スヒョンが貼ったのは、これが一番近いようですが、まったく同じじゃないんです。
スマイルマークも、いろいろバージョンがあるのだ、と今回、改めて知りました(笑)
こちらの筋追いは、気になったドラマを、世に出回る商業翻訳ではなく、ドラマ好き有志の英訳・もしくは配信サイトの英訳をもとに、(英語ができないくせに)果敢に訳した「なんちゃって訳」となっており、多少、ストーリー展開は訳者の願望に寄ってます。視聴しながら生じた疑問の考察やら、内容を把握しながら、突っ込んだり、賞賛したりしたいという、ドラマ好きの発露です。
ラストまでの完全ネタバレです。
いつものごとく、本格的なネタバレ&上記のご注意をご理解いただき、OKの方のみ、おすすみください。
シグナル 시그널 英題:Signal
(tvN Jan 22, 2016 - Mar 12, 2016 1時間15分×全16話)
対象:15歳以上
脚本:Kim Eun Hee
演出:Kim Won Suk
※このドラマは、犯罪を扱うという特性上、登場人物がエピソード毎にたくさん出てくること、1話完結ではないこと、現在・過去の描写が頻繁に入れ替わる、など、通常の筋追いでは、わかりにくい部分もあるため、補足も兼ねて、びびの独断で、人名や、人間関係など、ドラマよりも先に、リマインドしたり、説明をする場合があります。
極力、ドラマ上、「なるほど!! この人がこういう立ち位置だったのね」という謎解き部分の醍醐味が損なわれることのないように工夫したいとは思いますが、なにぶん、整合性を取り切れない箇所もでてきそうな気がします。
余計、わかりにくくなったりしたら、ほんと、申し訳ないです。
前記事をお読みでない方は、さきに、こちらからお読みください。
【Episode 7-3】
過去
引き続き、ジェハン&スヒョン編です。
~強力班~
午後、会議があるとか、で、かなりざわついている刑事たち。
強力班の刑事たちに、コーヒーやお茶を入れて、配っているスヒョン。
「おお、ありがとうな」
ちゃんと、お礼を言ってくれる先輩刑事もいます。
さっき、激怒させてしまったジェハンが気になり、チラチラ気にしてます。
ジョンジェに渡し、最後に、ジェハンの机に、紙コップを置くスヒョン。
スヒョン「先輩の好みに合うか、と思い、作ってみました」
ジェハン「俺は、缶コーヒーしか飲まん」
ガラガラガッシャ~~ン!!
スヒョン「・・・・🍃」
これは気まずい。。
非常に気まずい。。
ジェハン「それからな、こんなマネは止めろ。お前、ウェートレスか?」
その声に、反応したのは、他の刑事たちでした。
スヒョンも、え・・・と戸惑っています。
ジェハン「コーヒーは給仕するくせに、なんで、本当の刑事のように捜査しない?」
ジョンジェ「おい・・・」
なにしろ、捜査しないんじゃなくて、捜査に参加させてもらえないどころか、基本、与えられるのは、アシスタントや事務作業的なことが中心で、それは、スヒョンのせいだとは一概に言えないのがわかってるからこその「おい・・・」なんだよね。
でも、そもそも、ジェハンはそれが不満なんだろうね。
一見、(今の感覚で言えば、アウトなような気がするくらいの)モラハラ級に言い方もきついけど、おそらく、男性が新人として配属されてきても、きっと同じ態度だっただろうな、と想像に難くないジェハン。
(スヒョン本人が)強力班を希望したからには、刑事になるべきだって、普通に考えているし、そのためには、先輩として、面倒みてやるのは当然だし、スヒョンを"マスコットちゃん"扱いしようなんて、さらさらない。
女性だけがお茶くみをするのがどうのこうの・・っていう気持ちもなくはないと思いますが、それとは、ちょっと違う次元のような気がします。
当然、現況の体制も悪いが、それに甘んじてるスヒョンに対しての、アンチテーゼでもあるんでしょう。← 常に、こうと決めたら、我が道を行くことにかけては、ブレないからね(笑)
ジェハン「誰かに、気に入られたいのか?」
スヒョン「・・・・・・」
ジェハン「仕事に戻れ」
スヒョン「・・・・・・」
あ~あ、なかなか、上手くいかないねぇ。
スヒョンも、そんなジェハンのことを煙たがらず、それどころか、惹かれ始めちゃってるところが、女心の妙だよねぇ(笑)
その後・・・、
後ろ手に何かを隠しながら、部屋に入ってきたスヒョン。
ジェハンもジョンジェも、離席中です。
ジェハンの席に、缶コーヒーを置くスヒョン。
わざわざ、ジェハンのために、缶コーヒー買ってきたんだ。。
ちゃんと、運転指導のお礼をメッセージに書いてます。
しかも、スマイルマークのシールで缶に止めてます。
立ち去りかけ、もう一度、缶コーヒーを手に取ると、メッセージの最後に、エクスクラメーションマーク!を太く濃く重ね塗りするスヒョン。
元はなんて書いてあったのかな?
