故郷の秋祭りを見物するために帰省していたため、前回月曜日の更新日はブログをお休みしてしまいました。おかげ様で秋晴れの3日間、存分にお祭りを満喫することができました。
故郷長崎の秋祭りは「長崎くんち」と呼ばれ、10月の7・8・9日の3日間盛大に執り行われる諏訪神社の大祭です。江戸時代初期の寛永年間に始まっていますから、384年続いていることになります。三体の御祭神を乗せた御神輿が港にある御旅所へ移る「おくだり」と御宮へ帰る「おのぼり」も:見どころですが、なんといっても神様に捧げる奉納踊りが有名です。59ヶ町の踊り町が、7年に一度の出番に町にゆかりの出し物を奉納します。今年は7ヵ町が奉納しました。今年はある方から奉納踊りを見物する桟敷席のチケットを頂いたので、めったにないチャンスとでかけてきました。もしご興味があれば是非来年の10月7・8・9日に長崎に行かれてはいかがでしょうか。
コッコデショ
■ビジネスアーキテクチャ -10-
●ビジネスアーキテクチャのドメイン分析
前回はビジネスアーキテクチャの10個のビジネスドメインの内、ケイパビリティを取り上げ、そのマッピングの概要とマップから情報を取り出すためのテクニックである「ヒート・マッピング」について考えを進めました。ケイパビリティ・マッピングだけでもかなりの作業量となりますが、基本的に適応分野を限定することが必要となりますが、それをどのように見極めるかが重要になりますが、それはまた別の話なので機会を改めてご紹介することにします。
さて当然ですが、ケイパビリティ以外の9つのドメインについても現状を分析し理解するためのマッピング(モデル化)が必要になります。それぞれのドメインにはそれぞれに適したマッピング手法がありますがそれらをここでご紹介するのはボリュームの関係もあり止めておきますが、このような本も出ていますのでご参考にしてください。
ということでここでは各ドメインの意味とそれぞれの関係性について考えていくことにします。理解の助けになるかはわかりませんが、少しでも解りやすくするためにビジネスアーキテクチャの世界を人体で例えてみます。
ビジネスアーキテクチャ全体を統合しコントロールする”頭脳”に当たるのが「ビジネス戦略マップ」となります。「ケイパビリティ・マップ」は人体を形作る基本である”肉体”であり、身体を支えるの”背骨”にあたるのが価値を創生する基礎となる「バリュー・マップ」となります。また「組織マップ」は肉体を動かす仕組みとエネルギーを生み出す”内臓”で、その組織を動かすために必要な「情報マップ」はエネルギーや必要な栄養を肉体に届けるための血管やリンパ腺などの”循環器系”となるでしょうか。ここまでが身体を形作るドメインとなります。
一方、これらの役割を持つ身体が協調し掲げた戦略をどう実現するかを考えるのが「イニシアチブ・マップ」で、その行動の結果生み出すのが「プロダクト・マップ」で表す、製品やサービスとなります。またその行動や製品・サービスが周りに及ぼす影響を考えるのが「ステークホルダー・マップ」で、組織の行動規範を示し”正しいビジネス活動”を形作るのが「ポリシー・マップ」となります。
このように人体に例えるとビジネスアーキテクチャの各ドメインの動きを、多少はイメージし易くなったのではないでしょうか。重複になりますが「戦略」を実現するために各ドメインが協調してそれぞれが働く必要がありますが、その関係性はツリー構成で表すような階層構造ではなく、それぞれが並列」して存在するネットワーク構造となります。したがって各ドメイン間の関係性を考えるこが重要になります。
次回はこの関係性について考えを進めていきます。

