グリーンスパン前米連邦準備制度理事会(FRB)議長は、米国の景気回復ペースの減速が「リセッション(景気後退)に似かよった」様相を見せており、住宅価格が下落すれば、経済は再び縮小する恐れがあるとの見解を明らかにした。   


同氏は米NBC放送の番組「ミート・ザ・プレス」のインタビューで、「米経済は緩やかな景気回復の一時休止に陥っており、これはリセッションと同じように感じられる」と指摘した。    同氏は「二番底」と呼ばれる新たな米経済の縮小が起こり得るかとの質問に対し、「住宅価格が下落すれば起こり得る。われわれが判断できる限りでは、住宅価格は昨年横ばいとなった」と説明した。グリーンスパン氏は大半のエコノミストが住宅価格の「小幅下落」を予想していると述べた。   


同氏は「住宅価格が安定を維持すれば、最悪の住宅問題は回避されるだろう」としながらも、「現在の価格水準を5-8%下回った場合、極めて多くの住宅ローンで住宅の価値をローン残高が上回る状態となる可能性がある。その場合、住宅差し押さえが急増し、それがまた値下がりにつながり、問題を引き起こすだろう」と分析した。(ブルームバーグより)


金融のマエストロはまだまだ健在って感じです。ただ考えるにアメリカ経済って2番底懸念じゃなくてもう既に2番底に入ってるんじゃないの?いずれにせよまだまだ景気回復は時間がかかる。先週の終値CBOE VIX $23.50で引け、下落か上昇か気迷い相場である。ただ8月はVIXが上昇しやすい、今週はドル円が84円を死守できるかどうかが最大の注目ポイントです。

ロイターの記事より 欧州の銀行ストレステスト(健全性審査)の結果が23日発表され、審査対象となった91行中7行が不合格となったことが明らかになった。 アナリストは5─10行が不合格になると予想していた。また、予想通り大手行はすべてテストを通過し、全体的に無難な結果となった。 不合格行の資本不足は全体で35億ユーロ(45億ドル)となったが、アナリストの間では不足額が300億ユーロを超える恐れがあるとみられており、審査の厳格性に対する疑問が浮上した。 不合格となったのは、スペインの中小銀行5行に加え、ドイツの国営不動産金融ヒポ・レアル・エステート、ギリシャ農業銀行の計7行。 このうちスペインについて、同国中銀は、追加資本が18億ユーロ必要になるとの見方を示した。


この結果を受けてユーロはやや下落したが、まだまだ健全性がヨーロッパの中でアピールされていない状況。ヨーロッパの銀行はこんなもんじゃないでしょう。これから問題続出しそうな感じがしてならない。 これを受けてやや無反応というか、少し下落したのがCBOE VIX $23.47で金曜日は終えた状態で、マーケットの中に安定性が出ている結果になった。やはり$30に行くか$20に行くかしばし注目となりそうである。

ロイターからストレステストの話題。

欧州の銀行に対するストレステスト(健全性審査)で、対象となっている銀行は、2通りの景気悪化シナリオの下で、中核的自己資本比率(Tier1)を6%に維持するために必要な追加資本を試算するよう求められている。ロイターが21日に入手した銀行宛てに送付された文書で明らかになった。 同文書はストレステストの対象となっている91行全てに送付された。それによると、当局は銀行に対し、2通りのシナリオの下での2011年末時点のTier1を試算するよう求めた。シナリオの1つは2年間の景気悪化を想定。もう1つのシナリオは、これに加え「追加的なソブリン・ショック」が発生した場合を想定したものとなっている。 ストレステストは、欧州銀行監督委員会(CEBS)が中心となって実施。結果は23日(日本時間24日午前1時)に公表される。 (ロイターの記事より)


23日まではこのストレステストがマーケットを揺さぶる可能性がありますよね。YESかNOかでユーロ高かユーロ安か。 21日現在のCBOE VIXは約$24程度、これが$30程度に上昇してくると急激な下落相場の開始になるし、また$20程度付近まで下降すると全体的な上昇相場になるでしょうね。