨンが進んだ廊下のほうに進み始めます。

 

ヘヨン:非常階段だ!

 

ドアをあけ、非常階段室に入るヘヨン。

間一髪、その直後に、廊下に駆け付けた1チーム長たちには、ヘヨンの姿は見えませんでした。

 

階段室に書かれた各階の案内を見るヘヨン。

 

ヘヨン:一体、どこに行こうとしていたんだ?

 

上に行けば2階。。  小児科、歯科、眼科、耳鼻咽喉科

下に行けば、地下1階。 MRI室、薬局、原簿課、採血室

 

ヘヨン:採血室・・・

 

やっと、当時、ソヌの血液が緊急処置室で採血されていたことを思いだしたヘヨン。

 

ヘヨン:あの時、ヒョンの血を採血していた・・・ソヌは、手首を切り、自殺を図った。争った形跡はなかった。だが、もし、(それが)不可能な状況だったとしたら・・・まさか・・・。

 

考えながら、地下へと向かって、階段を降りていくヘヨン。

 

ヘヨン:当然、15年前の、血液サンプルの実物など残っていないだろう。だが、血液サンプルの報告記録なら、まだ、ここにあるはずだ。15年前の・・記録。

 

<原簿課>

 

ヘヨン:患者の記録が残されている場所・・・

 

意を決して入室するヘヨン。

 

担当者「なにか御用ですか?」

ヘヨン「こんにちは、ソウル警察庁の者ですが・・・」と身分証を見せるヘヨン。

 

ヘヨン「何日か前、この人がこちらに伺いませんでしたか?」

 

立ち上がって、チスの写真を見る担当者。

 

担当者「もう、こちらに来られた刑事さんたちにお話ししましたよ。何日か前にいらして、血液サンプルを求められたんです。」

ヘヨン「どんな血液サンプルでしたか?」

記録を確認する担当者。

通し番号で言われてもわからないヘヨン。

ヘヨン「その患者さんの名前は?」

担当者「緊急治療室に運ばれた男性の患者さんですね。名前は、パク・ソヌ、18歳でした」

 

当たっても少しも嬉しくないビンゴ!!

 

ヘヨン「その結果は、どうだったんですか?」

 

結局、本格的に、PCに向かって調べはじめる担当者。

 

担当者「薬物とアルコールの検査の結果、血液内に鎮静剤が含まれていましたね」

ヘヨン「鎮静剤?」

 

担当者「ええ。1リットルあたり28mgの鎮静剤が見つかってますね。」

 

大混乱のヘヨン。

 

ヘヨン「その量だと、人は意識を失ったりしますか?」

担当者「さぁ、どうでしょうか。その方が、それを暫く服用し続けていたかどうかにもよりますから。なにか、他の持病があったかどうか、なども知っておくべきでしょうね。もし、その方が健康だったとしたら、意識を失っていた可能性もあると思います

 

担当者の言葉に呆然としながら、部屋を出てきたヘヨン。

 

ヘヨン:ヒョン・・・ヒョン・・・

 

ああ、そんな不安定なヘヨンの前に姿を見せたのは・・スヒョンでした。

 

広域班の刑事たちが、ヘヨンのことを血眼になって探してる状況を知っている視聴者としては、ここで、一旦、ほっとする流れです。

 

すぐさま、駆け寄るスヒョン。

 

スヒョン「パク・ヘヨン、あんた、こんなところで何してるの? あれだけ、行動には気をつけろって言ったでしょ! あんたが置かれてる状況、わかってないの? 軽率な行動をとれば、さらに疑われることになるのよ!!」

 

そんなスヒョンの叱責など、耳に入っていないヘヨン。

 

ヘヨン「・・・じゃなかった。。自殺なんかじゃなかった・・・」

 

スヒョン「・・・・え???」

ヘヨン「うちのヒョン・・自殺じゃなかったんです」

スヒョン「何言ってるの?」

ヘヨン「15年前の、ヒョンの血液から、鎮静剤が見つかったんです。」

スヒョン「?」

ヘヨン「誰かが、ヒョンに鎮静剤を投与して、自殺に見せかけたんです。係長ニムが、掘り起こそうとしていたのはインジュ事件じゃなかったんです。うちの兄が殺された件だったんです!」

 

スヒョン「一体、誰がそんなことを・・・どうして?」

 

過去

 

~ソヌの自宅~

 

電話番号のメモを見ながら、ジェハンに電話をかけるソヌ。

 

すぐに、インジュに向かう、と言っていたのに、なかなか到着しないばかりか、電話もつながりません。


~ジェハンの病室~

 

同じ頃、上着のポケットにしまわれたジェハンの携帯が大写しになっています。

 

なにしろ、屈強なジェハンであっても、お腹刺されちゃったんですから、

縫合後、ご安静に・・な状態です。

 

足を怪我したスヒョンを放っておけず、一旦、現場に向かってしまったものの、当然、捕まえたらすぐに、インジュに向かうつもりだったに違いありません。

 

でも、もしも、ジェハンがまっすぐインジュに向かっていたならば・・・ 

 

スヒョンは、その事実を知ることになるんだっけ?