一応、他の刑事たちに見られないように、気を使ってるのが、可愛い。
席を離れようとして、ふと、無線機に目が行くスヒョン。
スヒョン「これ、返してないのかな?」
不思議に思うスヒョン。
そこに、一旦、席に戻ってきたジョンジェ。
「おい、それに触るなよ。それ、ジェハンの幸運のアイテムなんだ」と注意するジョンジェ。
幸運のアイテムねぇ。そういう事になってたのか。。
スヒョン「無線機が??」
詳しいことは語らず、急いで、また、会議に戻っていくジョンジェ。
今度も、ふとなにかを思いつき、身分証のケースの中から、スマイルシールを取り出し、
無線機の底にいたずらっぽく貼り付けると、
そっと、元に戻すスヒョン。
・・・と、ここまでが、回想シーンです。(笑)
スヒョン「で、その無線機がどうかしたんですか?」
アン・チス「お前、法医学チームの間じゃ、有名だよな。新しい白骨遺体が運び込まれると、いつも、お前が現れるってな。だが、イ・ジェハンを探しているのは、お前だけじゃないようだぞ」
スヒョン「え?」
アン・チス「パク・ヘヨン警衛・・も、イ・ジェハンを探している」
スヒョン「パク・ヘヨンが?」
アン・チス「俺に聞いてきたんだ、チニョン署強力班にいたイ・ジェハン刑事を知っているか、ってな」
スヒョン「パク・ヘヨンがどうして、先輩ニムを知っているんでしょうか?」
アン・チス「奴の関係者で、イ・ジェハンにつながるような者はだれもいない。イ・ジェハンが失踪した時、パク・ヘヨンはまだ10歳くらいで、彼らが知り会うとは思えないし・・。しかも、パク・ヘヨン警衛は、秘密裡にイ・ジェハンの人事ファイルを入手するために、人事部に頼んだようだ。彼らがお互いに知り合いなら、そんなことをする必要はないだろ? 彼らは、見知らぬ他人であり、何の関係もないが、イ・ジェハンの過去を調べているんだ。変じゃないか? お前も、もう少し、チームの様子を常に監視すべきじゃないのか?」
くぅ~~~~!!
