ユーロがここにきて下落傾向にあるのは、前回も書きましたが、PIGSの弱さが目立っているからです

経済的にみて、かなり深刻なダメージがでてきてもおかしくないほど、今のPIGSはユーロ全体の足をひっぱっています

各国などからの融資があっても、はたして改善はされるのかどうかかなり怪しい状況なのは、前回ギリシャが融資を受けてから、まったく改善の兆しがみられないという事をみれば、市場は敏感になりがちです

先日、CNBCでジム・ロジャーズ氏がユーロを保有し、下落してもまったく手放す事は念頭にない。と発言したことは果たして正しい投資判断といえるのかどうか。。。

発言したのは5月初旬。悪いとはいってもそれなりにユーロは上昇トレンドにありました。
それからの2週間は経済的や人的にサプライズがあり、かなり悪化したといえます

それでも、彼はまだ保有し続けるのか?

一番の要因は、原油価格は上がり、銀価格は下落。
そして、ユーロ圏はインフレ抑制政策を掲げているというのが、ロジャーズ氏がユーロを保有し続ける要因です

インフレ抑制政策を掲げていれば、なぜ保有に繋がるのか・・・

一ついえることは、ECBはFRBよりかなり前向きで、迅速な対応をする。ということです

通貨の質を下げるという政策は、決してよい政策ではなく、現に英国は数十年もかけて、通貨の質を下げていますが、では、現在の英国圏の経済状況はどうなんだろう?と不思議に思うぐらいうまくいっておりません。

米国は同じように方向性を失った通貨の質を下げる政策を実施していますが、そろそろ気づくべきであり、また、この政策により経済が好転するとは思えません

最後にロジャーズ氏はこうも言っています

かりに、中央銀行が行動を起こすなら、投資家として私はユーロについてさらに強気になるでしょう

と・・・

私も現在のユーロの値段は適正価格ではないと思います、今後の状況次第ではありますが、下値でのユーロを拾うことを前提にユーロを注視して行きたいと思います
ちょっと雑談ではありますが、株式市場と為替の事で私の思惑どおり?の分析があるので、少し紹介します

インデックス指数で現在120前後で推移している市場ですが、

4月・・・116
5月・・・120
今後・・・・・・どうなるか?

これはどうやってみるの?と質問もありましたが、簡単に言うと、数字が下がれば、為替の円安局面に入り、あがれば円高にという感じです

現在は120近くですが、先週は117でした
為替で言うと、120・・・81円50近辺であり、117・・・82円台です

本当ならもっと細かく説明をと思うのですが、ややこしくなりそうなので、大雑把に書きました。

さて、このインデックス・・・今後もし116をしたまわれば(4月の数字)、105↓へと進行する可能性があり、為替で言うと・・・90円台です

これは、結構大きな局面であり、もし117↓を割り込めば、円安方向へと市場は動くということです
そうなれば、現在の82円台の水準が、84円台となり、85円台の高値を突破して86円台にタッチすれば・・・100円の大台の尻尾を掴むことになります

今回の東北大震災の影響は、阪神大震災の時と重ねてその影響度を見ると、お盆前には大きく動くことになるかもしれません。その時のインデックスはおそらく下落しているかと思うのは、株式市場の影響もあるからです

阪神大震災の時は、株価が大きく下落し、その後上昇。。。そしてその後の下落トレンドになり、今回も似たような現状です

一度大きく下落して、1万円を回復し、そして現在は下落トレンドにあります

市場の注目は東電問題

保障、賠償をどうするのか・・・もし予期しえぬ天災として、免責になれば、株価は安定します。だが免責もなく東電の負担増となれば、5000円は割れる計算になります


そうなれば、商品相場などの下落も有り得る事であり、震災の影響がではじめて、深刻な不景気がはじまります。
簡単に言うと・・・株安、円安であり、株価7000円台、為替ドル円が100円台です
今日の為替、株式市場をみていて、なぜリスク回避の円買いが継続しえるのだろうと・・・疑問がのこります

欧州からはじまった今回の下落相場

ギリシャの国債(年率15%)にして、やっと発行できるという悪化の現状、そして前回欧州各国から資金調達したにもかかわらず、改善がみられない

イタリアの格下げ 週末にS&Pによる格下げがありましたが、もともと経済破綻しかけの上に今回の格下げので打撃・・・

スペインでの選挙 与党の敗北から、今後IMFや欧州各国との再調整が必要?との思惑から派生

ポルトガル・・・経済悪化状況はかわらず、労働力の安い東ヨーロッパへと企業移転などで打撃

欧州は俗に言うPIGSの4カ国が足を引っ張る形となり、ユーロの下落へ・・・

さらに、商品相場の軟調での推移、金や原油の影響もあり、アジア株が下落・・・リスク回避として円買いが起こる

上記に本日の市場の概要を書きましたが、金融に携わってきて、こうも納得できない理由で動くのは久しぶりです
先週までの相場状況を一片して、トレンド変更ラインまで推移するほどのものなのかと。。。

さらに思うには、市場にはこれといったニュースがない?ということ

リスク回避の円買いはアジア株からきてますが、原発問題をかかえている日本に対しての理由付けとしては強引すぎるだろうと・・・

ヘッジファンドが裏で動いているような気がしてなりません

米国圏はおちついたもので、先物価格も少し安定してきましたが、スペキュレーターがなにやらさわぎだしているらしいので、多少の警戒感が否めません

本日のNY市場は・・・戻るでしょう

経験上ですが、トレンドに反して動いた場合は、反発力がすごく、ときとしてストップを巻き込みながら動く可能性すらあります

ロンドンでの新たなサプライズがない限り、静観するのがいいかもしれません

商品相場が戻りだしたら、まずは豪州あたりに注目する予定です
連動率として一番高い国であり、またここ最近の法則からして水曜日あたりに仕掛けどころがくるかもしれません