この緩急の付け方よ!!

 

こちらの筋追いは、気になったドラマを、世に出回る商業翻訳ではなく、ドラマ好き有志の英訳・もしくは配信サイトの英訳をもとに、(英語ができないくせに)果敢に訳した「なんちゃって訳」となっており、多少、ストーリー展開は訳者の願望に寄ってます。視聴しながら生じた疑問の考察やら、内容を把握しながら、突っ込んだり、賞賛したりしたいという、ドラマ好きの発露です。

ラストまでの完全ネタバレです。

いつものごとく、本格的なネタバレ&上記のご注意をご理解いただき、OKの方のみ、おすすみください。お願い

 

シグナル  시그널 英題:Signal

 (tvN Jan 22, 2016 - Mar 12, 2016 1時間15分×全16話)

対象:15歳以上

脚本:Kim Eun Hee

演出:Kim Won Suk

 

※このドラマは、犯罪を扱うという特性上、登場人物がエピソード毎にたくさん出てくること、1話完結ではないこと、現在・過去の描写が頻繁に入れ替わる、など、通常の筋追いでは、わかりにくい部分もあるため、補足も兼ねて、びびの独断で、人名や、人間関係など、ドラマよりも先に、リマインドしたり、説明をする場合があります。

極力、ドラマ上、「なるほど!! この人がこういう立ち位置だったのね」という謎解き部分の醍醐味が損なわれることのないように工夫したいとは思いますが、なにぶん、整合性を取り切れない箇所もでてきそうな気がします。

余計、わかりにくくなったりしたら、ほんと、申し訳ないです。

 

前記事をお読みでない方は、さきに、こちらからお読みください。

 

#14-1 #14-2

 

【Episode 14-3】

 

 

過去

 

~ドンジンの家~

学校から、帰宅してきたイ・ドンジン。

久しぶりの登場です。

 

家の前で、自分を待っていたソヌを見て、目を見張るドンジン。

すぐさま、踵をかえし、逃げ出そうとします。

 

ソヌ「イ・ドンジン」

声をかけられ、ゆっくりと振り返るドンジン。

 

ドンジンに近づくソヌ。

 

もう観念するしかありません。

 

ソヌ「お前のこと、怒るつもりでここに来たわけじゃないんだよ」

 

穏やかな口調のソヌを、え・・と不思議そうに見つめるドンジン。

 

ソヌ「少年院のいる間に、全部、聞いたんだ。誰が真犯人なのか・・もな。」

ドンジン「・・・・・・・・」

なんと答えたらいいのかわかりません。

 

ソヌ「お前は、何かしたりする必要はないんだ。俺が自分でやるから・・ただ、それがどこにあるのか教えてくれればいいんだ。」

ドンジン「な・・なにを?」

ソヌ「赤いマフラーだよ」

ドンジン「・・・!」

ソヌ「どこにある?」

 

ここで、場面かわります。

 

~ジェハンの自宅~

何日かぶりに帰ってきたのか、店先から入るジェハン。

その視線は、いつもアボンニムが時計を修理している定位置に向いてます。

ジェハン「親父、帰ったよ・・・」

 

・・と言いつつ、店の中にいるボムジュに気づき、動きをとめるジェハン。

ジェハン「ここで、なにをされているんですか?」

 

代わりに、「え、この方を知ってるのか? 時計の修理に来られたとおっしゃっていたが・・・」と、聞き返すアボンニム。

 

ボムジュ「それでは、こちらの方は、イ・ジェハン刑事のお父さんでしたか? ああ、これは失礼しました。どなたなのか、全然、存じませんで・・・」

腰を浮かし、挨拶するボムジュ。

ボムジュ「キム・ボムジュと申します。以前、息子さんのイ・ジェハン刑事と一緒に働いていた者です」

わざとらしい、と思うのは、ジェハンと視聴者のみです。

 

律儀に立ち上がるアボンニム。

父親「これはこれは・・こちらも全然気づきませんでして・・・。コーヒーでも入れてきましょうかね。ちょっと待っててください」

 