大事なことは伏せて、スヒョンを動かす気だね。
でも、スヒョンも、ヘヨンのことは、ずっと気になっていたから、これはもう、このままにしてはおけないでしょう。
そして・・・アン・チスがなにかを企んでいて、あえて、自分に告げてきたことも、ちゃんと、スヒョンは気づいているようです。
~未解決捜査班~
(こちらの時間軸では、"大盗事件"は過去の解決済み事件として扱われているので)事件も一段落した、そんな普通の日の朝です。
ケチョル「お、早いな・・」
ホンギ「ああ、臭いますよ。朝っぱらから、酒でも浴びてきたんですか?」
二日酔い状態で登署してきたケチョル。
ウィギョンが配ったプリントに目を通すヘヨン。
昼飯には、新しいパスタ屋さんが近くにできたから、クリームパスタを食べに行きましょう、と、二日酔いのケチョルを誘うホンギ
なんのかんの言っても、仲いいんだ(笑)
ケチョル「お~い、二日酔いなのに、クリームパスタなんか喰えるかよ! それにな、パスタなんか喰ったら、ますますデブるぞ。ああ、俺の胃袋を落ち着かせるには、スープだよ」
ウィギョン「ヘジャングッなんてどうですか?」
同時に、ウィギョンの顔を見るケチョルとホンギ。
ケチョル「お前の年で、どうして、そんな年寄り臭いものを好むんだよ。いいから、行けよ」
邪険にされたウィギョンがブツブツ文句言ってます。(笑)
ウィギョン「(小声で)二日酔いには、ヘジャングッが一番効くのに・・・」
※牛骨を煮込んだ出汁に干したら又は豆もやし等を入れた二日酔いのためのスープ
二日酔いのためだけじゃなく、疲労回復とか、身体にいいスープなのは確かですけど、まぁ、ドラマでは、二日酔い解消のシーンには、お決まりで登場するので、年寄くさいもの扱いされるとは思いませんでした。(笑)
ホンギ「ほんと、まだまだ、いろんな面で、僕の域には達してませんね。ああ、パク・ヘヨン警衛は、どうですか?」
ケチョル「聞いても無駄だぞ。いっつも一人で飯食ってるんだ。お上品にな・・」
ヘヨン「オムライス・・・」
三人(ケチョル、ホンギ、ウィギョン)の顔が、窓際で書類を確認していたヘヨンに注がれる。
そして、私は・・・ここのシーンで、いつも唇をかみしめる。。
「オ、オムライス?」
「へ?」
ヘヨン「どうしてですか? オムライス、嫌いなんですか?」
三人「「「・・・・・・」」」
意外すぎて、一瞬、言葉を失います。
ケチョルの、この呆けた顔。。
ケチョル「ケチャップライスか?」
普通に頷くヘヨン。
ヘヨンの返答が意外過ぎて、なんとも言えない微妙な空気が流れているところに、スヒョンが入ってきました。
アン・チスとの会話の直後ということです。
スヒョンを見るなり、立ち上がり、「おお、来たか。待ってたんだぞ、俺、調べてみたんだけどさ・・次はこの事件なんか・・」どうかな、と言いかけたケチョルはほぼ無視され(笑)、ヘヨンの行く手をふさぐスヒョン。
スヒョン「パク・ヘヨン、あんた・・・」
一直線にヘヨンに向かったスヒョンでしたが、新たな人物の登場に動きを止めます。
「こちらが、"未解決捜査班"でよろしいでしょうか」
男性が立っていました。
ケチョル「・・・ええ、そうですが」
スヒョンに気づくと、少し慌てたように、深々と頭を下げ、近づいてくる男性。
男性「チャ・スヒョン刑事さん・・・」
突然の名指しに、「どちら様・・でしょう?」と、スヒョンも訊ねなおす。
全然、覚えが無さそうな感じです。
男性「ずいぶん前に一度、お会いしました。覚えておられないでしょう。20年前、あなたは、男性の刑事さんと一緒に来られたんです。・・・イ・ジェハンというお名前だったか・・・」
どこか、記憶を辿りつつ、説明する男性。
突然、出てきたジェハンの名前に、固まるスヒョン。
それは、ヘヨンも同じです。
次の瞬間、スヒョンよりも先に反応してしまうヘヨン。
ヘヨン「イ・ジェハン刑事のことですか?」
ヘヨンのほうに顔を向けるスヒョン。
スヒョン「なんで? あなた、知ってるの?」
自分を訪ねてきた見知らぬ客より、そっちが気になるのね。。
