これは、3/4で~す 。
ネタバレOKの方のみ、おすすみください。
ハピネス 해피니스
【Episode 6】3/4
~1202号室 ヨンオクの家~
初めて感染者の発作状況を目の当たりにし、すぐさま、ヨンオクのところにかけつけたヘソンとソユンの弁護士夫婦。
廊下に出て、対応するヨンオク。
ヘソン「この棟の中に、感染者がいるのを御存じだったですか?だったら、私たちに説明すべきでしょう!」
興奮して、詰め寄るヘソン。
ヨンオク「・・・・・・・・・・」
ソユン「地下のジムにいるトレーナーです。狂人病だと思います。」
冷静に説明するソユン。
スンボムが発症したと知り、ショックを受けるヨンオク。
動揺を悟られないように立て直し、「そんな人が下にいたんですか?」と、他人事のように聞き返す。
~地下 ジム~
再び、毛布を掛けられ、おとなしくなったスンボムを、ジョングクが、銃を構えて、監視している。
イヒョン「どんな様子?」
11:10と表示された携帯を見せるジョングク。
ジョングク「だいたい、10:45か、46分あたりくらいに、頭を打ち付けるのを止めたよ」
時間をはかりながら、様子を見てたのね。
頷くイヒョン。
イヒョン「ヒョンは、もう上にあがって。俺が監視するから・・・」
ジョングク「・・・・気をつけろよ」
銃を、イヒョンに渡すジョングク。
イヒョン「起きてるよな?」
スンボムに語りかけるイヒョン。
毛布を取り去ると、下をむいたままのスンボム。
イヒョン「起きてたな。上の階では、今、みんなで、キム・スンボムさんを外に放り出すことについて、話をしてるだろう」
絶望したように、下を向いてしまうスンボム。
スンボム「畜生・・・俺、たった2回飲んだだけなんだ。疲れてる時、気分があがるって言われたんだ」
イヒョン「車に行ったのはなぜだ?」
~回想~
車のダッシュボードをかき回すスンボム。
スンボム「残りのクスリを取りに行ったんだ。飲めば、集中できるから・・・」
すでに、その感覚を知ってるってことね。。
やはり、常習者だったか・・・と、溜息をつくイヒョン。
イヒョン「この状況は、クスリを飲んだせいだと考えたか?」
スンボム「本当に、二錠飲んだだけなんです」
今となっては、その言い訳は、なんの救いにもなりません。
イヒョン「発症したときに起きたこと、覚えてるか?」
躊躇いながら、「ちょっとだけ・・・」と答えるスンボム。
スンボム「6階の男の人が入ってきて、なにか言ったんだ。我慢しようとしたけど、ずっと話しかけてきて・・・」
イヒョン「これからはできるだけ、怒りを控えたほうがいいと思う。頻繁に、発症するほど、戻ってくるのが難しくなるだろうから・・・」
もう、イヒョンにも、これくらいのアドバイスをしてあげることしかできないよね。
立ち去ろうとするイヒョンに、「あの人に、クスリのことを話してしまったんです。(薬が)ジムの車にあることを・・・」
頷くと、「(それについては)自分が対処する・・」
そう答えるイヒョン。
入り口に向かいかけてから、立ち止まり、スンボムに問いかける。
イヒョン「気分よかったか? 体がすっきりして楽しめたか? 興奮したか? それとも、スリルが味わえたか? どうだ?」
イヒョンにたたみかけられ、無言のスンボム。
それが答えです。
スンボムは、ただの購入者じゃなく、売人の同僚です。
当然、こんなことになって、後悔先に立たずですが・・・。
小さく頷きながら、ジムから出ていくイヒョン。
ここね、お尻のポケットに、後ろ手で銃をしまいながら、歩くところに、萌えまくり。。
実際の映像のほうが、何倍もかっこいいです。。
・・・って、たぶん、私の個人的な好みがかなり入ってるので、「え・・・?」と思われた方、申し訳ないです。
イヒョン「だとしたら、そう長くは我慢できないだろうな・・・」
誰に聞かせるわけでもなく、そう呟くイヒョン。
~屋上~
フェンスにもたれて、下を眺めているセボム。
イヒョンが合流する。
イヒョン「外は冷えるぞ。(出るなら)なにか暖かい上着を着て来いよ」
と言いながら、自分の上着を脱ぎ、セボムに羽織らせる。。
自分は、半袖しか着てないのによ!