ジェハン「アボジ、いいんだ、(ボムジュに)ちょっと出ましょう」

ボムジュ「どうかしたのか? せっかくのお父さんのお申し出だぞ、断るなんて、失礼だろう」

ジェハン「いいから、出てください」

 

父親「・・・・・・」

アボンニム、ジェハンの、有無を言わせぬ口調と表情で、なにかあるのか、と少し不安になってますね。

 

はは・・・と、苦笑いするボムジュ。

 

~店の前の通り~

少し離れたところまで歩いてきて、振り返るジェハン。

 

ジェハン「なんですか? 忙しい刑事部長さんが、時計を修理するために、わざわざこんなところまで・・・なにか、話があるんでしょう。どうぞ、言ってください」

 

聞きましょう、と、迎えうつつもりのジェハン。

 

嗤いだすボムジュ。

 

ボムジュ「一人息子なんだろ。少しくらい家族のことにも、気を向けてやれよ。」

ジェハン「・・・・」

ボムジュ「親父さんの時計修理の店だって、だいぶ、大変みたいじゃないか。このままだと、店だって失いかねないぞ。親父さんが一代で築きあげた店なんだろ・・」

ジェハン「・・・・・・」

怒りに震えるジェハン。

この角度&雰囲気のチョ・ジヌン、かなりカッコよく見えて仕方ないんですけど。

※個人の感想です(笑)

 

ボムジュ「少しは、親父さんのことも考えてやらないとな・・・」

 

ジェハン「相当お調べになったようですね。これが、やり口なんだな。人の弱点を見つけ出し、それを利用するんだ」

アン・チスもジョンジェも、そこに付け込まれたんです。

 

ボムジュ「・・・・・・」

 

ジェハン「ですが、部長がこんなところまで来るには、相当の圧力がかけられた、ということでもあるはずです。どうです? 偉大な、チャン・ヨンチョル議員が、捜査の協力をしてくれないんですか?」

 

チャン・ヨンチョルの名を意識的に口にしたジェハン。

 

ボムジュ「他人より、多少、出来るからって調子に乗るのはやめるんだな。正義とか、使命感とか、俺がそんなことも知らない、とでも思っているのか? そんなものを守ろうとしたってな、何一つ変わりはしないんだよ! 世界は、ずっと同じように回り続けていくんだぞ! 」

 

ジェハンのことをバカにしつつも、その実力は無視できないものがある。

そして、なにより、自分がとっくの昔に捨て去ったものを、ジェハンが後生大事に抱えているのが、目障りで仕方がないのでしょう。

なんて、底の浅い人間なんだ。。。

 

ただ、今までは、目の敵にしているくらいで済んでいたかもしれませんが、現役国会議員の甥で、有力企業一族の息子であるチャン・テジンを追い始めたジェハンを野放しにしていたら、自分も危ないのです。

結局は、自分のためなんですよね。

必死で、ジェハンを取り込もうとします。

 

ボムジュ「もう、こんなことやめろ。この機会を逃がす手はないんだ。ジェハナ、お前はまだ、若いじゃないか。 お前や親父さんのためにも、これが一番いいんだ」

 

もう情けなくて、情けなくて、まともにやりあう気にもなれないジェハン。

 

小さく何度も頷きます。

 

ジェハン「そう・・最初・・これが最初なんだ。こうやって、始まっていくんですよ。そうやって、そんなふうに、少しずつ少しずつ金のためにハマっていくと・・・あなたみたいになっていくんだ。使い捨てられる猟犬・・・年を取り、役に立たなくなれば、捨てられてしまう消耗品・・・」

ボムジュ「・・・・・・・」

使い捨て・・・という言葉が、なによりも、耳に刺さっているはず。

 

ジェハン「ああ、そんなふうになるよりは、少しくらいなにかあっても・・・いいやたとえどんなに、本当に辛く困難な状況になろうとも、私は平気ですよ。そんなふうに生きるくらいなら、そのほうがましです

