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『 推理の女王シーズン2』第14話(1)は、こちらから。

『 推理の女王シーズン2』第14話(2)は、こちらから。

 

『推理の女王2』第14話(3)

~2チーム~

ふたり揃ってご帰還です。
入るときに、ちらりとチョ課長を探すソロクが可愛い。。。


既に、ウ警監含め、他のメンバーは戻ってました。

「(小声で)チーム長はどこに行ってたんだ?」
「(小声で)聞けるからよかったじゃない。あなたたち2人が同じ家に住んでて。」

「戻りました」
「ウ警監💛」
「君たちは、別の仕事をするときも、いつも一緒なんですね」
「バーバリーマン事件のせいです。別の被害者があらわれました。彼女を捕まえてレイプしようとしたんです」
ソロクの顔をみるウ警監。
「彼はただのバーバリーマンじゃありません」

早速、状況報告が行われる。


「この町のバーバリーマンについては、計3件の通報があった。最初の通報は、バーバリーマンが彼女を追いかけたというもの。彼女の名前は、イ・ソヨンさん。」

写真を示すワンスン。
「彼女は、通りのほうに向かって逃げました。しばらく逃げたあとに振り向いたら、犯人がいたそうです」
ウ警監「追いかけた?」
「二番目の被害者は、シム・ジウンさん。犯人は、路地に引きずり込んだ、しかし、巡査に見つかり、逃亡した」
「イ巡査が追いかけたましたが、路地の行き止まりで消えました」
ウ警監「路地に引きずり込んだ・・・」
「最後、そして3番目の被害者は、キム・ハンナさん。犯人は待ち伏せし、彼女を引きずり込もうとしたが、彼女はかろうじて脱出した」
「3番目の被害者は、彼の手にかみついたそうです」
ウ警監「その時は、手袋をしていなかった」
「暗かったために、キム・ハナさんははっきりとは見ていませんが、マスクも身に着けてなかったようです。ですが、シム・ジウンさんは、犯人の顔はマスクで覆われていたと証言しています。最近になって、犯人は手袋をつけ始めた」
立ち上がるウ警監。

ウ「1番めは、イ・ソヨン。2番目は、キム・ハナ、そして、最後がシム・ジウンだ。この順番だ」
ソ「事件の起きた順番ということですね?」
ウ「通報の順番は重要ではない」
ワ「たしかに。イ・ソヨン。キム・ハナ、そして、シム・ジウン、事件の時系列はそのとおりです」
ナ「どうしてわかったんですか?」
ウ「犯人は、進化している。最初は、裸の身体を見せるだけだったが、女性をレイプしようとしている。最初は顔をみせて歩き回っていたのに、マスクをつけ始めた」
ワ「はじめは、手になにもつけていなかったが、手袋をつけるようになった・・・」
ウ「もはや、彼は、ただのバーバリーマンではない」
ソ「どんどん危険になってきています。どんどん」

帽子を目深にかぶり、マスクを身につけた犯人、車を降りると、靴底にテープを貼る。


一人で歩く女性を物色し始める。

もう既にトレンチコートも着てない。

完全にバーバリーマンじゃなくなったのね・・・。

~打ち合わせブース~
ウ「強姦をするのも時間の問題だろう。キム・ハンナやシム・ジウンのときに、失敗を経験した。犯人は怒り狂ったにちがいない。そして、より完璧にしようとしている。すぐに彼を捕まえる必要がある。もし、彼がもっと、進化したら、彼を捕まえるのは不可能だろう。範囲を拡大し、一線を越えるだろう。どんな痕跡も残すことなく」
ソ「犯人は、確実に殺人をおかすようになる」
ウ「もしくは、すでに、誰かを殺しているかもしれない」
ワンスン「あまり、話を広げすぎないでください」
あくまでも、可能性の話として、現実の事件として扱いたいワンスンに対し、きっぱりと断言するウ警監。
ウ「彼はすでに、化物になった」
ナラ「そんなバーバリーマンが、この町にいるなんて。」
すぐに、家にメッセージを送るコン刑事。
「明日から、アラムを塾に行かせるな」

 

泣きながら逃げる女性。

~ロースクール地下駐車場~
「ハ・チスン」
「おお、テギュや。久しぶり」
「本当に久しぶりだな。ああ、ここに、俺のいとこがいるんだ。ジュソギ、ウン・ジュソクって知ってるだろう?」
「ああ、講義の合間に、君のことも聞いたよ」
「どうしたんだよ。なんで、そんなふうに、他人行儀なんだよ。俺たち、昔は散々楽しんだじゃないか」


