やっぱり台風25号は週末の日本列島を襲う様相となってきました。今回は列島縦断とまではいかず、日本海を東進する可能性が強いようですが油断はできません。といいつつも、キットPMは今週末の土曜日の夜から長崎に帰省の予定です。天気予報によるとまさしく台風まっただ中へ飛び込む形となるようです。はてさて、どうなるのでしょうか無事たどり着けるといいのですが、結果はまたここでご報告しますね。
それにしても先日の台風では関東方面では大きな停電が発生し、皆さんの生活に随分影響が出たようです。25号が追い打ちをかけないようい祈るばかりです。それにしても、年々激しくなるように思える台風や集中豪雨ですが、これが言われているように温暖化の影響だとすると、今後ますますこの傾向は増していくのではないでしょうか。もしそうであれば様々なインフラの強靭化を進めていく必要がありますが、政策としては真逆の方向に行っているようで、不安が増大するばかりです。困ったものです。
スッカリ秋空です。
■ビジネスアーキテクチャ -9-
●ケイパビリティ・マップ 7 -ケイパビリティのヒート・マップ-
前回はケイパビリティ・マップに各ケイパビリティの状況に合わせた色付けをした、ヒート・マップをご紹介しました。こちらです。どのケイパビリティを何色で塗るのかについては、様々なステークホルダーの意見を基に検討する必要があるのは言うまでもありません。経営的な視点からの検討はレベル1~2のケイパビリティを中心に、経営方針や戦略などとの対比などを考慮し判断する必要があります。また、現場の業務執行視点でみると、下位のケイパビリティに対して実務者が現状を率直に判断することになります。
2つの視点によるヒート・マップ作成ですが、優先されるのは当然経営の視点です。しかし決して階層によって分割されているわけではないので、一連の繋がりとして理解する必要があります。そのため、下位のケイパビリティの色を上位のケイパビリティに反映することで関係性を理解することができます。
例えば、最下位にある複数のケイパビリティのうち1つのケイパビリティが赤色で他のケイパビリティが緑色だった場合、その上位のケイパビリティはすべて赤色で表せれることになります。経営視点で見たときそれほど問題なさそうなものが、実は現場では問題と認識されていたときにその原因を探るのは難しくないはずです。逆に現場にはなんの問題もないと判断されてるものに対して、戦略的な視点で見た時充分なケイパビリティがないと判断されることもあるかもしれません。その場合、現状の体制や能力を大きく変化させる必要があるということが見てとれます。このようにケイパビリティのヒート・マップを分析することで、より組織に必要とされるソリューションが何かを明確にすることができます。
ただし、少し考えるとわかるのですがビジネスはケイパビリティだけで成り立つものではないため、ケイパビリティのヒート・マップだけの分析では不十分なのは言うまでもありません。思い出していただきたいのですが、ビジネスアーキテクチャが考える10個のビジネスの要素(ドメイン)がありました。ケイパビリティはそのうちの一つです。つまりビジネス全体の状況を把握するためには、他の9つのケイパビリティについても分析を行う必要があり、その分析はドメイン相互の関連を明らかにすることで成り立つことになります。
次回はドメイン間の関係性について考えを進めていくことにします。