バンバンと、自分の胸を叩いてみせるジェハン。

 

😭😭😭😭😭😭

 

それだけ言うと、ボムジュを残し、自宅のほうに戻っていく。

 

説得失敗。

ジェハンの言う通り、このボムジュの強硬手段は、なにかありますね。

選択肢はかなり狭められているどころか、すでに退路を断たれているのかもしれません。

 

 

~ボムジュの車中~

車中で、電話中のボムジュ。

 

ボムジュ「議員にお話ししたいことがございます」

秘書(声)<議員は現在、多忙のため、あなたとお話しすることは出来かねます>

ボムジュ「でしたら・・」

秘書(声)<失礼します>

ボムジュ「もしもし? もしもし?」

 

無情にも切られた電話を放り投げるボムジュ。

既に事態は、かなり進んでますね。

ボムジュが、ジェハンの言った言葉の意味をわからないはずがないし、迫りくる“使い捨て”の時期に、危機感を覚えていないはずがないんです。

 

~高級料理屋 個室~

恒例の、チャン・ヨンチョル議員の晩さんです。(笑)

ほんと、この人は、一人飯が好きなのか・・・一人飯の時でしか、こういう話題が出来ないからなのか(苦笑)

それはともかく、とにかく、いいものしか食べてないのは確かです。。。

 

その時、個室の外が少し騒がしい。

 

セキュリティや秘書の制止を振り切り、ボムジュが直談判に現れました。

ボムジュ、まじで必死やな。

 

ボムジュ「議員!!これまでと同じように、議員のために生きてまいります。どうか、捜査にご協力のほどをお願いいたします」

 

早く連れ出せ、という秘書の怒号が響き渡ってます。

 

押さえつけられても、振り切り、ヨンチョルに向けて、土下座するボムジュ。

ボムジュ「橋の報道事件の際、お助けしたのは私でした。この私が、議員の金バッジをお守りしたんです。」

ああ、余計なことを。← 全然、残念じゃないけど。

 

ヨンチョル「・・・・・・・」

正直、この人(ヨンチョル)の、爬虫類のような雰囲気が、苦手でしょうがない。← 演技的にみての誉め言葉です。

さすが、ソン・ヒョンジュ氏!

 

す~っと、視線をボムジュにむけるヨンチョル。

察した秘書や警備が、手を離す。

 

ヨンチョル「やはり・・・和食は旨い。」

 

は?と、土下座のまま、ヨンチョルを見返すボムジュ。

 

ヨンチョル「この肉がなぜ旨いのか、知っているかね? 牛の誕生から血統というものに対し、非常に真剣に取り組んでいるからだ。他の牛とは、全く異なるからなのだ。牛たちがストレスを受ける場合に備え、音楽を聴かせたりもする。マッサージさえ、受けたりするそうだ。たかが牛、されど牛なんだよ。」

 

黙って、ヨンチョルの言うことを一言一句聞き漏らさないように聞いているボムジュ。

 

ヨンチョル「たった1頭の牛のために、ここまでする理由とは、一体、なんなんだろうか?」

ボムジュ「・・・・・・」

ヨンチョル「全ては、美味のため・・・そして、食べるために屠殺するのだ。猟犬と同じようなものだな・・。しかしながら、犬は気がふれ、使い物にならなくなってしまった。そんな時、君ならどうすべきかね? 使い捨てにするか・・・それとも・・・」

 

ここで言う、牛と猟犬は、どちらもヨンチョルにとって、あくまでも有益かつ消費の対象。ちょっと比喩の使い方が、分かりづらいけどね。真顔

 

ボムジュのほうに視線をむけるヨンチョル。

 

ヨンチョル「・・・殴り殺すかね? 二つに一つだ」

 

そもそも、ボムジュの選択肢など、無いに等しいのです。ヨンチョルを選んだボムジュは、計算高いかもしれませんが、頭がいいとは言えない気がします。

 

ヨンチョル「どちらを選ぶかは、君次第だな。狂った猟犬のように、周囲を走りまわるのを止めろ、と言っているんだ」


その後、視線を戻し、黙々と食事を続けるヨンチョル。

 

ヨンチョルに、ここまで言わせたボムジュの行く末なんて、既に、しれてます。

 

それでも、震えたまま、自分が生き残るために、自分がしなければならないことに思いを巡らせるボムジュ。

 

~ソウル庁 強力班~

 

外から戻ってきたジェハン。

たぶん、翌日かな?