あ~、ハン・ヒョジュSsi、부럽다 プロプタ(羨まし~!)
セボム「ジムのあの人、どう?」
イヒョン「今は、正常に戻ってるよ。大体、凶暴化したあと15分くらいで、戻れるようだな」
セボム「明日、投票することになったよ」
イヒョン「なんの投票?」
セボム「キム・スンボムさんを留め置くか、追い出すか・・・についての投票よ。」
なんだと、無言のまま、聞きとがめるようなイヒョン。
セボム「6階の弁護士が、(我が国は)民主主義国家だから、投票で決めるべきだって・・・言ったのよ」
そういうセボムは、明らかに、納得はしていないものの、憤ってるというより、説得しきれなかった自分の無力さに参っているような感じ。。
「うわぁ~」と溜息をつくイヒョン。
イヒョン「正直、自分でも(俺は)嫌な奴だって思うけどさ、」
ここ、へぇ・・・そんな風に思ってるんだ・・・って感じで、イヒョンを振り返るセボム。
イヒョン「だけど、別に他人に対してはそこまでじゃないぞ。住民代表は、なんも言わなかったのか?」
セボム「あの人は、マンション代表になることしか考えてないもん。もし、私たちが、彼女のほうに付けば、うちらの管理費をキャンセルするでしょうね」
イヒョン「つまり、ジョングク兄のいう事は正しかったんだな。」
イヒョンのほうに向きなおるセボム。
セボム「ところでさ、オ・ジュヒョンが言ったのは、うそだよね?」
イヒョン「・・・お? ああ、俺がアイツを殺そうとしたってことか? あれはそうじゃない、あの野郎が・・・、ジムのアイツを脅したから、脅し返してやったんだ。」
多少、オーバーに否定するイヒョン。
セボム「だよね?」
イヒョン「そうさ・・・」
セボム「ちょっと、気になっちゃって。。。ほら、あんたも知ってのとおり、私って、お腹にためておけない性格じゃない。。」
イヒョン「わかってるよ。 ・・・・ボマ。 いい警官悪い警官作戦って知ってるか? 」
セボム「なにそれ?」
※良い警官・悪い警官戦術とは、意図的に悪者をつくることで、自分は交渉相手にとって話のわかる人物として振る舞い、相手の妥協を引き出そうとする戦術。 交渉テクニックの1つ。
『今日の探偵』1話 に出てきたのを唐突に思い出しました。懐かしい(笑)
イヒョン「一人が悪い警官を演じ、怒りで人々を怖がらせると、もう一人が優しい言葉で、みんなを説得するんだ」
セボム「あめとムチ!(당근과 채찍=にんじんとムチ)」
韓国語だと、馬限定っぽくって面白い!
ビンゴ!と指を向けるイヒョン。
イヒョンに近寄るセボム。
セボム「で?」
イヒョン「俺が、悪い警官を演じるから、お前はいい警官をやれよ」
セボム「ヤダ!」 ← この「싫어! シロ!」って即答するセボム、好き(笑)
イヒョン「ん?」
セボム「あんたは、今までも散々、悪い警官をやったじゃない。今度は、私が悪い警官になる」
こいつ・・・と、言いかけようとしたイヒョンを制するように、言葉を続けるセボム。
セボム「おかしな奴だって思ったら、誰であろうとぶちのめしてやる。だから・・・あんたはいい人をやらなきゃ・・・。ね? いい子にしてね♪」
イヒョン「お、おい・・・」
平然と、下に降りていくセボム。
イヒョン「俺は、お前に傷ついてほしくないんだよ・・・悪い警官には、なにが起こるかわからないんだから・・・」
一人呟くイヒョン。
ただ、優しく見守り、心配してるだけって表情じゃないのが、今の状況を物語ってます。