ヘヨン「・・・ああ。同じ名前の、別の刑事さんを知っているので・・。お二人でお話しされてはどうですか?」
・・と、無難に躱すヘヨン。
スヒョンとしては、ヘヨンの一言一言、態度も全部、気になるところだらけで詰問したいのはやまやまですが、今は、この目の前に立つ男性を放っておくわけにもいかず。。。
ヘヨン、ケチョル、ホンギが、耳ダンボになっている中、男性から話を聞くことにするスヒョン。
男性「最近、刑事さんのことをテレビでお見掛けしたんです。"京畿南部連続殺人事件"を解決されたんですよね。」
スヒョン「それで・・?」
先を促すスヒョン。
男性「助けてくださると思えるのは、刑事さん、お一人だけなんです。」
相当、困ってる感じは伝わってきます。
他の三人(ヘヨン、ケチョル、ホンギ)も、別の仕事をしてますが、どうしても、チラチラと、その男性を気にしてしまいます。
男性「20年前、私の婚約者は亡くなりました。」
そう言って、顔写真を見せる男性。
男性「名前は、シン・ダヘと言います。」
ベレー帽をかぶった美人さんです。
我慢しきれず、そ~~と近づいて、顔写真を覗き込んでしまうケチョル。
ケチョル「ほおお~~、随分、美人だなぁ。この彼女がどうかしたんですか?」
男性「彼女は、役者希望でした。」
たしかに、見せられた写真は、一般人のスナップ写真じゃありません。
過去 20年前
スタジオで、撮影中のシン・ダヘ。
モデルさんもしてたのかな。
男性<私が、撮影スタジオに勤めていた時に、知り合いました>
この男性が(スヒョンを訪ねて、未解決捜査班を訪れた)20年前の、キム・ミンソン氏。
当時は、撮影カメラマンの助手でした。
あまりのダヘの美しさに、ぼ~~っとなってしまい、蹴躓いてすっころぶなど、大失敗。
そんなミンソンのことを、おかしそうに笑うダヘ。
二人の恋の始まりでした。
現在
ミンソン「簡単ではありませんでしたが、彼女はとても努力していました。ところが、突然、自殺してしまったんです。湖で発見されました。傍らに、遺書が残されてました。」
自殺・・と聞いて、スヒョンの後ろで、真剣な面持ちになるヘヨン。
スヒョン「それで・・・あなたがこちらにいらした本当の目的は?」
ミンソン「どうか、彼女を・・探し出してください」
ケチョル「・・・え・・え? それって・・・20年前に死んだ女性を探してほしいって?」
ミンソン「その通りです。20年前、彼女は自殺しました。私も、そう思っていたんです。」
それから、また別の写真を、スヒョンに手渡すミンソン。
ミンソン「これは、20年前、私たちが最後に会った日に撮影したものです。」
窓辺に座る女性を、外から撮影した写真です。
ミンソン「私たちは、このカフェでよくデートしてたんです」
どことなく、浮かない顔をしているダヘ。。
ミンソン「ダヘが亡くなってからも、私は、そのカフェに時々、足を運んでいたんです。20年経っても、カフェはまだその場所にあります。数日前・・・いつものように、カフェに立ち寄ったんです。」
初秋の昼下がり・・・黄金色に輝く葉が綺麗な、絵になるカフェです。
望遠レンズ付きのカメラを構えるのも、習慣のようです。
何気なく、いつも、ダヘが座っていた窓辺を見た時、ひとりの女性がそこに座っているのが見えました。
そして、その女性がふと、窓の外に視線を向けた時、
レンズを通し、はっきり、ダヘと目が合ったミンソン。
慌てて、店の中に飛び込むと、すでに、ダヘの姿はその席にはありませんでした。
ミンソン「そして、こちらがその日に撮った写真です」
二枚を見比べるスヒョン。
ミンソン「彼女はまだ生きているんだと思います。どうか、ダヘを・・いえ、この女性が誰であろうと、探し出していただけませんか?」
スヒョン「・・・・・・・」
これはまた、不可思議な話が飛び込んできました。
過去
~宝飾品店通り~
例の情報屋<数日前、ダイヤのネックレスをもって、若い女性が店に現れたそうですよ。ティアドロップカットのダイヤモンド。"大盗事件"に絡んだやつじゃないかと思うんです>
覚えてますか? この人です↗(笑)