ちらりと、スヒョンを見て、足取りを確かめる。

案の定、足を引きづってます。

 

ジェハン「まったく、なんで、病院なりなんなり行かないんだ?」

ここ、直接、スヒョンに言えず、誰にむかって言ってるんだか、わからない調子で、ゴニョゴニョ呟いてるジェハン。

きっと、あのあと、まともに会話もしてないな。

 

椅子に座るなり、電話に出るジェハン。

ジェハン「はい、こちら、イ・ジェハンです。」

 

ソヌ「刑事さん、僕、ソヌです。」

ジェハン「ソヌ?・・・パク・ソヌか?!」

 

ソヌ「はい、今日、出てきました」

ソヌ、ちゃんとジェハンの電話番号を記したメモを持っていました。

 

ジェハン「おお、そうか、ちょっと待ってろ」

 

席を立ち、部屋から出ていくジェハン。

そんなジェハンを気にするスヒョン。

今日はずっと、意識的に、ジェハンと視線を合わせないようにしてるけどね。

 

廊下に出てきたジェハン。

ジェハン「ああ、そうだったんだな。調子はどうだ? 体調はどうだ? いずれにせよ、インジュに向かおうと思っていたところなんだ」

ソヌ「僕も、刑事さんにお話ししたいことがあるんです」

ジェハン「話したいこと? なんだ?」

ソヌ「ヘスンの事件の件で、証拠を見つけたんです」

ジェハン「本当か? どんなものだ?」

 

ソヌ「あの日、身に着けていた、ヘスンの赤いマフラーです」

ジェハン「マフラー?」

ソヌ「もう、誰のことも信じられないんです。刑事さんに直接渡したいんです」

ジェハン「わかった。すぐにそっちに向かうよ。家にいて、どこにも出かけたりするな」

 

ソヌからの信頼の大きさを感じるジェハン。

 

電話を終え、部屋にはいってくるなり、隣の同僚に、「ちょっとソウルから出なきゃならなくなった」と告げるジェハン。

同僚「え?」

ジェハン「一日休みも取る」

同僚「・・・あ、ああ」

 

急な話に、さすがのスヒョンも何事か、とジェハンを見てしまいます。

 

バタバタと、上着を来て、支度をしていると、突然、「おい、ヨンウ洞の強盗犯に動きがあったぞ」と、飛び込んできたキム刑事。

 

なんて、タイミングよ!!

 

「行くぞ、急げよ」

立ち上がるスヒョン。

 

足を引きずってるのを見てしまうジェハン。

 

ジェハン「おい、チャ・スヒョンはケガしてる。面倒みてやれよ」

同僚「わかった」

 

ジェハンはジェハンで、ソヌのもとに急がなければなりません。

 

 

~警察署 表~

警察車両のバンに乗り込むスヒョン。

 

結局、ほうっておけず、ジェハンも乗り込むことに。。

 

同僚刑事「あれ、お前、帰るんじゃなかったのか?」 

同じように考えていたスヒョンも、目を丸くする。

 

ジェハン「なにしてる、出発しろ!」

 

不思議そうに見つめるスヒョン。

 

後から考えると、ここが、一つの分岐点でもありました。。。

 

~雑居ビル~

部屋番号が振ってあるところをみると、ホテルというか、宿泊所っぽいね。

 

それぞれの部屋のドアを開いていく刑事たち。

 