でもね、セボムだって同じ想いだから、「悪い警官」をやりたがったんだよ。
この二人・・・なんで、書類だけの夫婦なの?(笑)
***************
~302号室 ハクジェの部屋~
ヘソン「この人を、この建物から出さなければだめですよ。 それが、私たちが生き残る方法です」
地下で、発症し、狂ったように暴れているスンボムの様子を撮影した動画を、ハクジェに見せながら、居住者たちを説得しに回ってるヘソン。
食い入るように、画面を見つめるハクジェ、ドンヒョン、ソンシル。
ハクジェ「・・・この人だけなのかね? 他の人はみな無事なのか? 誰かに噛まれたのか?」
さっと、視線をそらすソンシルハルモニ。
ヘソン「私にもわからないんですが、症状を見る限り、彼を外に出すべきだと思いますよ」
ドンヒョン「弁護士さん・・・僕にこの動画をシェアしてくれませんか?」
ヘソン「彼を出すことに同意するんですね?」
こいつ、きったねぇ~~~! ← はっ、いけない、つい、言葉が。。。(苦笑)
ドンヒョン「もちろんです。 私はすでに、 外で、感染者の集団を見たんですよ」
突然、ソンシルが、「ちょっと!」とハクジェの腕を掴み、携帯を取り上げる。
ハクジェ「なんだ、俺が見てるっていうのに・・・、なんで、そんなふうに俺から奪うんだ」
携帯の動画を見つめるソンシル。
ヘソン「(小声で)お願いですから、投票してくださいよ。ことは深刻なんですよ。同意してくれますよね?」
頷くハクジェとドンヒョン。
まだ、ずっと動画を見つめたままのソンシルは、自分が発病したあとのことを考えているんでしょう。
~401号室 ヒョンギョンと兄スミンの部屋~
同じように、ヒョンギョンやスミンに、動画を見せるヘソン。
スミン「な、これだよ。俺、こいつらを見た後、怖くてたまらなかったんだ、これを見れば、俺があんなふうになったのもわかるだろ?」
じっと、食い気味で動画を見ているヒョンギョン。
ヒョンギョン「今、それ、そんなに大事なこと?」
興奮しまくる兄に冷たい妹。
スミン「おい、こいつの目を見てみろよ」
~601~号室 オ・ジュヒョンの部屋~
ヘソン「オ・ジュヒョンさんはどこですか?」
玄関先で、動画を見せられたサンヒは、それだけで、もう怖がって、すぐに携帯をヘソンに返す。
サンヒ「ずっと、洗い続けてるんです。。。」
ああ・・・と納得したようなヘソン。
すでに、ジュヒョンが、イヒョンにされたことは、出回ってるわけね。
ヘソン「もし、望まれるなら、うちの空き部屋に移っても構いません。私たちと過ごすこともできますよ」
あ・・・そうだった、すっかり忘れてたけど、このラインもあったんだ。。
そっと、部屋の中の様子を窺い、シャワーの音がしているのを確かめるサンヒ。
サンヒ「・・・・私のことを気にかけてくださって・・・」
と言ったかと思うと、ヘソンに抱き着き、ありがとうございます、と耳元で囁く。
すぐに部屋の中に入てしまうサンヒ。
すっかりその気になって、テレまくるヘソン。
鼻の下が伸びるっていうけど、ホントよね(笑)
サンヒ:ちょろい男。
びび:ちょろい男。
久しぶりだわ(笑)
ここだけは、サンヒに共感しちゃうのよ。
~602号室~
自室に戻って来たヘソン。
ソユン「うちに呼ばなきゃならないの?」
ヘソン「もちろんだ。先に、俺がドアをあけたと想像してみろ。 隣の棟のあの男が、直接、俺を殺してただろう」
そう、あなたは、セボムに救われたんですよ!