よしよし、クッパとスユクの恩は返したね。
教えられた店に、やってきたジェハン。
盗品リストの写真を店主に見せてみると、間違いない、と答える店主。
この店主さん役の俳優さんも、声が特徴的なので、すぐわかりますが、それでいて、存在を主張しすぎない、たくさんの作品に出演されてるプロですね。
ジェハン「誰が持ち込みましたか?」
店主「20歳前後に見えましたね。ええ、確かに、そのくらいの若い女性でしたよ。」
20歳くらいの女性・・・
今までの"大盗事件"の捜査線上には、関係者としても、一切、上がってきたことがない人物像です。
ジェハン「(店の天井の四隅を見ながら)CCTVを見せてもらうことはできますか?」
早回しで見ていくと・・・
店主「ああ、この女性です」
指さした先に、髪の長い若い女性が映っている。
~再現~
女性「こんにちは」
なんとなく、言いずらそうにしながらも、バッグの中から、ケースを取り出し、「これを売りたいんですけど」と差し出す女性。
ケースをあけて、一目見るなり、店主の表情が変わる。
店主「お嬢さん、これをどこでお求めに?」
女性「・・・プレゼントで・・」
店主「彼氏さんは、相当お金もちに違いないですね。ですが、どうして、それをお売りになりたいんですか?」
それを聞き、ケースを手に、「もし、(買取の)ご興味がないのであれば・・」とひっこめようとする女性。
慌てて、ケースを押さえる店主。
店主「8000(여덟천)でどうでしょう」
8(ヨドル)が強く聞こえたのか、「800(팔백)ですか?」と聞き返してしまう女性。
思わず笑ってしまう店主。
店主「このお嬢さんは、本当に、この界隈のことをご存じないようだ。これの価値は、少なくとも、8000万(팔천만)ウォンはしますよ」
息を呑む女性。
この宝石店に現れた女性が・・・シン・ダヘです。
ジェハン「箱の隣のものはなんでしょう?」
店主「どれですか?」
ジェハン「これ、これ、この黒い四角いものです」
指さすジェハン。
店主「ああ、これ。これはネックレスのケースの中にあったんです」
~回想~
ネックレスのケースを開けてみると、下に、保証書やら、フロッピーディスクが入っているのに気づいた店主。
店主「なんだ、これ・・・」
ディスクを手に取ると、自分のバッグの中にしまうダヘ。
ジェハン「これって、フロッピーディスクじゃないですか?」
ジェハンの頭の中で、キム班長の言葉が蘇ります。
キム班長<どうやら、チニャン市開発に関連し、議員と企業が関与した汚職容疑につながる手がかりを見つけたらしい。ハン・セギュが盗んだなかに、誰かの不正を決定づける証拠が含まれていたってことだ>
繋がった。。。
ジェハン「それって、ここにありますか? それとも、彼女が持っていきましたか?」
店主「ええ、持っていきましたよ」
ジェハン「その女性はなにか残していきませんでしたか? 連絡用の電話番号とか?」
くすっと笑う店主。
店主「電話番号は残していきましたが、つながりませんでした」
ジェハン「つながらなかった?」
店主「ちゃんとした電話番号を書いてくれるとは思わなかったですが、やはり、その通りでしたよ」
手書きだ。。
ご丁寧に、末尾二桁のまえで、クシュクシュと黒く塗りつぶしてる。。
おそらく、途中で、偽の番号を残せばいい、と考えたってことね。
ダヘにも、なにか、後ろ暗いことがあるのが確定しました。
店主「盗品を持ちこんできた人間が、連絡先を残したりするはずないですからね」
その時・・店の前に立っている男に気づいたジェハン。
ボムジュが自分に尾行を付けていると気づき、小さく「キム・ボムジュ、くそったれが・・」と呟くと、「この連絡先情報、もらっていきますね」と、その部分を破り取る。
ジェハン「CCTVも、削除しちゃいましょうか」
店主「ええ」
一応、証拠隠滅はしたジェハン。
~強力班~
班員の一人に詰め寄り、どなりつけてるボムジュ。
班内の雰囲気最悪。。
ボムジュの機嫌も最悪に悪い。
そんな時、こっそりあくびをしてるスヒョンに、
目をつけたジェハン。
それとなく、スヒョンのデスクに近づくと、「ジョモ(スヒョンのあだ名)」と声をかける。