 

 

~ソヌの自宅~

 

なんど、電話をかけても、ジェハンが出ることはありません。

諦めて、受話器を置くソヌ。

 

不安な時を過ごすソヌの傍らには、赤いマフラー。

 

~ソヌの回想~

自宅の門の前で、ダルと会うソヌ。

ダル「ドンジンが、これをお前に渡してほしがってた。。」

 

紙袋の中には、赤いマフラーが入っていました。

 

ダル「ドンジンの奴、外国に留学するんだってさ。あいつ、もう戻ってこないだろうな・・」

そして、眉間を指でかきながら、「"すまなかった"って、お前に伝えてくれって・・」

と、言いにくそうに告げるダル。

ドンジンの言葉を借りて、自分も謝ってるつもりです。。。

 

ソヌ「・・・・・・・」

 

直接、ソヌと顔を合わせることができないほど、罪の重さに萎縮してしまい、インジュを離れようとする気の小さなドンジンと、当時ですら、中学生をカツアゲしていたようなダルにも、接点があったんでしょうね。

 

なんとなくですが、もっと子供の頃は、ドンジンとも、ソヌとも、仲が良かったのかもしれないな・・・と勝手に想像してしまうシーンでした。

 

(回想終わり)

 

こうして、自分の手にわたってきた、ヘスンの赤いマフラーを見つめるソヌ。

 

現在

 

ヘヨン「マフラー・・マフラーのせいなんです」

スヒョン「マフラー?」

ヘヨン「係長ニムは、うちのヒョンが持っていたマフラーを証拠にしようとしていたんです。」

 

~回想~

再び、ダルを締め上げるヘヨン。

ダル<ソヌが持ってたマフラーについて、俺に証言してほしかったのさ>

 

 

ヘヨン「誰が真犯人なのか証明できる、そのマフラーのことを誰かが狙っていたんです」

 

~回想 #14-1~

ソヌ<大丈夫だよ。僕も、また、やり直すつもりなんだ。>

 

ヘスン(声)「最後に会った時、ソヌは・・・」

 

ソヌ<自分の人生を諦めるつもりなんてないからさ。>

 

ヘスン「自殺しようとしている人には見えませんでした。」

必死で、否定していたヘスン。

 

 

ヘヨン「ヒョンは、諦めてなんていなかったんです。警察も、友人たちも、ヒョンの周囲の大人たちもみんな諦めていたけど、ヒョンだけは・・・そうじゃなかったんだ。最後まで、自分の無実を証明しようとしていたんですよ・・・なのに、俺は・・・ずっと兄が自殺したのだとばかり、思って来ました

ヘヨンにしてみれば、とても受け止め難い、痛恨の一撃のようなものです。

 

混乱しまくっているヘヨンに対して、努めて冷静に、「パク・ヘヨン」と声をかけるスヒョン。

 

ヘヨン「ヒョンを・・・無念の死のままにするわけにはいきません。絶対に止めなければ・・・」

興奮し、思いつめたような表情で、前に進みだそうとするヘヨン。

 

その腕を掴み、制止するスヒョン。 

 

スヒョン「前にも言ってたわよね・・・それって、あんたが(前に)言ってたことに関係してるの?」

ヘヨン「・・・・・」

スヒョン「今は無理かもしれないけど、過去なら救えるかもしれない・・って。そういってたことなの?」

 

ヘヨン「・・・・・・」

ジェハンと自分が無線機で繋がっている話をスヒョンに打ち明けてもいいかどうか、まだ、確信が持てていないヘヨンが、スヒョンから視線を外してしまう。

 

スヒョン「あんたに聞きたいことがあるの」

そういうと、バッグの中から、ヘヨンの部屋から持ち去ったジェハンの無線機を取り出すスヒョン。

スヒョン「なぜ、これをあんたが持っているの? 他の誰よりも、この私が一番よく知ってる・・・これは、イ・ジェハン先輩ニムのものよ。なのに、どうして、あんたがこれを持っているのよ?」

 

ここで、スヒョンの腕時計が大写しになり、時刻は・・・23時を少し回ったところです。

 

 

過去

 