・・・と言いながら、脱いだジャケットをソユンに手渡すヘソン。
これ、あのサンヒが香水をつけてないって思う方がどうかしてませんか?(笑)
すぐに、匂いを嗅ぐソユン。
ソファに座ったヘソン、その様子を見て、大声を出して、誤魔化そうとする。
ヘソン「墓の話をして、俺を殺そうとしたんだそ!!」
びくん、として、パタパタとヘソンに近寄って来たソユン。
ソユン「それでもし、私たちも感染したら?」
ヘソン「なんで、俺達が?俺達は何も間違ったことはしてないだろ」
もはや、やましさの塊。
ソユン「別に、なにか悪いことをしたせいで、感染するってわけじゃないでしょ」
ヘソン「・・・・・・・・」
~302号室~
電気を消したリビングで、一人、自分の目の様子を確認するソンシル。
怖いよね。。。
誰にも言えなくて。。。
発症する恐怖におびえているソンシル。
~1501号室 軍用品マニア セフンの部屋~
インターフォン越しに会話をするセボム。
セフン「とにかく、僕は、閉鎖が解除されるまで自宅から出ませんから・・・」
セボム「5分だけでもいいんです。5分あれば、一人の男性を救えるんですよ」
セフン「彼らが、人間だって・・確信できるんですか? 感染者について話してるんですよ」
セボム「当然よ。もし、ジムに降りてきたら、彼と話だってできるわ。あなたが家を出ないせいで、死ぬかもしれないの・・・」
セフン「・・・・・・・」
ドアをノックするセボム。
セボム「どうか、考えてみて。」
インターフォンが切られてしまい、溜息をつくセボム。
「考えてみて・・・」と小さく呟き、15階をあとにするセボム。
~501号室 警警ハウス~
セボムが部屋に戻ると、玄関先に、イヒョンが立って待っている。
セボム「そんなところで、なにしてるの?」
イヒョン「お前を待ってたんだよ。どこに行ってたんだ?」
上を示すセボム。
セボム「15階よ。明日の投票に来てって、頼みに行ったの」
イヒョン「・・・・・・・」
なんだろ、やっぱり、セフンのこと、気になる?
その夜・・・
グ~グ~、なんの危機感もなく、ソファで寝ているジョングクを横目に、ダイニングで、ビールを飲む警察・警特夫婦。
セボム「自分の人生で、なにか後悔してることとかある?」
イヒョン「・・・・ん・・」
セボム「私にはあるわ。何かが起こったとき、自分がやれることをする前に終わっちゃって、今でも、すごく後悔してる。。そういうのって、何年経っても覚えてるものだから。今でも、私に罪悪感を感じさせるの」
病気のことかな。。。
それとも、お母さんがらみかな?
イヒョン「それで、今回は後悔したくないわけか・・?」
セボム「ん・・・。今回は、真っ向勝負よ」
無言で、乾杯する二人。
それでも、こうして、黙って同意してくれる人を得たんだから、人生捨てたもんじゃないよね。
~駐車場~
懐中電灯で照らしながら、車を探しているオ・ジュヒョン。
うわ、スンボムから聞きだしたとおり、ジムの車を探しに、外に出たの?
外というのは語弊があるかもしれないけど。。。
『NEXT』を奪うために?
この人、こういうことにかけては、ホント、行動力あるよね。
他で活かせばいいじゃん。
ジュヒョン「ビンゴ・・・・」
該当の車を見つけ出したジュヒョン。
運転席側のドアに手をかけると、開いてしまう。
ジュヒョン「あれ?」
スンボムが逃げる時、慌てて、ロックしなかったから?
すぐに、クスリケースを見つけるジュヒョン。
ホント、この「NEXT」が、アクアブルーの楕円型で、見た目、すごくキレイなんだよね。。。
ほくそ笑むジュヒョン。
総じて、嫌な予感しかしないジュヒョンの、この行動。
【D-4】
一日が長くて・・・ようやく朝が来ました。
・・でも、まだ、4日もある。
~302号室 ハクジェたちの部屋~
ハクジェ「おい、行くぞ」
ソンシルに声をかけ、投票に向かおうとするハクジェ。
その時、ソンシルの携帯を、「オンマ、貸してくれ」と奪い取るドンヒョン。
ソンシル「どうして?」
ドンヒョン「投票してるところを撮影したら、返すからさ。自分の失くしたんだよ」
???
スーパーからの帰り、外では確かに持ってたのよ。
ね?
1階ロビーに入ってから、あの半狂乱のさなか、誰かに盗まれたのかな?
それを匂わせるようなカット、あったっけ?
ハクジェ「どこで失くしたんだ? あたらしい携帯だっただろ」
ドンヒョン「オンマは、電話する時以外使わないだろ? パスワードは? ロックかけてないな・・・ありがとな」
さっさと先に行くドンヒョン。
ソンシル「写真撮ったら、ちゃんと返してよ」
ドンヒョン「わかってるよ! まったく・・・」
2人も後を追って、家を出る。
~ジム~
ヘソン「お忙しいところ、お集まりいただき、恐縮です。」
集合している居住者たちの前に立つヘソン。
とりあえず、いないのは、ジュヒョンだけかな?
