※2018年1月7日の旅の記録です。
ご無沙汰しております。
不要不急の移動がモットーだった筆者ですが流石に旅行はまだ自粛中です。
今の自分が大丈夫でもどこかで見知らぬ人に迷惑をかけてしまうことを考えるとやむを得ないですね。
四国のローカル私鉄、阿佐海岸鉄道阿佐東線が2021年3月にDMVの運行開始のため現在運休中です。
2018年に日和佐を訪れた日に阿佐海岸鉄道にも乗車しており、その記録をブログに残そうと思いました。
阿佐東線とDMV
筆者も最近仕入れた知識ですが一応念のため。
DMVとはデュアル・モード・ビークルの略で、線路と道路の両方を走れる車両です。
マイクロバスを改造したなんともいえない見た目ですがなかなか面白いですね。
鉄道とバスのいいとこ取りみたいなものですが、そのための整備も色々と大変なので万能という訳ではありません。
DMVの話題性も貴重な観光資源になると読んでいるのでしょう、とりあえず阿佐海岸鉄道がその導入第1号として出発することとなりました。
接続しているJR牟岐線の阿波海南~海部間も組み入れて合計10キロでのスタートとなります。
さて、日和佐からさらに牟岐線を進み、終点にして阿佐東線の起点(当時)の海部(かいふ)駅。
当時DMVの導入は決まっていたらしいですが筆者は知りませんでした。
いつものノリで両社の車両の共演を撮影しましたが、この風景はこれっきり見納めとなりました。
手前にある「両端の山が削られて存在意義を失ったトンネル」。
今はJRではなく阿佐海岸鉄道のトンネルですね。
駅前には阿佐東線開業記念碑。1992年なので割と新しい路線です。
それでは阿佐東線甲浦(かんのうら)行きに乗り込みます。
トンネルが多いため遠く新潟の北越急行みたいに車内照明の気合いが凄いです。
終点の甲浦駅。県境を越えて高知県安芸郡東洋町にあります。
車止めは今では撤去され、道路に降りるためのスロープが建設されています。
将来は室戸岬への乗り入れも検討しているそうです。
一駅戻ってこちらは徳島県最南端の宍喰(ししくい)駅。
この当時の阿佐東線は全ての駅が難読駅でしたね。
宍喰駅は旅行センターも設置されている拠点駅です。
駅長はイセエビです。
阿佐東線全線のスタンプもまとめて押せます。
高架なので眺めは抜群。次の列車まで散策します。
愛宕神社というらしいです。
さて、駅に戻ります。
海部まで戻りました。
この後は徳島、そして高松まで延々と列車に乗り、フェリーで関西へ帰りました。
DMV、楽しみにしてます!頑張れ阿佐海岸鉄道!