~病室~

腹部の縫合処置を終え、ようやく気付いたジェハン。

 

ふと傍らを見れば、スヒョンが毛布を押さえつけるように、眠ってました(笑)

 

ジェハン「おい・・・ジョモ・・」

声をかけるも、起きる気配なし。。

 

一旦、天井を見上げながら、さきほどの、救急車車内での、一世一代の告白を思い出すジェハン。

~回想~

 

スヒョン「好きです。先輩のことが・・とっても好きなんです」

 

 

まさか、あんな形で告白されるとは思ってもみなかったでしょうし、スヒョンの気持ちがあれほど・・・とも思ってなかったかもしれないですね。

 

おい・・と、手をちょんちょんと動かしてみるジェハン。

 

ジェハン「こいつ、完全に意識不明だな・・おい、起きろ。」

 

そうは言っても、自分を心配し、泣き疲れて、寝入ってしまったスヒョンに強く言えないジェハン。

 

その時、スヒョンの時計のガラス面が割れているのに気づきました。

それと同時に、スヒョンがケガした足で、犯人と格闘したうえに、投げ飛ばされたことも思い出したんでしょう。

そして、なにより、スヒョンの可愛らしい寝顔にも目を奪われてますね(笑)

この視線、柔らかくて好きだなぁ。

 

ジェハン「くっそ。なんか、ここ、暑くないか?」

そりゃぁねぇ・・・ニヤニヤ(笑)

 

身体を起こしかけた時、刺されたお腹の傷もそうですが、トイレに行きたくなるジェハン。

ジェハン「く~、腹が痛くなってきたぞ」

 

片方の右手は、スヒョンががっちり押さえつけているし、身動きは取りづらいし、更に、ギュルギュル言い出した便意はまったなしです。

 

ジェハン「な、なんだよ、腹が・・・おお、ちょっと待った! まずい!」

 

とにかく、切羽つまった便意と闘いながら、スヒョンの身体の下から右手を抜き取り、点滴を外さないように注意しながら、なんとか、ベッドから脱出。

 

・・・どうやら、間一髪で間に合ったらしく、とりあえず、トイレから出て来れました。

ジェハン「死ぬかと思ったぜ・・・」

 

痛むお腹の傷をかばいながら、病院に戻ろうとするジェハン。

 

現在

〜インジュ病院の廊下〜

 

スヒョン「答えて。なんで、これをあんたが持っているのよ?」


話せば長くなる話です。

そして、ヘヨン自身、なにもわからぬ状態で、はじまったことなのです。

なんと言って説明すればいいのか、わかりません。

 

ヘヨン「前にも話しましたよね。もし、過去と交信ができたらどうするか、と訊ねたことが。。。」

 

~回想 #3-2 ~

 

ヘヨン「もしも・・ですけど・・・、もしも、過去と交信出来たら、どうなると思いますか?」

 

 

ヘヨン「その時、刑事さんは・・・・」

 

スヒョン「大切な人を守ってくれるようにと、誰かに頼んでみる」

 

ヘヨン「あなたにとって、大切な人を守ってくれるよう、誰かに頼む、と言ったでしょ? 私も、同じ気持ちなんです。たとえ、それによって、大混乱に陥ろうとしても、ヒョンを助けたいんです」

 

意味がわからないスヒョン。

スヒョン「一体、どういうこと?」

ヘヨン「キム・ユンジョン誘拐事件の際、どうして、ソ・ヒョンジュンの遺体を発見したのか、僕に訊ねましたよね?」

スヒョン「・・・??」

なぜ、突然、キム・ユンジョン事件の話に飛んだのか、すら、わからないスヒョン。

 

ヘヨン「イ・ジェハン刑事さんが、どこを探せばいいのか教えてくれたんです」

 

スヒョン「!?」

 

ヘヨン「スニル精神病院の建物の裏手にあるマンホールを見に行くように言ったんです。そこに、ソ・ヒョンジュンの遺体があると・・・」

 

~回想 #1-2 ~

ジェハン「パク警衛ニム・・・こちら、イ・ジェハン刑事です」

 

はっきりと、荷台の方から声が聞こえ、足を止めるヘヨン。

 

ジジジジ・・・という無線機の機械音が聞こえているが、そこには、廃棄処分と書かれた袋があるだけ。

 

ジェハン「ここは、あなたが教えてくれたハンジュン洞のスニル精神病院です。建物の裏手のマンホールに、首に縄をかけられた死体があります。キム・ユンジョン誘拐事件の容疑者ソ・ヒョンジュンです

 

 

ヘヨン「イ・ジェハン刑事さんは、過去の2000年にいて、そこから話をしていると言ってました・・・この無線機を通じて・・・」

 