早速、その様子を撮影し始めるドンヒョン。
ヘソン「私たちの刑法の第22条は、緊急避難に関する規制について、こう述べています。皆さんのために、読み上げますね。自分自身または他人の法的利益に対し、差し迫った危険を回避するために行われた行為は、合理的な理由がある場合に限り、罰せられないものとする。前項の規定は、危険を回避できない者には適用されないものとする。」
一旦区切り、閉じ込められているスンボムのほうに向けて、発言を続けるヘソン。
ヘソン「これを、一般的な言葉に置き換えれば、“法律は私たちがグループの安全のために、感染者を追い出すことを許可している”ということになりますね。私は、あなた方が感染したがっている、などとは思っていません、ですよね? 今一度、この映像を皆さんにお見せしましょう。なんと恐ろしい。 さ、ご覧ください」
「主よ・・・」と呟くウチャン。
この人も、何気に、芸が細かい。。。
セボム「ここに、コロナにかかった方、いますか?」
急に、発言しはじめたセボムに視線が集中する。
ヘソン「なんで、今、突然、コロナの話を持ち出すんですか?」
セボム「誰もいませんか?」
ヘソンを完全無視して、質問を続けるセボム(笑)
ハクジェ「わしは一度かかったが、それがなにか?」
となりで、ソンシルが発言を止めさせる。
セボム「一つだけ、教えてくれませんか? ハラボジ(おじいさん)、あなたは何か悪いことをしたせいで、コロナにかかったんですか?」
ハクジェ「なにをバカなことを言うんだ! わしは、何一つ悪いことなどしておらん。 友達に誘われて、飯を食べに外に出なければ、かかったりしなかったさ」
セボム「ですよね? 病気って、かかろうと思ってかかるものではないじゃないですか・・」
ハクジェ「そのとおりだよ」
セボム「コロナが感染爆発していた間、どうしていたか、覚えてますか? 中には、感染者の個人情報を掘り起こし、批判する人もいました。でも、他の人々は感染した人々を心配し、彼らが回復することを望んでましたよね。感染した人々は、治療を受ける機会なしに追い出されるべきじゃありません」
セボムが発言したことで、口元に微笑をたたえるヨンオク。
ヘソン「これは、コロナの話じゃありませんよ」
セボム「ええ、違います。彼らは暴力的で、他人に噛みつこうとしますから・・・。皆さんが、恐ろしく、不安に思われてるのも理解しています。私も同じように感じてます。でも、これが、貴方や家族の誰かに起きたことだったら、どうされますか? 」
セボムの言葉は、家族を大切にする居住者の誰しもに、届いていく。
セボム「トレーナーのキム・スンボムさんの後、次に追い出されるのは誰でしょうか?6階のオ・ジュヒョンさんですか? それとも、オ・ジュヒョンさんに関係した弁護士さんですか? 最後の一人になるまで、椅子取りゲームをするべきですか?」
ヘソン「もう結構です。投票しましょう。彼をここから出すに賛成の人は、手をあげて」
あ、ヘソンさんは、挙手の時、手を広げる人なのね。
韓国の人って、グーで手をあげるから、ちょっと、珍しいな・・って思っちゃった。
顔を見合わせてしまう一同。
ヘソン「いいですか、 我々は、彼を追い出すわけではないんです。 ただ、健康な人々から、彼を隔離したいだけなんです。屋上に出せば、完全に、彼を隔離できますよ。その方法であれば、我々全員、無事に過ごせます。そうじゃありませんか?」
なんとなく、それなら、それでもいいかな・・・という雰囲気がさ~っと広がる。
ヘソン「そんなに怖がらないでください。自分の意見を出していいんですよ。なぜ、皆さん、何もおっしゃらないんですか? さぁ、手をあげましょう」
手をあげるドンヒョン。
そんなに動画が欲しいんかい!