その時、階段を上っていく男に気づいたスヒョン。

一人、そのあとを追っていく。

 

屋上です。

拳銃を構えて、見回しても誰もいません。

 

ふと、気配を感じ、頭上をみると、階段室の上から飛び降りてきた男。

 

ナイフを振りかざしながら襲い掛かってくる強盗犯に、たった一人で応戦するスヒョン。

 

争っている間に、拳銃を落としてしまいました。

 

負けずに、手あたり次第に、周囲に置いてあるいろんな残置物を投げまくっていたものの、こっちもタイミング悪いことに、ケガをしてるとあって、圧倒的に不利です。

抱え上げられ、放置されたテーブルやら粗大ごみに叩きつけられ、そのまま、蹴られ続けるスヒョン。

 

落ちていたナイフを拾い、再び、スヒョンに向かう強盗犯。

 

間一髪、ヒーロージェハンが屋上に到着。

 

柔道の国体選手、舐めんなってかんじで、強盗犯を投げ技で押さえ込み、スヒョンに「大丈夫か?」と声をかけるジェハン。

頷いていると、他の刑事たちも、わらわらと屋上に到着。

 

「捕まえろ!!」

「おい、チャ・スヒョン、大丈夫か?」

倒れているスヒョンに、声をかける同僚刑事。

 

でも、スヒョンの目には、犯人ともみ合った時に、ナイフで刺され、腹部を赤く染め、壁にもたれているジェハンの姿しか見えてません。

 

スヒョン「血・・・」

 

刑事「おい、お前、刺されてるぞ」

ジェハン「大丈夫だ。俺なら平気だ。チャ・スヒョンの面倒をみてやってくれ。それから、あいつの銃ならそこだ」

刺されてもなお、男前! じ~ん照れ

 

スヒョン「・・・先輩ニム・・・」

 

~救急車 車内~

 

当然、刺されたジェハンが救急搬送されています。

 

車内で処置を受けているジェハン、当然ですが、かなり痛そうです。

 

傍らで、涙をとめられないスヒョンも乗り込んでます(苦笑)

 

スヒョン「すごく痛いですか?」

ジェハン「そりゃ痛いさ。お前には、くすぐったいように見えるのか?」

ふう、と、冗談を喋るだけで、息を吐くジェハン。

かなりきつそうです。

 

ジェハンにそんなふうに言われて、ボロボロ、大泣き状態のスヒョンを見て、

ぎょっとするジェハン。

 

車内には、他に、救急隊員も乗っているのに・・と、

ちょっとそっちの様子を気にしちゃうところが、失礼ながら笑っちゃう。

 

「泣くな! 別に、死ぬわけじゃあるまいし・・」と窘めるジェハン。

 

スヒョン「自分が死ぬかどうかなんて、一体、どうやってわかるんですか!」

この世の終わりのように、泣きじゃくるスヒョン。

 

ジェハン「この先、30年、今のお前のこと、からかってやるからな。病院から出たら・・」

心配かけないよう、茶化した感じで、指さすジェハン。

 

すひょ~~ん、ちゃんと聞いてた?

今の言葉、深い意味じゃなくて、冗談めかしてるけど、この先、30年一緒にいるかもしれないっていう、ある意味、「未来予想図」にしちゃおうよ!(笑)

 

でも、スヒョン、それどころじゃありません。

 

スヒョン「好きです・・・」

ああ、言っちゃった。

 

ここで、自分の存在を精一杯消したいのに、消しきれない救急隊員さんが健気でねぇ(笑)

 

ちらっと、救急隊員さんを気にしつつ、「え?」と聞き直すジェハン。

 

鼻をすすり、しゃっくりあげながら、「私・・・先輩ニムのことが、すごく好きなんです」と一世一代の告白を・・・。

 

スヒョンの目には、最初から救急隊員さんの存在、目に入ってないも同然。

 

焦って、再度、隊員さんを見るジェハン。

 

なにも今、言わなくても・・・

 