はっと、笑いだすスヒョン。

スヒョン「ありえない」

 

ヘヨン「それだけじゃありません。"京畿南部連続殺人事件"、"大盗事件"・・“ホンウォン洞連続殺人事件”までも、過去は変わりました。そして、過去が変わった時、現在もまた、変化したんです。無線機でのやりとりを通じて、死んでいたはずの人が生き返ったりしたんです。そして、(その代わりに)何の関係もない人々が死んでしまったりもしたんです。そして、それらの人々の人生を、完全に台無しにしてしまいました。」

 

ハニャン大橋で亡くなったウンジや、ギョンテに殺されたシン・ドンフン、そして、罪を重ねて、結局獄死したギョンテの墓が映り込みます。

 

ヘヨン「もし、交信によって、一つの事象を変えたら、その代償に、なにかが変わってしまうんです」

 

そう、ギョンテの作った爆弾で亡くなったスヒョンの命を救うために・・・過去を変えたことで、大切な命が失われ、罪を重ねる必要のない人が罪を重ね、死ななくてもいい人が亡くなりました。

 

ヘヨン「全部、台無しになってしまったんです。だから・・イ・ジェハン刑事さんに、彼の死について伝えることができませんでした。あなたは、8月3日に・・スニル精神病院にて亡くなるのだってことを・・・まだ、言えてないんです」

 

スヒョン「それ・・・一体、何のこと、言ってるの?」

ヘヨン「2000年に・・・イ・ジェハン刑事さんが亡くなる前、無線機で交信してきたんです。」

 

スヒョン「・・・・・」

目を見開き、ヘヨンの言葉に固まるスヒョン。

ジェハンの直接の死に関わることです。

先日、ジェハンの遺骨を発見したばかりのスヒョンに、知る由もないことです。

 

 

~回想 #2-3

 

ジェハン「パク・ヘヨン警衛ニム・・・たぶん、これが私の最後の交信になると思います」

苦しそうな呻き声を聞かせないようにするジェハン。

 

ヘヨン「それって、どういう・・・」

 

なんと、首元だけではなく、腹部からも出血してました。。(涙)

 

ジェハン「まだ、変えられます。決して諦めないでください」

 

その時、銃声のような音が聞こえ、その衝撃に、びくっと身体を震わせるヘヨン。

 

 

 

スヒョン「そんなバカげた話・・やめてちょうだい。どうして、そんなことが?」

 

その時、時刻は、23:23を迎えました。

 

論証より拠、とばかりに、スヒョンの見ている前で、スヒョンの手にしている無線機の電源が入ったのです。

 

うろたえるスヒョン。

スヒョン「これって・・・なんなの・・・これ・・一体、どうなってるの?」

 

過去

 

~病室~

 

そうっと、音を立てないように戻ってきたジェハン。

 

と同時に、無線機が鳴っているのにも気づきます。

スヒョンを起こさないように、無線機を取り出し、階段室までやってくると、周囲に誰もいないことを確認するジェハン。

 

~非常階段室~

 

ジェハン「パク・ヘヨン警衛ニム?」

 

ここから、過去と現在のやりとりが続きます。

 

無線機から聞こえてきたジェハンの声に、目を見張るスヒョン。

 

ジェハン<インジュ事件の真犯人を見つけ出しました。パク・ソヌじゃありません。私が必ずやり遂げてみせます。心配しないでください>

 

呆然としているスヒョンから、無線機を奪い取るヘヨン。

 

ヘヨン「刑事さん、私です。お願いですから、ヒョンを助けてください!」

 

いきなりの、ヘヨンの懇願に驚くジェハン。

 

ジェハン「え? どういうことですか?」

 

ヘヨン「刑事さんがおっしゃっていたように、うちの兄は罠にハメられたんです。そして、兄は、2000年の2月18日に亡くなるんです。殺されそうとしているんです!!」

 

ジェハン「(呟く)2月18日?」

なんてことでしょう。

だって、2月18日と言えば、今日なんです。

 

ヘヨン「当時、私は、自殺だと思っていたんですが、違ったんです! 誰かが兄を殺して、自殺に見せかけたんです

 

ジェハン「2000年の2月18日というのは、確かですか? 間違いないんですね?!」

 

無線機から漏れ伝わるジェハンの声を、黙って、傍で聞いているスヒョン。

 

ヘヨン「ええ・・・その日です。」

 

こうしてはいられません。

すぐさま、階段室を出て、病室に戻るジェハン。

 

急に、声が途絶えたことで、何度も呼びかけるヘヨン。

 