それを見て、手をあげるハクジェ。
止めさせようとするソンシルをおさえる。
セギュも手をあげると、ムンヒもあとに続き、そして、スミンも手をあげる。
皆の様子を見計らったかのように、手をあげるヨンオク夫婦。
その時、「おばさん、よくも、俺にそんなことが出来るな!なんでだ? あんたが俺をここに連れて来たのに・・・」と声を荒げるスンボム。
ああ、あんまり、腹を立てないほうがいいのに・・・って、なんだろ、私もスンボムに同情気味なのかな。(苦笑)
ヨンオク「彼には、良くしてきてあげたんです。 彼は裏切られたように感じてるんだと思いますわ」
しれ~っと、弁明してみせるヨンオク。
挙手してる人の数を数えるヘソン。
ヘソン「8名の人が挙手してますね。・・・ソユン、なにしてる? さっさと手をあげろ」
俯く妻のソユン。
ヘソン「おい!」
頑なに、目を合わさないソユン。
その時、軽く咳払いをして、サンヒが挙手にまわる。
ヘソン「・・・9人ですね」
ちらっと、サンヒを振り返るソユン。
イヒョン「では、反対してるのはだれですか?」
今まで、黙っていたイヒョンが口を開く。
イヒョン、セボム、ジョングク、(ちびソユン)が手をあげると、数を数え始めるヘソン。
ボラム、アンドリュー、ソンシル、ヒョンギョン、ドクスン、大人ソユン の9名。
イヒョン「同数ですね。どうしますか? もう一度、違う投票でもやりますか?」
その時、一人、防護服に身を包んだ「例の彼」が、廊下を歩いてきましたよ。
顔がドアップすぎて、ピント、合ってません(笑)
セボム「そんな必要なさそうですよ」
セフンがジムに入ってくる。
異様な雰囲気に包まれる一同。 ← 警察・警特夫婦を除く。(笑)
セフン「反対に、1票」
それだけ言うと、すぐさま、ジムを出ていくセフン。
あっけにとられる一同。 ← 警察・警特夫婦を除く<2回目>。。。(笑)
イヒョン「10票ですね。 終わりですね」
なんとも言えない雰囲気に包まれる。。。
いきなり、さっと立ち上がるヨンオク。
ヨンオク「よかったですわ。実際、うちのマンションから、誰かを追い出すという考えは、あまり、気分のいいものではありません。スンボムさんに、特に個人的な思い入れなど持ってないことは、お分かりでしょう?」
無言で睨みつけるだけのスンボム。
セボム「さ、それでは、これから、キム・スンボムさんをどうやって、監視し続けるのか、話し合いましょうか。これは、私たちだけで監視するというのは、私や主人、キム・ジョングク刑事にとっても、さすがに難しすぎます」
イヒョン「二つのグループに分けて、交代で監視することにしましょう。誰から始めますか? 我が国は、民主主義国家なので、投票で決めますか?」
ヘソンに対し、強烈な嫌味をぶっ放すイヒョンと、同じく得意げなセボム。
まったく、困った警察・警特夫婦だこと(笑)
それより、いい警官悪い警官はどうなったの?(笑)
まさか、いままでのがそれ?(笑)
ぐうの音も出ないヘソン。
ヘソン「・・・・・・・・・」
ヒョンギョン「初めに、うちからやります」
手をあげるヒョンギョンの手をおもいっきり下げようとするスミン。
めげずに、上げ続けるヒョンギョン。
この人は、ネット小説家になってなかったら、革命家かなにかを目指してたのかな(笑)
★『ハピネス』6話3/4 雑感★
ええっと、あと4日ですって。
つまり、まだ、3日しか経ってないんですね。
はぁ・・・・。
これを「まだ」と捉えるのは、私、居住者側に立ってるからっていうことですね(笑)
う~ん、同じ屋根の下かぁ。。。 てへへ・・・← すでに、何を考えているかはバレバレ。
そんなことより、一番の謎は、セフンでしょう!
突然、現れたけど、全然、「うわ~~、来てくれたぁ~~」って感じが皆無。(笑)
まあ、おかげで、スンボムは助かったんだけど。
セフンって、なんで、こんなに、セボムに協力的なの?
SOU(警察特攻隊)のTシャツ《Lサイズ》に、そこまでの効力があるのか?
いや、ないだろう。。。
謎だ。。。