お兄ちゃんの秘密はこの辺にありそうです。

「すまない。急用で急いでるんだ、また今度な」
「ああ、酒でも飲もう。電話するよ」
「わかった」


~ウ警監の自宅~
ワンスンが料理してる!
ソロクの言いなりね、従順すぎる(笑)

「本当に、結構です」
「アジュマは俺の料理を認めてるのに・・・」

はいはい、なんでも、ソロクが基準です。


慣れない&気まずいキッチンで、作りたくもない相手に、お世辞にも手際がいいように見えないワンスン。

~回想~
「親しくなればいいでしょ。一緒に住んでるんだから」
「料理してあげて。家のなかも掃除して、ウ警監にアピールするのよ。」《13話(1)》

ウ警監「ちょっと待て。それは塩じゃなくて、重曹だ。野菜のアク抜きに使う。そんなものをどうするつもり・・・」
放り投げて、塩を振るワンスン。

~ギョンミとソロクの家~
同じ頃、こちらは、ビビンパを二人でマゼマゼして食べている。


「ギョンミや。そのバーバリーマンを捕まえるのに、なんかいい方法ない?この間の特殊塗料の時みたいな・・・」
「あんた、強姦魔だって言ったじゃない。リスクをおかせないから、張り込みしかないわ」
「殺人者かもしれないわ。連続殺人」
「そんなに危険なの?バーバリーマンなのに?」
「もし、捕まえなかったら、もっと凶悪な犯罪を犯すかもしれないの」
話してる内容もすごいけど、構わずバクバク食べてるふたり。
「美味しい!」
「よく混ざってる」
「見た目と違ってね」

~ウ警監の自宅~
「見た目とは違いますよ」
「ええ、まぁ」


これは、ウ警監でなくても、言葉少なくなるビジュアルかも。
「アジュマはもっと、喜んだのに」
いちいち、ソロクの名を出されて、ウ警監にどーしろと?
しかも、この見た目は・・・ソロクと食べてるときとは大違い。爆笑爆笑爆笑爆笑

~回想~
「これが おいしいって思うの?これは、おいしいとは言わないわ。す~~~ごく美味しい!最高!!!」《3話(2)》
思い出しただけで、にやけてしまうくらい、嬉しかったってことだけはわかります。


「プロファイラーなら、味の詳細とか説明してみるべきでは?」
「食べられします。人工調味料を除けば、味はそう悪くありません。しかし、見た目も少しは気にしないと。もっと、盛り付け技術を向上させる必要があるようですね」
グサグサグサグサパンチ!もやもやもやもやもやもや
(全部お見通しなわけだ)
目玉焼きをウ警監のお茶碗に放り投げるワンスン。
信愛の情をなげやりにしめされ、

ウ警監「ああ、気まずい」

それでも、一応、リビングに掃除機をかけたり、文句言いながら、お皿を洗ったりするワンスン。

~路地街~
逃げる女性を見失い、うろつく犯人。
パトロール中のイ巡査が発見。追いかけようとするが、路地に隠れて、額から血を流している被害者を発見。

間一髪


イ巡査、犯人は深追いしないけど、結構、最悪の事態は未然に防いでるよね!
うまくいかなかった犯人、クルマに戻ってきて怒り狂う!

~葦の野原~
トイレを我慢できず、芦原で用を足そうとした釣りびとアジョシ。
なんとなく、気配を感じ、後ろを振り返る。
暗闇に慣れた目に、横たわる人の姿が飛び込んできて、腰を抜かす。



通報を受けて、現場に急行する2チーム&鑑識チーム。
「アジュマ、来てたのか?」

現場では特に、ワンスンの側が定位置のソロク。


「女性の遺体だって?向こうか?」

「ヌナ!」
現場の整理をしていた義務警察のなかに、MC Jay と義務警くんの姿が。
MC Jay「捜査になにか必要ですか?」

ソロク「被害者についてなにか聞いたの?」
MC Jay 「書き留めてあります。死亡してから数日間経っています」

メモ帳をソロクに差し出す。

ワンスン「お前が 有名人のMC Jay だな」
MC Jay 「公務中は、サインをお断りしてるんです」
誰も求めてない(笑)

こんな時でなければ、もっと楽しく絡めるのに!
ソロク「ありがとう」
MC Jay 「はい」
ウ警監「あの釣り人が、向こうで、発見した」

踏み分けられた葦原を入っていくワンスンと、あとに続くソロク。
「お疲れ様です」

ソロクにそこで待ってろと身振りで止めるワンスン。


ファンチーム長「彼女は、ここに運ばれてきたに違いない」
近づいて、被害者の様子をみる。
数秒後、ワンスンの顔色が変わる。

すぐに、ソロクのもとに戻り、「来ちゃだめだ」と遮るワンスン。


「どうして?」
「知ってる人間だ」
「誰?」
「ユン・ミジュ・・・」
「私たちが知ってるあのミジュなの?」
頷くワンスン。
ショックで、どうすることもできないソロク。