ヘヨン「刑事さん? 刑事さん、聞こえてますか? イ・ジェハン刑事さん!!!」


そこで、無線は切れました。

今のやりとりを目の当たりにしたスヒョン。

 

スヒョン「一体、今・・あんた、なにしてたの?」

 

スヒョンの問いかけなど耳に入らず、必死に、無線機を叩いたりしながら、再び、ジェハンと繋がろうとするヘヨン。

 

ヘヨン「イ・ジェハン刑事さん!!!」

 

後ろから近づくスヒョン。

すでに、電源はおちている無線機。

 

スヒョン「これ、なんなの?」

 

今の中途半端なやりとりで、ジェハンがどれだけ理解できたのか、ちゃんと、ソヌを助けてくれるのか、まったく確信が持てず、冷静になれないヘヨン。

 

スヒョン「パク・ヘヨン!答えなさい!!」

ヘヨン「・・・・・・」

スヒョン「今の人・・・誰なの?」

 

過去

 

~病院の廊下~

 

スヒョンにも告げず、着がえを済ませると、病室から出てきたジェハン。

腹部を押さえ、息も上がっています。

もしかしたら、傷が開きかけてるのかもしれません。

 

ソヌ<ヘスンの事件の証拠を見つけました。他の人は信用できません。刑事さんに、渡したいんです>

 

ソヌがあそこまで言ってくれていたのに・・・

その全幅の信頼を、自分は後回しにしてしまったのだ・・・

他の誰でもなく、自分への怒りに震えながら、外にむかって、走り出すジェハン。

 

 

現在

 

スヒョン「答えなさい、と言ってるの!!(絶叫) さっきの人は・・・誰なの?」

ヘヨン「もう、気づいてるでしょう、あれが誰なのか・・」

 

いやいやをするように、首を振るスヒョン。

スヒョン「そんなの・・・ありえない。イ・ジェハン先輩ニム・・・先輩ニムは・・死んだのよ」

 

ヘヨン「まだ、生きているんですよ。この無線機を通じて・・」

まるで、無線機の中に、ジェハンがいるかのように、見つめるヘヨン。

 

ヘヨンに詰め寄りながらも、気が動転しているスヒョン。

 

 

そして・・・傷の痛みをもろともせず、病院から飛び出していくジェハン!!

 

14話、これで終わりです。

 

 

★『シグナル』EP.14-4 雑感★

 

ラスト、傷を負いながら、一人、病院を抜け出すジェハンのスローモーションは、これはもう、映画級ですよ。

BGMは、エアロ・スミス? 

さすがに、「アルマゲドン」は壮大すぎるかな(笑)

シチュエーションは、父でもなければ、娘でもないし・・・(苦笑)

【フライングネタバレ】

しかも、今は死地に赴くわけでもないですが。

 

でも、脳裏に浮かんできちゃったんですよね。

スティーブン・タイラーの歌声と歌詞が・・・。

 

→ びびの頭の中を覗きたい方は、

 

こちら

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 URAMADO 資料室 まで。。。(笑)


※ はじめての方へ・・・資料室とは、アメブロ上では容量が大きすぎてアップできない動画などを展示披露する、びびが持っている別サイトのことでございます。

セキュリティ等、ご心配かと思われますが、一応、Google提供の老舗ブログサイトです。

 

あはは、こんなの作ってる暇ないのに~~~(笑)

まぁ、すでに、ご承知かと思いますが、わたくし、こういうベタなの、大好きなんです。

 

でも、歌詞をあらためて見て、じ~んとしまいました!

 

君の寝息を聞くために、俺は起きていられるんだ
君が眠っている間に微笑むのを見てるよ
君が遠くで夢を見ている間
俺は こんな風に甘い君の虜になって 人生を過ごすのさ
この瞬間 永遠に浸っていられるよ
君と過ごす一瞬一瞬が宝物なんだ


Don't wanna close my eyes, I don't wanna fall asleep.
'だって、君が恋しくて 何も失いたくないから
君の夢を見ても・・・甘い夢なんて見れないから
それでも君が恋しい 何も逃したくないんだ

 

普段は口にしない甘い言葉を心の中に秘めている、そんなふうに、ジェハンの心情と重ねてしまうのです。

 

しかも、このドラマでは、泣きじゃくりながら告白してきた愛しい人が、目覚めてもなお傍らにいる幸福を描きながら、そして、それを選んでしまったがために払うことになった大きな犠牲を予感させるんです。

 

なんて、えぐい展開・・!!

 

ああ、もうたまらん。

ジェハンの立場になったら、この幸福を幸福とは認められないじゃないですか!


まさに、天国から地獄・・・!