スヒョン「はい?」
ジェハン「駐車場に来い、運転の練習するぞ」
スヒョン「?????」
いつも嫌がってばっかりなのに、急に、ジェハンのほうから誘ってくるなんて・・青天の霹靂です。(笑)
スヒョン「あ・・・はい」
文字通り、命がけの運転指導を、ジェハン一人に押し付けられていたことが功を奏しました。
誰からも怪しまれず、部屋を出ることに成功。(笑)
まぁ、要はこのキム・ボムジュ班長↑に見咎められなければ、なんとでもなるんですけどね。
~通り~
おお、路上教習じゃん(笑)← あ、教習じゃなくて、練習ですね(笑)
免許があって運転してもいいと認められることと、実際に一般道を運転できるというのには、雲泥の差があります。
一応、日々の練習の成果か、スヒョン、進歩してるみたいです。
でも、まっ直ぐ前をむいて、真剣そのもの。。
余裕ナッシング(笑)
ジェハン「お前が席にいなくても、誰も気にしないだろ?」
随分失礼な言い方です(苦笑)
スヒョン「ホントに、そうなんですか?」
自覚ナッシング(笑)
ジェハン:こいつ、まじかよ・・
ジェハン「・・・・(気を取り直し)女性の夜勤部屋には電話があるよな?」
スヒョン「はい・・ありますけど・・どうしてですか?」
びりっと、メモを破り、スヒョンに渡すジェハン。
ジェハン「電話番号を見つけないとならないんだ」
スヒョンの意識は、完全に紙切れに。。。
それだけで、運転は疎かに。。よろめく車体。
ジェハン「前を見ろ!」
スヒョン「はい!」
ジェハン「おそらく、末尾2桁が違ってるはずだ。片っ端から電話してみろ。20歳くらいの女性を見つけるんだ」
じ~~っと、ジェハンを見つめるスヒョン。
スヒョン「それだけですか?」
それだけもなにも、車は車線を飛び出してるよ(笑)
ジェハン「おい!!」
慌てて、ハンドルを戻しつつ、またもや、エンスト。
ここで、クラクションを鳴らされるのは、いくら(ビービー鳴らすのが日常茶飯事と言われる)韓国でも、仕方ないと思う。
再度、運転開始です。
ジェハン「なんだ? やりたくないのか?」
スヒョン「いえ、そんなことありません。間違ってる電話番号、20代の女性。その情報だけで十分です」
「それだけですか?」は、不満ではなく、「他になにかありますか?」の確認の意味だったのね(笑)
ジェハンも気づいたらしい(笑)
ジェハン「これは、お前と俺の、秘密の捜査だ」
うきょ~~~~!
言い方!!
スヒョン「・・・はい」
スヒョン、嬉しそう!!
~女子夜勤室~
ちらっと、部屋の中の様子が映るんだけど、どうやら、宿直勤務のある女性は少なくとも4人くらいはいるみたい。
でも、スヒョンのは、ピンクの布団ですぐわかる(笑)
それからというもの・・夜勤室で、電話をかけ続けるスヒョン。

ああ、なんか、ロッカーの私物がぼやけてる。。
なにが入っているのか気になるなぁ。
若い時のスヒョンは、オンマからのお仕着せじゃなく、ピンクや、ニコちゃんマークとか、わりと可愛いものが(自発的に)好きだったんじゃないのかな。
末尾00から順番に、つながるまでかけ続け、掛かったら、相手を確認していく・・の繰り返し。
お風呂屋さんだったり、お祖母ちゃん相手に、孫が24歳と喜んだら、男子だったり、留守番の子供だったり、いたずら電話と間違えられたり・・・。
勤務時間外は、ほぼ、これに費やした感じ?
スヒョン、生真面目だから。。
ここで、切ります。
★『シグナル』EP.7-3 雑感★
"大盗事件"は、そう簡単に解決したりしないと言ったとおり・・・今回は、過去ではなく、自殺した婚約者を探し出してくれ、という現在の2015年サイドからのアプローチです。
とは言うものの、シン・ダヘと、"大盗事件"を結び付けられているのは、過去のイ・ジェハンだけという段階ですけどね。
ヘヨンが断ってしまった無線機での交信が、次、どんな形で繋がることになるのか、←もちろん、つながること前提。
わくわくします。
キム・ミンソンさんを見た時、なんとなく、田中哲司氏味あるなぁ、と思ってみてました。