~ロースクール~

クライアントと電話で話しているチスン。

「ロースクールでの講義で外出中なんです・・ああ、そうなんですね。では、すぐに対応しましょう」
後ろから、学生に声をかけられる。
「教授、お疲れ様でした」
「ああ、また来週な。」
「ちょっとご相談があるんです」
「今時間がないんだ。あ、午後に私の事務所に来ることはできるか?」
「はい、伺います」
チスンの旧友、テジュの従弟です。



~芦の野原~
運び出されるミジュの遺体。
駆けつけて来るシワン。
「入らないで!」
MC Jayや義務警くんに停められるシワン。


「ミジュ!!・・・嘘だろ、死んでないよな? 死ぬわけない、ミジュヤ」

~回想~
「あなたを、イ・ワンシク殺害の容疑で逮捕します」
「え?」
ミジュに手錠をかけるワンスン。

ここからのミジュのダイジェストが泣ける、泣ける。えーん
ノリャン洞での逮捕に始まり、寄宿舎殺人の時も、ソロクやワンスンと縁の深かったミジュ。
3年越しの悲願の警察官試験に受かり、これからという矢先。
ミジュ~~~~えーんえーんえーん
こんなのやりきれない・・・。
「ミジュや、必ず、犯人を捕まえるからね」
ソロクのつぶやきは、みんなのつぶやき。。。

こんな場所に遺棄されていたのか・・・と改めて思った瞬間。


~ハ&ジョン~
チスンのオフィスに、学生が入ってくる。
「よくきたね、さ、かけて」
「お忙しいのに、会社まで来てすみません。教授」
「いや、構わないよ。それで、話というのは?」
「お願いがあるんです」
「何の頼み?」
「ええっと・・・」
「言ってみなさい」
「ちょっと事故にまきこまれてしまって」
「事故?」
「キム室長を紹介して下さい」
突然の申し出に固まるチスン。
「キム室長とは誰かね?」
「テギョン兄さんの友人だそうですね?」


それだけで、どういうことなのか、理解するチスン。
「何が言いたいんだ?」
「テギョン兄さんから、キム室長が何度もあなたを助けたと聞きまして。あなたは、他の誰にもキム室長に会うことを許可しなかったとも。僕も助けが必要なんです、今すぐ。」
「何をしたんだ?」
「たいしたことではありませんよ。アクシデントで、ある人を殺しただけです
「なんだと」
「ええ。ロースクールの卒業を控えているんで、複雑なことにしたくないんです」
平然と言ってのけるウン・ジュソク。

~人気のないビル~
クライアントと電話をしながら、歩みをすすめるチスン。
「これから、重要な人と会わないとならないんです。ですから、今日は、まっすぐ家に帰ってください。ええ、明日お会いしましょう」
屋上にあがるチスン。
「キム室長?」

その声に、いつもと違い、きちんとスーツを着た カン・ボグクが振り返る。
「ハ・チスン代表。これは驚いたな。私とは縁を切ったと思っていましたが、あなたの方から会いたいと言ってくるとは」

怯えているようにすら見えるチスンと、余裕で微笑むキム室長。

★15話に続く★

11話のラストから、ミジュ、ミジュと言い続けてきたので、ああ、やっと見つけてもらえて良かったね、とそんな境地になってます。
でも、ミジュのダイジェスト映像を見てると、そんな一言では済まされないほど、釈放後のミジュは、本当に「未来」そのものだったのに。

ヒヨンがソ・ヒョンス、ボグク社長がキム室長。
このドラマの裏キャストがここにきて、明らかになりました。
どちらの擬態も、今となっては、ワンスンを傷つけることになることは簡単に予想がつきます。

ヒョンスの号泣は、たしかに胸に迫るものがあったけれど、
自分の人生も愛も何もかも捨てたのが、たとえワンスンのためだったとしても、

そうしなければ、生きてこられなかったとしても、

こればかりは、やっぱり、過去を清算する愛でしかないのかも。


お兄ちゃんが、危うすぎて怖い。

案外、こんな風に弱く見せていて、本当に弱くて、それでも、おそらく倒れない何かがあるような気がする。


最後の2回、怪物やら、ラスボスやら、もういやっていうくらい、大暴れです。
ワンスンとソロクの甘めな部分を糧としてみている私のような視聴者には、今回の2人は貴重です。。。

15話