スヒョン「他の女の人のこと、好きでもいいんです。初恋の人のことが忘れられなくても、私、平気です。だから、ケガなんかしたり、死んだりしないでください~~~!!」

 

もう、号泣です。まさに、ギャン泣きです。

 

しかも、この二人のこと、なにも知らない隊員さんからしたら、情報量、多いな(笑)

隊員さんには同情しちゃいますが、結構、こういうシチュエーションあるのかもね(笑)

普通は、こんなふうに、笑うに笑えない、もっと切実なやり取りかもしれないですけど。。。

 

スヒョン「おお~~~ん、お~~~~ん。あ~~~~~~ん」

 

ジェハン「・・・・・・・」

声をあげて泣きじゃくるスヒョンをみて、どうしていいやら、わかりません(笑)

 

ジェハン「(小声で)こいつ、一体、どうしちゃったんだよ・・・」

 

もう押さえなくてもいいです、と、隊員さんに伝えながら、弱り果て、顔を背けちゃうジェハン。

これは、さすがに、決まり悪いよねぇ(笑)

 

現在

 

~未解決捜査班~

 

ヘヨンに電話をかけているスヒョン。

呼び出し音はなるものの、まったく、出る気配なし。

ため息をついていると、なにやらホンギとケチョルが話がありそうな雰囲気。

 

会議室に入る三人。

 

ホンギ「犯行現場では、精液といくつかの証拠が発見されてました。ですが、それらは、全て、使用不可能だと判断されたみたいです」

まとめたレジュメを、スヒョンに見せるホンギ。

 

中から、ブラインド越しに、広域班の様子をうかがうケチョル。

 

ホンギ「その後は、目撃証言のみに基づいたようですね」

ケチョル「目撃者の証言は、細部まで一致していたんだが、消された物証が一つだけあったんだ。」

スヒョン「・・・・?」

ケチョル「赤いマフラー」

スヒョン「赤いマフラー?」

頷くケチョル。

ここでも急浮上してきた赤いマフラーです。

 

ケチョル「当時、俺の親しい友人が、インジュのチームのメンバーだったんだ。被害者は、最初の供述で、赤いマフラーについて言及していた。強姦された時、そのマフラーを身に着けていたらしいんだが、どうやら、犯行現場に置いてきてしまったらしい。」

スヒョン「それに関する捜査の結果はどうだったの?」

声を潜めるケチョル。

ケチョル「その証拠に関する捜査は一切行われなかったんだ」

スヒョン「どういうこと?」

ケチョル「だから、赤いマフラーについては、完全に消された物証だと言っただろ!」

スヒョン「最初の供述で言及された最も重要な証拠が、まったく捜査もされず、完全に消されたですって?」

大きく頷きながらも、首をひねるケチョル。

 

ケチョル「こりゃ、パク・ヘヨン(の主張のほう)が正しいかもしれんぞ。この事件、どうもなにかあるな」

必死に、考えをまとめようとするスヒョン。

 

スヒョン「(ホンギに)アン・チス課長ニムは、パク・ヘヨンをインジュ病院に呼び出したのよね?」

 

 

ここで、切ります。

 

 

★『シグナル』EP.14-3 雑感★

 

ボムジュに同情?

してません。

キッパリ!

してません。

誰のせいでもなく、墓穴を掘りまくって、結局、後戻りできない、転落の道へと突き進むしかないのです。

全ては、自業自得です。

でも、転落するなら、自分ひとりで転落していってほしい。

 

話は、変わりますが、とうとう、告ってしまいました。

スヒョンからです。(苦笑)

 

いやぁ、それにしても、過去のスヒョンと、現在のスヒョンの、ギャップがねぇ(笑)

 

ここのスヒョンのギャン泣きと、困り切ったジェハンの姿は、笑っていいところだと思います。

 

それだけじゃなく、ここで、精一杯、笑っておかないと、今後の切なさのギャップを感じ取れないかもしれません。

 

 

★『シグナル』EP.14-4に続く★